梱包代行サービスおすすめ7選|失敗しない選び方を解説

梱包や発送作業の効率化を目的に、梱包代行サービスの利用を検討している方も多いでしょう。

梱包代行サービスを導入すれば、作業やコストの効率化につながりますが、自社の目的や特性に適したものを選ぶ必要があります。

選び方を誤るとコストだけが膨れ上がり、自社の収益に影響を及ぼす恐れもあります。

今回はおすすめの梱包代行サービス7選と選ぶ際のポイント、料金相場などを解説します。

梱包代行サービスの導入で失敗したくない方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。

梱包代行サービスおすすめ7選

比較しやすいように・取扱商品ジャンル・顧客対応地域を一覧表にしています。

自社の目的や特性に合わせて、最適な梱包代行サービスを選ぶのがポイントです。以上を踏まえて、梱包代行サービスのおすすめ7選は次の通りです。

社名取扱対応地域
株式会社大崎・精密機械
・精密部品
・医療機器
関東地区宮城県・石川県・大阪府
株式会社桜井流通センター・衣料品
・健康食品
・雑貨
・販促物
・DVD(CD)
・雑誌
・書籍
・常温保管可能な商品
東京・埼玉・地域周辺が中心
株式会社ネクストライナー・化粧品
・健康食品(食料品除く)
・アパレル又はその他商品全般ノベルティー
・資材
全国
株式会社 トモダ企画・広告
・POP等の販促媒体医薬部外品〔包装・表示・保管〕
・化粧品〔包装・表示・保管
関東
ポーターズ株式会社・アパレル
・食品
・飲料
・化粧品
・日用雑貨
・ペットフード
・ペット用品木材
・建築資材
・プラスチック原材料 等
全国
有限会社ワーク・食品
・飲料
・資材
・原料
神奈川県厚木市
株式会社三協・物流アウトソーシング
・物流センター運営代行
・受注管理代行
全国

では、1つずつ詳しく見ていきましょう。

株式会社大崎│製造メーカーを中心に物流サービスを提供

「株式会社大崎」は、製造メーカーを中心に物流サービスを提供しつつ、物流アウトソーシングやIT関連の支援にも取り組んでいる企業です。

主に精密機械・精密部品・医療機器の取り扱いに特化しており、関東地区を中心に、宮城県、石川県、大阪府でも対応できます。

また入出庫や保管のみではなく、流通加工や検査業務、梱包資材の提案等も実施。

さらに在庫や入出庫管理には「倉庫管理システム(WMS)」を活用し、在庫精度の向上に努めています。

株式会社大崎|物流倉庫をご検討なら一括お問い合わせ!

株式会社桜井流通センター|65年に及ぶ多種多用の商品取り扱い実績

「株式会社桜井流通センター」は、多種多用の商品を取り扱ったノウハウをもとに、顧客の要望に沿った提案をする企業です。

商品管理・発送業務代行(宅配発送)・梱包作業・アセンブリ・シュリンク作業・DM便発送といった業務を実施。それぞれの業務には、専属担当が付いて対応してくれます。

また、出荷後の配達状況が気になる場合は、付帯サービスを追加すればスピーディに配達状況の調査が可能です。

株式会社桜井流通センター|物流倉庫をご検討なら一括お問い合わせ!

株式会社ネクストライナー|顧客に寄り添ったベストなプランを提供

「株式会社ネクストライナー」は、大手から中小企業まで100社以上の発送業務の実績がある企業です。

スタートアップの企業でも利用しやすいのが特徴で、初期費用やシステム代を含めた月額管理費用20,000円から委託できます。

また、大手業者では対応できない依頼についても、臨機応変かつスピーディに対応。顧客に寄り添った最適なプランを提案しています。

株式会社ネクストライナー|物流倉庫をご検討なら一括お問い合わせ!

株式会社 トモダ企画|梱包・発送・在庫管理・広告POP作成までを総合支援

「株式会社 トモダ企画」は、物流加工をメインに製品保管サービス・キャンペーンサポート・コンタクトセンターサービスなど幅広い業務に対応している企業です。

入荷から出荷までの流れをシステムで一元管理し、在庫数のズレや誤出荷を防止。商品の特性やSKU数に応じ、最適な保管方法やロケーション、出荷方法を提案しています。

また案件の期間も、短納期のスポット案件から通年の在庫発送まで、幅広く対応可能です。

株式会社 トモダ企画|物流倉庫をご検討なら一括お問い合わせ!

ポーターズ株式会社|大阪を中心に250~3500坪の倉庫を9拠点運営

「ポーターズ株式会社」は、大阪府を中心に最大3500坪の倉庫を所有する企業です。

商品の保管はもちろんシール貼り・商品入替え・ピッキング梱包などの加工業務にいたるまで、さまざまな業務に対応。

また、小規模倉庫から大規模倉庫まで運営しており、小ロットや大ロットの入庫・保管・出庫業務も、顧客の要望に合わせて柔軟に対応しています。

ポーターズ株式会社|物流倉庫をご検討なら一括お問い合わせ!

有限会社ワーク|倉庫保管から輸送までノンストップで業務支援

「有限会社ワーク」は、神奈川県の厚木市に倉庫を構える物流企業です。

車輛台数45台、小型車両22台を所有しており、倉庫保管から輸送までノンストップで業務対応、発送まで可能です。

また倉庫運営も兼ねており、顧客の要望に合わせて1200坪(地上4階建)を坪貸し。100坪から600坪まで自由に選択できるのも魅力です。

有限会社ワーク|物流倉庫をご検討なら一括お問い合わせ!

株式会社三協|誤出荷ゼロ体制でコスト・ストレス・テマを減らす

「株式会社三協」は、独自の誤出荷ゼロ体制を構築し、物流業務におけるコスト・ストレス・テマの削減を目指す企業です。

ストレージプランナーと呼ばれる職制を採用し、図面を引くところから業務の稼働にいたるまで、1人の担当者が全てを統括します。

EC物流、DtoC(D2C)物流のアウトソーシングにも対応し、徹底した管理体制により誤出荷ゼロを実現。顧客の収益アップに貢献してくれます。

株式会社三協|物流倉庫をご検討なら一括お問い合わせ!

梱包代行サービスを選ぶ際のポイント

梱包代行サービスを選ぶ際のポイントは、次の5つです。

  • 業者に求める条件やサービスを明確にする
  • 業者の得意分野を把握する
  • 梱包方法や保証内容を確認する
  • サポート体制の充実度を確認する
  • 料金体系は透明性を重視する

これらのポイントを意識して梱包代行サービスを選べば、導入後のミスマッチを防ぎやすくなります。

では、1つずつ詳しく解説します。

1.業者に求める条件やサービスを明確にする

梱包代行サービスを比較する上で最初にすることは、求める条件やサービスの明確化です。

  • 予算
  • 配送日数
  • 在庫数量
  • 資材準備の有無
  • 梱包の具体的な作業範囲 など

上記のように明確化することで、候補となる業者が絞れます。

2.業者の得意分野を把握する

梱包代行サービス業者には、ジャンル毎に得意分野が存在します。

精密機器・医療機器・化粧品・健康食品など、依頼したい商品ジャンルに対して、なるべく取扱実績が豊富な業者を選ぶのがポイントです。

3.梱包方法や保証内容を確認する

梱包方法や保証内容は必ず確認しましょう。商品を梱包し発送する際には、損傷や紛失などのリスクが伴います。

そのため、商品の梱包方法や保証内容などは、リスク防止の観点からも目を通しておくべき項目です。

業者が提供する保証内容など、細かい点にも目を向けて検討しましょう。

4.サポート体制の充実度を確認する

万が一、トラブルが発生した際のサポート体制も重要です。

電話やメールでの対応の他、24時間365日の対応などサポート時間についても確認しておきます。

サポート体制が充実している業者を選べば、損害を最小限に抑えられる可能性があります。

5.料金体系は透明性を重視する

梱包代行サービス業者が設定している料金体系も、細かくチェックしておきましょう。

追加料金が発生する場合や、内訳が不透明な場合は要注意です。細かい部分で追加費用が発生し、想定していた予算を上回る可能性があります。

次項で梱包・発送代行の料金相場を解説します。料金相場を見て、適切な予算で依頼できる業者を探しましょう。

梱包・発送代行の料金相場

梱包代行や発送代行の料金相場について、下記の料金相場を紹介します。

  • 商品の入庫と保管料
  • ピッキングと検品
  • 梱包料と配送料
  • システム利用料とオプション料金

では、1つずつ料金の相場を見ていきましょう。

商品の入庫と保管料の相場

商品の入庫と保管料の料金相場は、以下の通りです。

入庫保管
ケース単位:1ケースあたり30〜100円
ピース単位:1ピースあたり10〜30円
首都圏:5,000円〜10,000円
関西都市圏:5,000円〜
※保管場所と作業スペースの他、保管場所の地価も影響

また上記2つは、常温可能な商品の相場です。冷蔵や冷凍などが必要な場合は、追加料金が発生します。

ピッキングと検品の相場

ピッキングと検品の料金相場は、以下の通りです。

ピッキング検品
商品1点につき5〜20円商品1点につき10円〜100円

また、精密機械などの作動チェックを伴う場合は追加料金がかかることもあります。

梱包料と配送料の相場

梱包料と配送料の料金相場は、以下の通りです。

梱包配送
1箱あたり50円〜300円
※ラッピングやのし、チラシの同梱などは追加料金の対象
関東〜関西エリア:500円〜700円
沖縄・北海道・離島エリア:1,000円以上

ちなみに配送料については一律ではないため、梱包サービス業者によって相場より上下することもあります。

関連記事:送料が一番安い発送方法は?運送会社の料金を比較!小さな荷物におすすめの送り方も紹介

システム利用料とオプションの相場

システム料とオプション料金の相場は、以下の通りです。

システム利用オプション利用
数万円ほど
※出荷数が多い場合は、10万円以上の高額になることも
梱包時のラッピングやEMS(国際便)の利用など、通常作業とは別に発生する作業にオプション料金がかかる。
※オプション内容により相場が異なる

また、倉庫管理システムは基本料金に、オプション料金に梱包料を含めている業者もあります。

まとめ:梱包代行サービスを活用して効率化を図ろう

梱包代行サービスを導入すれば、作業やコストの効率化を図れます。

ただし、効率化につなげるためには、自社の特性や商品ジャンルに合った業者を選ぶ必要があります。

また、梱包代行サービスを選ぶ際は、導入目的を明確にした上で、サポート体制や保証内容の確認などが重要です。

加えて、梱包料や配送料といった料金相場も把握しておくことで、自社の予算に合った最適な梱包代行サービスを導入できます。

本記事の内容を参考に、ぜひ梱包代行サービスの活用をご検討ください。