UQモバイル法人契約のメリット・デメリット!プランや手順を解説

「法人向けのスマホにUQモバイルを検討しているけど、サービスや費用はどうなの?」とお考えではないでしょうか。

格安SIMは料金を抑えられる点が魅力です。

しかし、通話やインターネットなどが問題なく利用できるか気になりますよね。

そこで今回は、UQモバイル法人契約の料金プランや契約手順について解説します。

法人用スマホの導入にUQモバイルを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

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UQモバイルは法人契約が可能!

UQモバイルは、法人契約が可能です。

個人を対象とした契約のみではなく、法人向けにプランが用意されています。

auのサブブランドのため、品質の高い通信回線を低価格で利用できるのが魅力です。

UQモバイル法人契約と個人契約の違い

法人契約では 契約窓口・必要書類・端末ラインアップ・支払い方法 の4点が個人契約と異なります。まず申込みは電話か店頭のみで、法人印と登記簿謄本などの確認書類が必須です。購入できる端末はiPhone SE(第3世代)やGalaxy A23 5Gなど4機種に限られ、個人向けで選べる豊富なモデルは対象外となります。

また、支払い方法はクレジットカード・口座振替・払込取扱票の3種に限定されますが、法人でもauかんたん決済が利用できるためアプリ代金などを通信費にまとめられるメリットがあります。これらの違いを理解したうえで、自社の運用ポリシーに合った契約形態を選ぶことが重要です。​

UQモバイルの料金プラン

UQモバイルの料金プランは「くりこしプラン+5G」一つだけのシンプルな料金体系です。

次に料金プランの詳細を解説します。

くりこしプラン+5G

UQモバイルの料金プランは、個人契約と同様「くりこしプラン+5G」が用意されています。

余ったデータは翌月に繰り越せるので、データ量をやりくりしやすいのが特徴。

使用量に応じて、S・M・Lのプランを選べます。

プラン月額(税込)データ容量
くりこしプランS+5S1,628円 3GB
くりこしプランM+5S2,728円15GB
くりこしプランL+5S3,828円25GB

ミニミニ/トクトク/コミコミプランの特徴と選び方

2024年に追加された 「ミニミニ」「トクトク」「コミコミ」 の3プランは、データ利用量と音声ニーズに合わせて選べるのが特長です。ミニミニ(4 GB)なら月2,365円、トクトク(15 GB)は使わなかった月でも上限2,178円※、コミコミ(30 GB+10分通話定額付き)は一律3,278円で、どのプランでも4G/5G共通料金で利用できます。既存の「くりこしプラン+5G」はデータ繰り越しが魅力ですが、音声込み・大容量を求める企業はコミコミ、従量的に抑えたい企業はトクトク/ミニミニを選ぶとコスト最適化が図れます。​

※割引適用時。

UQモバイルで選べる3つの通話オプション

UQモバイルでは3つの通話オプションが用意されています。

オプション月額(税込)内容
通話放題1,980円国内通話24時間かけ放題
通話放題ライト880円10分間の電話をかけ放題
通話放題パック550円合計60分以内までかけ放題
国内通話量 22円/30秒
  • 通話放題
  • 通話放題ライト
  • 通話パック

次に、それぞれの通話オプションについて見ていきます。

オプション1.通話放題

UQモバイルの通話放題は、1,980円で国内通話が24時間かけ放題になるオプションです。

たくさん通話する人や、一度の通話時間が長い人は通話料を抑えられます。

UQモバイルの国内通話料は22円/30秒。

1時間通話するだけで、2,640円かかります。

30分以上の通話を月に3回以上する場合は、通話放題のオプションを選ぶとお得です。

関連記事:法人携帯のかけ放題プランはお得?内容やおすすめキャリア徹底解説

オプション2.通話放題ライト

通話放題ライトは、月額880円で10分までなら何度でもかけ放題になるオプションです。

10分未満の短い通話を頻繁に行うなら、通話放題ライトがお得。

ただし通話時間が10分を超えると、22円/30秒の通話料がかかるため、注意しましょう。

オプション3.通話パック

通話パックは、月額550円で60分まで通話できるオプションです。

合計で60分以内であれば、何度でも通話できます。

なお、通話パックのオプションも、60分を超えると22円/30秒の通話料が発生します。

普段通話はほとんどしない、20分以内の通話を2〜3回かけるという場合は通話パックを検討しましょう。

法人通話放題おトクキャンペーンの概要と適用条件

現在実施中の 「法人通話放題おトクキャンペーン」 では、トクトク/ミニミニプランに「通話放題」オプションを追加すると、月額1,980円の通話定額料が12 か月間毎月187円割引されます。受付は2023年11月1日から継続中で、店頭・Webどちらでも申込み可能です。国内通話が多い営業部門やコールセンター用途で、実質1年分の通話コストを約2,200円削減できるため、初年度導入費のハードルを下げられます

法人通話放題おトクキャンペーンの概要と適用条件

現在実施中の 「法人通話放題おトクキャンペーン」 では、トクトク/ミニミニプランに「通話放題」オプションを追加すると、月額1,980円の通話定額料が12 か月間毎月187円割引されます。受付は2023年11月1日から継続中で、店頭・Webどちらでも申込み可能です。国内通話が多い営業部門やコールセンター用途で、実質1年分の通話コストを約2,200円削減できるため、初年度導入費のハードルを下げられます

通信コストをさらに抑える端末調達・レンタル活用術

通信費だけでなく端末コストを見直すことで、年間トータルのモバイル関連費用を大幅に削減できます。伊藤忠グループのBelong Oneが提供する中古スマホ・タブレットのレンタルサービスを活用すれば、25項目以上の検査をクリアした高品質端末を低価格・短納期で導入可能です。既存端末の買取やリプレイス時の下取りと組み合わせることで、キャッシュアウトを抑えた運用が実現できます。導入前にキッティング代行を併用すれば、情報システム部門の負荷も最小限に抑えられるため、多拠点展開や短期プロジェクトにも適しています。​

UQモバイルで法人契約する4つのメリット

UQモバイルで法人契約すると、以下4つのメリットが受けられます。

  1. au回線が使えて格安SIMの中でも通信速度が早い
  2. 節約モードが使える
  3. わかりやすい料金プランで安く利用できる
  4. 端末補償サービスが受けられる

ここからは、UQモバイルで法人契約するメリットを紹介します。

1.au回線が使えて格安SIMの中でも通信速度が早い

UQモバイルはauの回線を使用しており、格安SIMの中でも安定した通信速度で利用できます。

みんなのネット回線速度」の調査によると、2023年2月時点のUQモバイルの通信速度は下り60〜110Mbps、上り12〜17Mbps程度と、快適に使える通信速度になっています。

格安SIMの契約を検討する際は通信速度が気になる点ですが、UQモバイルであれば大きな心配はいらないでしょう。

2.節約モードが使える

UQモバイルは、節約モードが使えます。

高速モードと節約モードの切り替えによって、データ量を節約できます。

節約モードに切り替えておけば、データは消費されません。

ただし、通信速度は低下するため、高画質の動画ストリーミング再生やビデオ通話などは難しいでしょう。

節約モード時の通信速度は以下の通りです。

プラン制限時の速度できること
くりこしプランS最大300kbpsLINEやメール、テキスト中心のWebサイト閲覧など
くりこしプランM,L最大1Mbps音楽や動画(低画質)のストリーミング再生、画像の少ないページの閲覧など

3.わかりやすい料金プランで安く利用できる

UQモバイルは、料金プランと通話オプションがそれぞれ3つとわかりやすく、低価格でお得に利用できます。

データ使用量や通話量に合わせて、自分に合ったプランを選びやすい点が魅力です。

さらに大手キャリアに比べて低価格で導入できることや、auのサブブランドでサービス品質がよいことから、コストパフォーマンスに優れています。

したがってUQモバイルは費用を抑えつつ、高品質な通信サービスを利用したい方におすすめです。

4.端末補償サービスが受けられる

UQモバイルでは、月額418円で端末補償サービスが受けられます。

故障時の端末交換サービス、修理サービス、盗難・紛失時の補償サービスなど手厚いのが魅力です。

故障の種類内容料金(税込)
自然故障(1年目)端末交換・預かり修理サービス無償
水濡れ・全損・部分破損自然故障(2年目以降)交換サービス※11回目・・・5,500円
2回目・・・8,800円
8,800円/(税込)2回目(年2回まで)
水濡れ・全損・部分破損自然故障(2年目以降)預かり修理上限5,500円
盗難紛失した際の補填紛失・盗難11,000円※2
※1:年2回まで
※2:UQMobile端末代金から補填

5.副回線サービス・増量オプションIIで業務を止めない通信環境を実現

UQモバイルは 「副回線サービス」(月220円)を使うと災害時や混雑時に自動的に他社回線へ切替えられるほか、「増量オプション II」(月550円)を付ければ月3 GB〜5 GB分を自動追加できます。テレワークや屋外業務での通信断リスクを避けつつ、使い過ぎによる速度制限も軽減できるため、BCP対策と従業員の生産性向上を同時に叶えます。​

ミニミニ/トクトク/コミコミプランの特徴と選び方

2024年に追加された 「ミニミニ」「トクトク」「コミコミ」 の3プランは、データ利用量と音声ニーズに合わせて選べるのが特長です。ミニミニ(4 GB)なら月2,365円、トクトク(15 GB)は使わなかった月でも上限2,178円※、コミコミ(30 GB+10分通話定額付き)は一律3,278円で、どのプランでも4G/5G共通料金で利用できます。既存の「くりこしプラン+5G」はデータ繰り越しが魅力ですが、音声込み・大容量を求める企業はコミコミ、従量的に抑えたい企業はトクトク/ミニミニを選ぶとコスト最適化が図れます。​
※割引適用時。

UQモバイルで法人契約するデメリット

UQモバイルで法人契約するデメリットは、データ使い放題のプランが用意されていない点です。

最大使えるプランでも25GBなので、それ以上使う場合はデータを別途購入しなければなりません。

今のプランよりももう少しデータ量を増やしたい人には月額550円で利用できる「増量オプションⅡ」がおすすめです。

プラン増量オプション適用時合計データ容量
くりこしプランS+5G+2GB5GB
くりこしプランM+5G+5GB20GB
くりこしプランL+5G+5GB30GB

UQモバイルで契約する手順とポイント

ここからは、UQモバイルで契約する手順とポイントについて紹介します。

手順とポイントは以下3つ。

  • 申し込みに必要なものを準備する
  • 法人専用窓口または店頭で申し込み手続きを行う
  • 支払い方法は3種類

法人用携帯をスムーズに導入できるようポイントを整理しておきましょう。

申し込みに必要なものを準備する

UQモバイルで法人契約の申し込みをするために必要なものは以下のとおりです。

  • 法人印
  • 口座振替の場合は金融機関届出印
  • 法人確認書類
  • 担当者の確認書類

法人印に加えて下記の書類が必要になるので、準備しておきましょう。

確認書類
(いずれか1点)
・登記簿謄本現在(履歴)
・事項証明書印鑑証明書
担当者の在籍確認書類・社員証(コピー)
・名刺
担当者の確認書類・運転免許証パスポート(日本国旅券)
・マイナンバーカード(個人番号カード)
・身体障がい者手帳または療育手帳または障がい者福祉手帳特別
・永住者証明書在留カード+外国発行パスポート
・健康保険証+補助書類
補助書類
(※担当者の確認書類として健康保険証を呈示する場合)
・公共料金領収証(現住所が記載された3カ月以内のもの)
・住民票

届出避難場所証明書
・行政機関発行の領収証
(※発行日より3カ月以内で現住所・氏名が記載されているもの)

法人専用窓口/Webフォームの活用で申し込みを時短

申し込みは 法人専用窓口(0120-914-023) へ電話し、メールで届く申込書を記入・返送する方法が最速です。登記簿謄本(3 か月以内)、法人印、ご担当者さまの名刺などを準備すれば、書類受領から約1週間で端末発送が完了します。Webフォーム経由の場合も同様のフローで、全国どこからでも非対面で手続き可能です。来店が難しい多拠点企業でもスムーズに導入できるため、まずは窓口に相談してみると安心です。​

法人専用窓口または店頭で申し込み手続きを行う

必要書類の準備ができたら、下記の法人専用窓口(電話)または店頭で申し込み手続きを行います。

法人専用窓口0120-929-975

電話の場合は、 送付されてきた申込書に記入、法人印の捺印後に必要書類を同封して郵送する手順になります。

近くにUQモバイルの店舗がある場合は、店頭での申し込みがおすすめです。

店頭の場合は郵送のやり取りをせず、間違いがあればその場で確認できるため、スムーズに手続きできます。

支払い方法は3種類

支払い方法は、以下の3種類から選べます。

  • クレジットカード払い
  • 口座振替
  • 振込取扱票

また、法人契約でもアプリやショッピングサイトで「auかんたん決済」の利用が可能です。

auかんたん決済を使えば、サブスクサービスやネットショッピングにかかる料金をUQモバイルの支払いにまとめられます。

オンライン料金シミュレーションで月額コストを可視化する方法

公式サイトの 料金シミュレーションツール なら、希望プランと端末の組み合わせを選ぶだけで、割引適用後の月額と初期費用を最短1分で確認できます。複数候補を比較・保存できるため、稟議や上長承認に必要な資料作成が短時間で完了します。導入前に台数別の総コストを把握しておくことで、年度予算への影響を明確に説明できる点がメリットです。​​

海外利用・名義変更など契約上の注意点

UQモバイルの法人プランは海外でのデータ通信に非対応です。国際ローミング対応端末であっても利用できるのは音声通話とSMSのみのため、海外出張時はモバイルWi-Fiレンタルなどを併用する必要があります。また、個人名義から法人名義への変更や第三者への名義譲渡はできません。番号を引き継ぎたい場合は一度解約し、あらためて法人名義で新規契約するか、転出元で名義変更を済ませたうえでMNP手続きを行う必要があります。契約後の運用負荷を避けるためにも、海外利用の有無や名義管理の方針を事前に整理しておくと安心です。​

他社プランと比較して分かるUQモバイルの強み・弱み

UQモバイルはau品質の回線を格安料金で使える速度面の強みがあり、月20 GB+10分かけ放題が付くコミコミプランはビジネス用途でも十分な容量と音声機能を兼ね備えています。一方で、使い放題プランや海外データ通信、Web完結の法人窓口は提供していないため、無制限データやオンライン手続きを重視する企業はLINEMOやpovo、ahamo など大手サブブランドを含めた比較検討が必要です。料金・容量・サポートチャネルを横並びで比較し、自社にとって譲れない要件を洗い出すことで最適なキャリア選択ができます。​

UQモバイルで使える法人向けスマホ機種は?

UQモバイルで使える法人向けスマホは以下の2機種です。

  • iPhoneSE(第3世代)
  • Galaxy A23 5G

それぞれの特徴を紹介します。

iPhoneSE(第3世代)【安定のパフォーマンス】

機能性を重視するならiPhoneSE(第3世代)がおすすめです。

ホームボタンのあるモデルで操作性がよく、4.7 インチの小ぶりサイズで扱いやすいのがポイント。

コーヒーやジュースなどの飲み物がこぼれても耐えられる防沫性能や、ほこりに強い防塵機能を備えています。

さらに耐落下性能が高く衝撃に強いため、ビジネスシーンでの使用に適した機種です。

乗り換え新規契約auからの番号移行/
機種変更
iPhoneSE(第3世代)64GB48,935円〜59,935円〜70,935円
iPhoneSE(第3世代)128GB60,190円〜71,190円〜82,190円
iPhoneSE(第3世代)256GB81,415円〜92,415円〜103,415円

なお、販売料金は増量オプションの加入状況により変動します。

Galaxy A23 5G【画面が見やすく使いやすい】

アイコンや文字が大きく表示できるため、視認性がよく使いやすい機種です。

4000mAhと安心のバッテリー容量を備えているので、外仕事でも長時間使用できます。

片手で操作できるコンパクトなサイズ、価格もリーズナブルで導入しやすいでしょう。

乗り換え新規契約auからの番号移行/
機種変更
Galaxy A23 5G14,960円〜25,960円〜36,960円

なお、販売料金は増量オプションの加入状況により変動します。

まとめ:UQモバイルは法人向けもサポート充実

シンプルなプランで使いやすく、費用を抑えて利用できるのがUQモバイルのメリットです。

通信速度も安定しているため、快適に調べものや動画視聴ができます。

データのくりこしや節約モードが使えるので、使用用途に合ったプランを選んでうまく活用すれば費用を抑えられますよ。

法人用にスマホを検討中の方は、UQモバイルを検討してみてはいかがでしょうか。