法人携帯の導入で通信コストを削減したいと考える企業は多いのではないでしょうか。
現在は、業務内容や使用状況に応じた多彩なプランを用意する携帯会社が増えています。
本記事では、料金や特徴を比較しながら、法人向けにおすすめの携帯会社を厳選してご紹介。コストと業務効率の両立を目指したいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
法人携帯に対応しているおすすめ携帯会社8選
法人携帯は、業務に適した料金プランやサポート体制が整っている会社を選ぶことが重要です。
ここでは、料金・機能・サービス面で法人利用に強みを持つ携帯会社を厳選しました。
会社名 | 料金 | 特徴 |
NTTドコモ | ケータイプラン 1,320円〜(割引適用時)など | 通話・データが柔軟に選べる。法人向け特典あり |
ソフトバンク | メリハリ無制限+ 月額6,750円~(税抜)など | 容量選択が柔軟で通話無制限も可能。端末管理も簡単。 |
au | スマホスタートプランライト 1,265円~(初年度特価)など | 料金や通話が柔軟。管理・支援サービスも充実。 |
楽天モバイル | ・音声+データプラン無制限 2,780円(税抜) ・データ専用プラン 980円(3GB)〜 | ニーズに応じた2種のプラン。快適な通信&テザリングも無制限。 |
UQモバイル | ・コミコミプラン+ 2,980円(税抜) ・トクトクプラン 990円(税抜)~ ・ミニミニプラン 980円(税抜)~ | データ繰り越し可能。au回線で安定通信、通話も充実。 |
Y!mobile | ・シンプル2S 1,280円 ・シンプル2M 2,780円 ・シンプル2L 3,780円 ※割引適用時の料金 | 安定通信と繰り越し対応。複数契約で割引、通話オプションも充実。 |
mineo | ・シングルタイプ 700円~ ・デュアルタイプ 1,310円~ | 3キャリア回線に対応。容量繰り越しや管理機能も充実。 |
BIGLOBEモバイル | ・データSIM 200円~ ・音声通話SIM 700円~ | 多彩な料金プランと法人専用サポートで柔軟に対応可能。 |
プランや特徴を詳しく見ていきましょう。
NTTドコモ

プラン名 | irumo、ケータイプランなど |
料金 | ・irumo 550円〜(0.5GB) ・ケータイプラン 1,320円〜(割引適用時) |
データ容量 | ・irumo 0.5GB / 3GB / 6GB / 9GB ・ケータイプラン 100MB |
通話オプション | ・5分無料 880円 ・かけ放題 1,980円 |
特徴 | ・社内通話割引やグループ割引など法人向け特典が豊富 ・通話・データの柔軟な選択肢 ・小〜中容量対応 ・ 定額プランでコスト管理しやすい |
NTTドコモの法人向けプランは、通話に特化した「ケータイプラン」のほか、データ通信にも対応できる「irumo」や利用量に応じて料金が変動する柔軟な「eximo」など、選択肢が豊富です。
社内通話の無料化やグループ割引など、法人向けの割引制度も整っており、予算や業務スタイルに応じて最適なプランを選べます。
通信コストを無駄なく管理したい企業におすすめです。
ソフトバンク

ソフトバンクの法人携帯は、業務スタイルに応じて選べる多彩なプランが魅力です。
データ無制限の「メリハリ無制限+」から、使用量に応じた「ミニフィットプラン+」、通話中心の「ケータイ100MBプラン」まで幅広く対応。
加えて、24時間いつでも国内通話が無料になる定額オプションも用意されており、通話が多い企業にも安心です。端末レンタルや365日対応のサポートも充実しており、導入後の管理負担も軽減できます。
au

auの法人携帯は、通信量や利用シーンに応じて選べる柔軟なプラン設計が特徴です。
データ使い放題の「使い放題MAX+」や段階制の「スマホミニプラン+」、乗り換え時にお得な「スマホスタートプランライト」など多彩な選択肢を用意。
通話かけ放題や端末管理支援、レンタル端末などのサービスも充実しており、業務効率の向上とコスト削減を同時に実現できます。
楽天モバイル

楽天モバイルの法人プランは、音声+データプランとデータ専用プランの2種類から選択可能です。
音声+データプランでは、Rakuten Link Officeを使えば国内外の通話が無料に。さらに、データ無制限プランを選べば、テザリングも使い放題で、外出先の業務にも最適です。
一方、タブレットやIoT機器向けには、必要な容量だけ選べるデータ専用プランが用意されています。用途に合わせた無駄のない運用が可能です。
UQモバイル

プラン名 | ・コミコミプラン+ ・トクトクプラン ・ミニミニプラン |
料金 | ・コミコミプラン+ 2,980円(税抜) ・トクトクプラン 990円(税抜)~ ・ミニミニプラン 980円(税抜)~ ※トクトクプラン・ミニミニプランの料金は割引適用時の場合 |
データ容量 | ・コミコミプラン+ 33GB ・トクトクプラン 1GB / 15GB ・ミニミニプラン 4GB |
通話オプション | ・通話放題 1,980円 ・通話放題ライト 880円 ・通話パック60 660円 |
特徴 | ・余ったデータを翌月に繰り越し可能 ・通信は安定のau回線を利用 ・通話オプションが豊富 |
UQモバイルの法人向けプランは、安定したau回線とデータ繰り越し機能が魅力。「コミコミプラン+」「トクトクプラン」「ミニミニプラン」から業務に合った容量が選べます。
契約解除料が不要で、導入・切り替えのハードルが低いのも特徴です。
通話オプションも3種類から選択でき、通話量に応じて柔軟にコストをコントロールできます。
Y!mobile

プラン名 | ・シンプル2S ・シンプル2M ・シンプル2L |
料金 | ・シンプル2S 1,280円 ・シンプル2M 2,780円 ・シンプル2L 3,780円 ※割引適用時の料金 |
データ容量 | ・シンプル2S 4GB ・シンプル2M 30GB ・シンプル2L 35GB |
通話オプション | ・だれとでも定額+ 800円 ※シンプル2Lは無料 ・スーパーだれとでも定額+ 1,800円 ※シンプル2Lは1,000円 |
特徴 | ・ソフトバンクと同等の通信インフラで安定した速度 ・余ったデータ容量は翌月に自動繰り越し ・2回線以上の法人契約で870円割引が適用 ・10分通話無料・完全かけ放題の通話オプション |
Y!mobileは、ソフトバンクと同等の通信インフラを使用しており、格安ながら安定した通信速度が魅力です。
法人契約で2回線以上なら月額870円の割引が適用され、コスト面でも優秀。余ったデータ容量は翌月に繰り越せるため無駄なく活用できます。
通話オプションは10分以内無料や完全かけ放題などが選べ、業務スタイルに応じた柔軟な設定が可能です。
mineo

mineoは、ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリア回線に対応している柔軟性が魅力の法人向け格安スマホです。
データ通信のみの「シングルタイプ」と通話付きの「デュアルタイプ」から選べ、必要に応じて容量変更できます。余ったデータは翌月に繰り越せるうえ、社内でシェアも可能。
さらに、専用ページで社員ごとの利用状況が確認できるほか、SIMカードの緊急停止や速度制限などの管理機能も充実しています。
BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルは、料金の安さと手厚い法人サポートが魅力の格安SIMサービスです。
音声通話SIM・データSIMともに0〜30GBまで細かく容量を選べ、業務内容に応じた無駄のない契約が可能。
請求書払いにも対応しており、法人業務に適した柔軟な支払い方法を選べます。
さらに、法人専用窓口によるサポート体制が整っており、導入前後の不安にも丁寧に対応してくれる点も魅力です。
法人携帯を選ぶときの比較ポイント
法人携帯を選ぶ際は、料金だけでなく、業務に合った機能やサポート内容にも注目が必要です。ここでは、比較時にチェックすべき4つのポイントを紹介します。
- 業務に必要な機能をチェックする
- 通話の長さに合うプランを選ぶ
- データ通信量にも注目する
- サポート体制と補償内容を確認する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
業務に必要な機能をチェックする
法人携帯を選ぶ際は、業務に必要な機能が備わっているかを見極めることが重要です。
単純に通話やメールが使えればよいというわけではなく、自社の業務内容をふまえて必要な機能が利用できるかを事前に確認しましょう。適切な機能を備えたプランを選べば、業務の生産性向上にもつながります。
通話の長さに合うプランを選ぶ
法人携帯には、5分・10分以内の通話が定額で使えるものから、完全かけ放題までさまざまなプランがあります。安さだけで短時間向けのプランを選ぶと、通話時間の超過でかえってコストがかさむ場合も。
利用する社員の業務内容や通話頻度を把握し、無理のないプランを選ぶことが、結果として費用対効果を高めるポイントです。
データ通信量にも注目する
法人携帯を通話だけでなく業務ツールとして幅広く活用するなら、データ容量の確認は必須です。
地図アプリやチャット、クラウドサービスを多用する企業では、通信量に余裕のあるプランが適しています。
月ごとの使用量を想定し、無制限プランや繰り越し対応、社員間でシェアできるプランなどから、無駄なく使えるものを選びましょう。
サポート体制と補償内容を確認する
法人携帯は、業務中のトラブルに迅速に対応できるサポート体制が整っているかが重要です。万が一の故障や紛失時に備えた補償サービスの有無や、問い合わせ窓口の対応スピードも確認しましょう。
電話・チャット・訪問サポートなど、連絡手段が充実しているキャリアを選ぶことで、不測の事態にも安心して対応できます。
法人携帯の料金を抑えるためのコツ
法人携帯の料金を無理なく抑えたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、費用をかけずに法人携帯を導入・運用するための工夫を紹介します。
- プランを比較する
- 代理店の活用で選択肢を広げる
- 業務に合う端末を安く導入する
ひとつずつ解説していきます。
プランを比較する
法人携帯の導入時には、複数の通信会社から見積もりを取り、条件を比較することがコスト削減につながります。
各社で月額料金やデータ容量、通話オプション、サポート体制に違いがあるため、情報を整理して、自社に合ったプランを検討することが重要です。
比較する際は、料金だけでなく、オプションの充実度や契約期間の条件なども含めて総合的に判断しましょう。
代理店の活用で選択肢を広げる
法人携帯を導入する際は、キャリアの直営店だけでなく、代理店を経由する選択肢もあります。代理店では、Web上に公開されていない法人向けの特別価格や割引が適用されることも多く、条件によってはコストを抑えられる可能性があります。
ただし、すべての代理店が同じ水準のサービスを提供しているとは限りません。信頼性を確認したうえで選ぶことが大切です。
業務に合う端末を安く導入する
業務用スマホやタブレットの導入コストを抑えるには、必要な機能に絞った端末を選ぶのも有効です。たとえば、通話やメール中心の業務には高性能な最新機種でなくても十分対応できます。
機能と価格のバランスを見極めて、コストを抑えながら業務に最適な端末を導入しましょう。
法人携帯を導入する際のおすすめ代理店
株式会社ソルブマネージメント
株式会社ソルブマネージメントは、全国展開している法人携帯の代理店です。中小企業~自治体など豊富な実績取引があります。また1台から契約も可能です。
法人携帯以外にもネットワーク回線やオフィス機器などの取り扱いも行っているため、対応領域の広さが魅力です。
まとめ:コストを抑えつつ業務に合う法人携帯を見極めよう
ここまで、法人利用におすすめの携帯会社と選び方のポイントを紹介しました。料金や通信品質、サポート体制はもちろん、業務に合った端末やプランを選ぶことが重要です。
携帯会社ごとの特徴を比較しながら、自社に最適な1社を見極めて導入しましょう。