au法人契約のメリットとデメリット!必要書類や手順も解説

auで法人契約を検討しているけど、プランや携帯の種類もたくさんあってどれを選べばよいかわからないとお困りではありませんか?

auは法人向けにお得なプランを用意しているので、契約を検討している方も多いでしょう。

本記事では、au法人契約で使えるおすすめのプランと携帯、手続き方法などについて解説します。

au法人契約で使えるおすすめのプランや携帯を知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

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auの法人契約でおすすめの3つのプラン

auの法人契約でおすすめのプランは下記のとおりです。

プラン名月額(税込)
ピタットプラン~1GB:2,178円
1GB~4GB:3,278円
4GB~7GB:4,928円
使い放題MAX7,238円
スマホスタートプラン2,288円

上記のプランは月額料金が安く、かけ放題にも対応しているのでおすすめです。それぞれ詳しく紹介します。

ピタットプラン【通信量で料金が決まる】

ピタットプランは、使った通信量に応じて3段階の料金プランがあります。

料金プランは下記のとおりです。

通信量月額(税込)
~1GB2,178円
1GB~4GB3,278円
4GB~7GB4,928円

~1GBプランは、auのスマホ料金プランのなかで最安。そのため、最低限の機能でよいという方におすすめです。

使い放題MAX【通信量を気にせず使い放題】

使い放題MAXは、通信量の上限がないプランです。月額料金が7,238円ですが、条件を満たすことで割引が適用されます。

内容は下記のとおりです。

割引サービス割引料金
法人割引1,100円
auスマートバリュー割引1,100円
2年契約N適用割引110円

すべて適用されると、月額料金は4,928円になります。

ピタットプランと比べると割高ですが、通信量を気にせず使いたい方におすすめのプランです。

スマホスタートプラン【auスマホに乗り換えると使える】

スマホスタートプランは、他社の携帯からauスマホに乗り換えるときに利用できるプランです。

特長は価格の安さで、3GB使えて月額料金は2,288円です。また、5分以内の国内通話を無料で利用できます。

au携帯や他社の携帯から乗り換えることが条件ですが、条件を満たしている場合はもっともおすすめのプランです。

関連記事:法人携帯の乗り換え先でおすすめは?手順や注意点を解説

au法人契約で適用できる割引サービス一覧

auでは複数回線の一括契約に対して「法人割」や「法人割プラス」などの割引施策を用意しており、月々の通信コストを大幅に抑えられます。たとえば2回線以上で基本料金が5〜15%下がるほか、指定プランとセットで音声通話の定額オプションが月187円割引になるキャンペーンも実施されています。さらに固定回線やクラウドサービスとのセット契約で割引率が上乗せされるケースもあるため、導入前に自社の利用状況を確認して最適な組み合わせを選択することが重要です。​

au法人契約の専用サービスで業務効率化

auでは法人向けにモバイル端末の管理・活用を支援する専用サービスを数多く提供しています。代表例として、デバイスの遠隔設定や資産管理・セキュリティ対策を一元化できる「KDDI Smart Mobile Safety Manager」、端末レンタルとヘルプデスクをワンパッケージ化した「モバイルレンタルプラス」、およびiOS端末導入時の設定・配布を自動化する「Apple Business Managerサポート」などが挙げられます。これらを活用すれば、端末調達から運用・保守までを外部に任せつつ、情報漏えいや管理負荷を大幅に低減できます。

モバイルレンタルプラスで端末コストを抑える

購入ではなくレンタルという選択肢も。モバイルレンタルプラスなら、365 日対応のヘルプデスク、故障時の無料交換、当日発送などサポートが充実しながら、負担は端末割賦購入と同等。短期プロジェクトや急な増員時に最小コストで端末を確保できます。​​

My KDDI Biz/オフィス電波サポート24で導入後の運用を効率化

My KDDI Bizは契約・請求の一括管理ポータル、オフィス電波サポート24は社内の通信環境改善をワンストップで行う保守サービスです。導入後の台数追加・請求確認・電波改善をWebから完結できるため、情シス担当の工数を削減できます。​​

ベーシックパックプラスで強化するMDMとリモートアクセス

1 ID月額409 円で、KDDI Business ID、Smart Mobile Safety Manager(MDM)、Flex Remote Access など4本までの業務アプリを定額利用できます。端末管理と安全な遠隔アクセスをワンストップで導入できるので、情報システム担当者の負荷とセキュリティリスクを同時に削減できます。​

auの法人携帯におすすめの機種

auの法人携帯におすすめの機種は下記のとおりです。

  • AQUOS sense2
  • TORQUE5G
  • Galaxy A21シンプル

上記の3機種は、月額料金の安さや大画面かつバッテリー容量が豊富なのでおすすめです。一つずつ紹介します。

AQUOS sense2【バッテリー容量が豊富】

AQUOS sense2は、画面サイズが5.5インチと大きめで、画面を見やすいのが特長。詳細は下記のとおりです。

機種名AQUOS sense2
機種代金SIMフリー端末価格:29,000円~29,800円
ディスプレイ約5.5インチIGZOディスプレイ
本体サイズ(横幅×縦幅×厚さ)約148mm×71mm×8.4mm
重量約155g
メインカメラ有効画素数:約1,200万画素CMOS裏面照射型
サブカメラ有効画素数:約800万画素CMOS裏面照射型
バッテリー2,700mAh
生体認証指紋センサー、顔認証
耐久性防水、防塵

防水構造になっているので、雨に濡れても安心です。

TORQUE5G【防水、防塵、耐衝撃性能】

防水や耐衝撃といった耐久性を備えているのが、TORQUE5Gです。

機種名TORQUE 5G
機種代金88,885 円
ディスプレイ約5.5インチ
本体サイズ(横幅×縦幅×厚さ)約75×167×14.8mm(最厚部20.3mm)
重量248g
メインカメラ約2,400万画素/約1,600万画素
サブカメラ約800万画素
バッテリー4,000mAh
生体認証指紋センサー、顔認証
耐久性防水、防塵、耐衝撃

分割払いにすると、月々の支払いは1万円前後です。耐久性を求める方におすすめの法人携帯です。

Galaxy A21シンプル【5.8インチの大画面】

Galaxy A21シンプルは、5.8インチの大画面を搭載したスマホです。

機種名Galaxy A21シンプル
機種代金22,000円
ディスプレイ5.8インチ
本体サイズ(横幅×縦幅×厚さ)約71mm x 高さ150mm x 厚さ8.4mm (最厚部8.8mm)
重量約159g
メインカメラ約1,300万画素
サブカメラ約500万画素
バッテリー3,600mAh
生体認証顔認証
耐久性防水、防塵

バッテリー容量が3,600mAhと大容量なので、出張などで長時間外出する際も安心です。

タブレットシェアプラン&タブレットプラン50を活用

スマホのデータを共有できる「タブレットシェアプラン 5G/4G」や、単体で月50 GB使える「タブレットプラン50 5G/4G」を使えば、営業用タブレットや社内ペーパーレス資料の通信費を最適化できます。

auの法人携帯かけ放題プラン

auの法人携帯は、「ケータイカケホプラン」があります。

プラン内容は下記のとおりです。

利用料金・「2年契約N」適用時は2,980円/月
・「2年契約N」未加入時は3,150円/月
通話のタイプ国内通話24時間かけ放題
データ容量1GB
国内SMS・送信3円/通(70文字まで)
・受信は無料

通話料が月額制でかけ放題ですが、データ通信量は1GBのみ。そのため、通話やメールのみ利用したい方におすすめのプランです。

ファイルの読み込みを頻繁におこなう場合は、データチャージに加入するとよいでしょう。

0.5GB単位でチャージできるので、データを使いすぎても問題ありません。

法人契約とは?

法人契約とは、携帯回線を個人ではなく企業名義でまとめて契約する形態です。複数回線を一括管理でき、料金割引や管理工数削減などの組織メリットが得られます。契約者名義が法人になるため、従業員は個人情報を提供せずに業務用端末を利用でき、ガバナンス面でも安心です。

個人プランとの違い

個人プランは端末ごとに請求が発生しますが、法人プランは請求・利用状況を一元化でき、通信量や契約台数に応じた割引が適用されやすい点が大きな違いです。また、法人限定のMDMやクラウド連携サービスが利用できるため、情報セキュリティと業務効率を両立できます。​​

デメリット

 ①料金プランが多く選定が複雑 ②ガラケー専用プランは割高 ③大規模通信障害の影響を受ける恐れ、の3点が代表的なデメリットです。対策としては代理店の活用やバックアップ回線の併設が推奨されます。​

auで法人契約する3つのメリット

auで法人契約をおこなうと、下記3つのメリットがあります。

  • 法人専用の割引サービスが受けられる
  • クラウドサービスと連携することで業務効率が向上する
  • セキュリティ対策が充実している

一つずつ紹介します。

法人専用の割引サービスが受けられる

auで法人契約された方は、下記の割引サービスの対象です。

割引サービス名内容
割引サービス名割引内容
法人割・基本使用料25%割引
・社員間の国内通話料30%割引
・社員間の国内発信SMS無料
法人割プラス・2回線:月額550円割引
・3回線以上:月額1,100円割引
・4回線以上:月額2,222円割引
スマートバリュー for Businessスマホ料金が月額550円割引

auは法人を対象として割引サービスを用意しているので、通信コストを抑えることが可能です。

クラウドサービスと連携することで業務効率が向上する

auの法人携帯は、業務効率化を目的としたクラウドサービスを利用できます。おもな内容は下記のとおりです。

サービス名内容
Cisco Webex with KDDIチャットやWeb会議を通したビジネスコミュニケーションツール。
Google Workspaceクラウドや表計算などの事務処理に必要なツールを一つのパッケージにまとめたもの。
Webex Calling固定電話回線を利用して使えるクラウド電話サービス。

上記のクラウドサービスを導入すれば、テレワークなどの働き方の変化にも対応しやすくなるでしょう。

セキュリティ対策が充実している

法人携帯は社内データや顧客情報を扱うので、セキュリティ対策は欠かせません。

auはネットワークからアプリまで、幅広いセキュリティサービスが整っています。

例えば、「KAITO セキュアブラウザ」は情報漏えいを防止できます。大切な情報を守るため、端末に情報を残さない仕組みになっています。

社内データや顧客情報を守るためにも、auでセキュリティ対策を強化できるのは大きなメリットです。

グリーンモバイルでCO₂削減に貢献

環境配慮を掲げる企業は、CO₂排出量を抑えた通信プラン「グリーンモバイル」を選択することで、調達段階からサステナビリティ目標に貢献できます。

法人限定割引サービス徹底解説

法人割と法人割プラスの違い

法人割 は 2~10 回線向けの割引で、社員間の国内通話料・SMS 送信料が無料になるほか、基本使用料も 25 % 割引されます。対して 法人割プラス は同一住所・同一法人で対象プランに加入している回線数に応じて月額 660~1,210 円(3 回線以上)を永年割引する仕組みです。回線数が増えるほど割引額が大きくなるため、導入台数が多い企業では法人割プラスがお得です。​

スマートバリュー for Business の活用ポイント

固定回線やクラウドサービス(Google Workspace/Microsoft 365 with KDDI など)を携帯回線と同一法人名義で契約すると、1 回線あたり月額 550 円が永年割引されます。クラウド料金も一括請求にまとまり経理処理を簡素化できるため、リモートワーク導入企業に特におすすめです。

ビジネス通話定額のしくみと料金

社内通話が多い企業には「ビジネス通話定額」が最適です。au端末発信なら月額330 円/番号、KDDI固定電話発信でも990 円/chで、社員間の国内通話が24 時間無料になります。2番号以上1,000番号以下の申し込みで適用され、90 分を超えた通話は超過課金になる点だけ注意しましょう。​​

通話定額2/ライト2 ― ケータイプラン専用のかけ放題

ガラケーや音声中心の部署には「通話定額2」(月1,980 円で国内通話かけ放題)または「通話定額ライト2」(月880 円で5 分以内の通話が無料)が低コストで便利です。「電話きほんパック」などの付帯オプションが無料になるため、ガラケーユーザーでも安心して音声を活用できます。​

割引併用でどこまで下がる?

使い放題 MAX 5G の場合、法人割プラス(-1,210 円)+スマートバリュー(-550 円)を併用すると月額 1,760 円引きとなり、実質 5,478 円でデータ無制限が利用できます。複数割引を適用しても条件を満たせなくなるケースがあるため、申込時は代理店でのシミュレーションが確実です。​

auで法人契約するデメリットと対処策

メリットが多い一方で、au法人契約には「①料金プランが多く選定が複雑 ②ガラケー専用プランはやや割高 ③大規模通信障害の影響を受ける恐れ」という3つのデメリットがあります。対処策としては①代理店にプラン比較を依頼し、自社要件に合うプランのみを絞り込む、②音声通話中心の部署には廉価なスマホ+音声定額を提案する、③バックアップ回線やWi-Fi ルーターを併設してBCP体制を整える、などが有効です。

auの法人契約で必要な書類

auの法人契約に必要な書類は下記のとおりです。

・法人確認書類(印鑑証明書や登記簿謄本など)
・本人確認書類(運転免許証や保険証など)
・社員証もしくは名刺
・法人の印鑑
・クレジットで支払う場合はクレジットカード
・口座振替で支払う場合は金融機関届出印と口座番号の控え

別途、事務手数料が1台ごとに3,300円必要です。上記の書類が準備できたら、必要書類を持ってauショップか販売店pipitで手続きをします。

au法人契約は個人事業主でも可能?

個人事業主の方でも、屋号入りの商号登記簿謄本や公共料金領収書などの補助書類を用意すれば法人契約が可能です。本人確認書類と金融機関届出印(またはクレジットカード)を合わせて提出し、手数料3,850円を支払うことで手続きが完了します。書類は「原本かつ有効期限内(3 カ月以内)」が条件となるため、あらかじめ最新のものを取得しておくとスムーズです。

auの法人携帯の新規契約に関する問い合わせ

auショップや提携店、電話、ホームページなどから、、法人携帯に関する問い合わせができます。

auの携帯電話に関する問い合わせ電話番号:0077-7041/0120-925-041(無料)
受付時間:9:00~18:00
スマートフォン・クラウドアプリ・タブレットに関する問い合わせ電話番号:0077-7051/0800-777-7051
受付時間:9:00~18:00

Web問い合わせについては、こちらから問い合わせてください。

au法人契約の申し込みフローと審査基準

申し込みから開通までの 5 ステップ

1)見積依頼・プラン選定 → 2) 必要書類の準備 → 3) 申込書提出・審査 → 4) SIM/端末受領 → 5) MDM 設定・社内配布、の順で進みます。審査結果は最短当日、平均 2~3 営業日で通知されます。

審査で見られるポイント

・登記簿謄本の発行日(3 か月以内)
・代表者または来店者の本人確認書類の有効期限
・直近決算の債務超過有無

の 3 点が主な審査項目です。個人事業主の場合は開業届の写しや青色申告承認申請書で代替できます。​​

審査通過率を上げるコツ

①直近 2 期分の決算書を添付する ②回線数を段階導入にする ③支払方法を口座振替ではなくクレジット払いにする――ことで審査ハードルが下がりやすくなります。代理店経由での申込は書類不備チェックも行ってくれるため、初回導入時におすすめです。

法人契約の申し込み方法と窓口

申し込みは

「①auショップ店頭 ②法人お客さまセンター(電話) ③KDDI公式サイト」

の3ルートがあり、いずれも事前予約やオンライン相談を併用すると待ち時間を短縮できます。店頭の場合は書類不備で再来店となるケースが多いため、必要書類をスキャンして担当者に事前送付しておくと安心です。電話・Web窓口では見積依頼と同時に手続きの流れや納品までの日程も提示してもらえるため、スケジュール管理が容易になります。

「受付窓口と手続きの流れ」

新規契約は①公式法人窓口への問い合わせ→②見積り・書類提出→③審査→④SIM・端末受領→⑤初期設定の五段階です。代理店経由の場合はプラン選定や書類作成をサポートしてくれるため、初めての法人契約でも短期間で導入できます。​​

個人事業主・小規模事業者でも契約できる?

結論として個人事業主・小規模事業者でも契約は可能です。法人登記がない場合は開業届や所得税の青色申告承認申請書など、事業実態を示す追加書類の提出が求められるため、申し込み前に準備しておくとスムーズです。​​

注意点と対処策

導入時は初期設定や端末管理の工数が発生します。MDMなど管理ツールの併用で設定をテンプレ化し、社員の私的利用リスクは利用規定の周知と制限アプリで抑止するのが有効です。​​

au法人契約において機種変更・MNPを行う際の手続き方法

機種変更・MNPを行う際の手続き方法は下記のとおりです。

  1. MNP予約番号を取得
  2. 法人契約に必要な書類を準備
  3. 準備ができたらauショップかpipitで手続き

前述した法人契約に必要な書類と、MNP予約番号を取得します。必要書類とMNP予約番号を準備して、auショップか販売店pipitで手続きをしましょう。

プラン変更・台数追加の手続き方法

プラン変更の流れと注意点

プラン変更は KDDI 法人お客さまセンターへの電話または担当営業へのメールで受付可能です。変更月の基本料金は日割りにならないため、通信量の少ない月初の手続きを推奨します。割引条件が回線数やクラウド契約と連動している場合は、プラン変更で割引が外れないか必ず確認しましょう。

回線追加時に求められる書類

既存契約が 1 年以内の場合は簡易審査となり、代表者印と発注書のみで追加できます。1 年超経過している場合や追加台数が 50 回線を超える場合は、最新の法人確認書類と決算報告書の提出が求められます。

コスト最適化のポイント

回線追加と同時に「法人割プラス」のカウントが増えれば、既存回線も含めて割引額が自動で拡大します。増設予定がある場合は、年度末などの繁忙期前にまとめて手続きすると年間コストを抑えやすくなります。​​

よくある質問(FAQ)

Q1. 個人回線から法人回線へ番号をそのまま移せる?――MNPで可能。
Q2. 契約後に台数を追加する場合の審査は?――原則簡易審査で即日手続き。
Q3. 解約金は発生する?――プランにより契約解除料があるため事前確認が必要。​​

まとめ:auは業務効率の向上やセキュリティ対策の強化が特長!

auは法人向けのお得なプランが豊富なうえに、業務効率の向上やセキュリティ対策の強化などをおこなっている点が魅力です。

安さと快適性を求める方にauの法人携帯はピッタリです。今回紹介した内容を参考にして、最適なプラン・携帯と契約してください。