NTTドコモ5Gエリアのカバー率は?最新情報と活用法(2026年版)

ドコモの5G対応スマホにしたものの、「自宅や職場はちゃんと5Gのエリア内なのか」「出張先でも高速通信が使えるのか」と気になっている方もいるでしょう。ドコモの5Gエリアは今も広がり続けているため、最新の数字と確認方法を知っておくことが大切です。

この記事では、ドコモの5Gエリアについて、総務省が公表している最新のカバー率、ドコモの5Gの特徴、エリアの確認方法、法人での活用のポイントを、2026年10月時点の情報をもとに解説します。

  • ドコモ5Gの人口カバー率と、他社との比較
  • ドコモが進めている通信品質の改善の取り組み
  • 5Gエリアの確認方法と、5Gを快適に使うためのポイント

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ドコモの5Gの概要

5Gとは

5G(第5世代移動通信システム)は、4G(LTE)に続く新しい通信規格です。「高速・大容量」「低遅延」「多数同時接続」の3つが特徴で、高画質な動画の視聴や大きなファイルのやり取りが快適になるほか、遠隔操作やIoT(モノのインターネット)など、ビジネスでの活用も期待されています。

ドコモの5Gで使われている周波数

ドコモは、5G向けに新しく割り当てられた3つの周波数帯(3.7GHz帯・4.5GHz帯・28GHz帯)を中心に5Gを展開してきました。3.7GHz帯と4.5GHz帯は「サブ6」と呼ばれ、速度と電波の届きやすさのバランスが良い周波数です。28GHz帯は「ミリ波」と呼ばれ、非常に高速ですが電波が届く範囲が狭く、駅や大型施設などのスポットで使われています。

ドコモは当初、5G専用の周波数だけを使う5Gを「瞬速5G」と名付けて展開していました。2022年からは、これに加えて700MHz帯・3.4GHz帯・3.5GHz帯など、4Gで使っていた周波数を5Gに転用する方式でもエリアを広げています。転用した周波数の5Gはエリアを広げやすい一方、速度は4Gと大きく変わらない場合があります。

ドコモの5Gエリアのカバー率

5G人口カバー率(他社との比較)

総務省「新たな目標に基づく5Gインフラの整備状況(令和6年度末)」によると、2025年3月末時点の各社の5G人口カバー率は次のとおりです。人口カバー率とは、各社の5Gエリアに住んでいる人口の割合です。

キャリア5G人口カバー率うち5G専用周波数(サブ6)5G基地局数
ドコモ89.4%65.3%52,532局
au(KDDI)94.6%54.7%110,037局
ソフトバンク97.1%49.6%104,441局
楽天モバイル61.1%61.1%35,108局
出典:総務省「新たな目標に基づく5Gインフラの整備状況(令和6年度末)」(2025年3月末時点)

ドコモの5G人口カバー率は89.4%で、au・ソフトバンクより低くなっています。これは、ドコモが4G周波数の5G転用を控えめにしてきたためです。一方、速度が出やすい5G専用周波数(サブ6)でのカバー率は65.3%と4社で最も高く、「5Gにつながったときの速さ」を重視したエリアづくりをしてきたことがわかります。

なお、4社のエリアを重ね合わせた全国の5G人口カバー率は、2026年3月末時点で98.6%に達しています(総務省「5Gの整備状況(令和7年度末)」)。

都市部と地方の5Gエリア

5Gのエリアは、人口が多い都市部から優先的に広がってきました。地方でも主要な駅や市街地を中心にエリアは広がっていますが、郊外や山間部では4Gのみのエリアも残っています。出張先や支店がある地域で5Gを使いたい場合は、後述のエリアマップで事前に確認しておきましょう。

通信品質の改善に向けた取り組み

ドコモは、都市部などで「つながっているのに通信が進まない」といった声を受け、通信品質の改善に力を入れています。2025年11月の決算説明会では、2025年度下期は上期の3倍のペースで5G基地局を増やし、2026年度も投資を拡大する計画を示しました。2026年度第1四半期(4〜6月)には約2,500局(うち5G基地局は約1,500局)の基地局を整備し、地下鉄駅の5G対応も全国303駅(うち東京都内206駅)まで広げたと説明しています。

また、英国の調査会社Opensignalの「日本モバイル・ネットワーク・ユーザー体感レポート」(2026年4月発表)では、ドコモは「5Gダウンロード・スピード」で1位となっています。ドコモの公式サイトでは、2026年度に通信品質を改善した主なエリアの一覧も公開されています。

ドコモの5G SA(スタンドアローン)

現在の5Gの多くは、4Gの設備と組み合わせて動く「NSA(ノンスタンドアローン)」方式です。これに対して「5G SA(スタンドアローン)」は、5G専用の設備だけで通信する方式で、低遅延など5G本来の性能を引き出しやすくなります。

  • 提供開始:スマートフォン向けの「5G SA」は2022年8月24日から提供されています(オプションサービスへの申し込みが必要)
  • iPhoneの対応:2024年10月から、iPhone 14シリーズ以降などで利用できるようになりました。iOS 18以降で、SIMがVer.7のドコモUIMカードまたはeSIMである必要があります
  • 利用の条件:5G対応の料金プランの契約と、対応端末、端末側の設定(iPhoneでは「5Gスタンドアローン」をオン)が必要です

5G SAのエリアは5Gエリアの一部に限られます。対応機種やエリアは、ドコモの「5G SA」のページで確認してください。

ドコモの5Gエリアの確認方法

  • サービスエリアマップで確認する:ドコモ公式サイトの「サービスエリアマップ」で、住所や地図から5G・4Gのエリアを確認できます。今後エリアになる予定の場所を確認することもできます
  • 端末の表示で確認する:5Gエリアでは、スマホの画面上部に「5G」と表示されます。ただし、4G周波数を転用した5Gでも「5G」と表示されるため、表示だけで速度は判断できません
  • 品質改善エリアの情報を確認する:ドコモ公式サイトの「主な通信品質改善エリア」で、改善の取り組みを行った場所を確認できます

法人で導入する場合は、本社・支店・工場・よく行く取引先など、社員が業務で使う場所をリストアップして、エリアマップでまとめて確認しておくと安心です。

ドコモの5Gを快適に使うためのポイント

5G対応の端末と料金プランを選ぶ

5Gを使うには、5G対応の端末と、5Gに対応した料金プランの両方が必要です。ドコモで販売されている5G対応端末は、ドコモの5G周波数に対応しています。一方、海外モデルや一部のSIMフリー端末は、ドコモの4.5GHz帯(n79)に対応していないことがあるため、購入前に対応周波数を確認しましょう。

ミリ波には対応機種が少ない

28GHz帯(ミリ波)を使えるのは、一部の対応機種に限られます。たとえば日本で販売されているiPhoneはミリ波に対応していません。ミリ波のエリアは駅や大型施設などに限られるため、日常の利用ではサブ6や4Gのエリアの広さの方が重要です。

5Gエリア外では4Gに切り替わる

5Gエリアの外では、自動的に4G(LTE)に切り替わって通信が続きます。ドコモの4Gは全国の人口カバー率99%を超える水準でエリアが整っているため、5Gエリア外でも通信自体ができなくなるわけではありません。

ドコモの5Gの活用法

5Gでできること

5Gでは、高画質な動画の視聴や、大きなファイルのダウンロード・アップロードが短時間で済むようになります。ドコモの映像配信サービス「Lemino」(2023年4月にdTVからリニューアル)などの動画サービスも、5Gエリアなら快適に楽しめます。

法人での活用例

  • 現場の映像共有:建設現場や点検の現場から、高画質の映像をリアルタイムで本社に送る
  • 外出先での業務:営業先や出張先から、大容量の資料をクラウドにアップロードしたり、オンライン会議に参加したりする
  • 工事不要のネット環境:5G対応のホームルーターを使い、仮設の事務所や店舗にすぐにインターネット環境を用意する

法人携帯の導入や回線の見直しでは、5Gのエリアに加えて、料金プランやサポート体制もあわせて比較することが大切です。複数の販売代理店から見積もりを取ると、自社に合ったプランを選びやすくなります。

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まとめ:ドコモ5Gエリアのカバー率を知り快適な通信を

ドコモの5G人口カバー率は89.4%(2025年3月末時点)で、au・ソフトバンクより低いものの、速度が出やすい5G専用周波数(サブ6)でのカバー率は4社で最も高い水準です。ドコモは2025年度下期から5G基地局の整備のペースを上げており、エリアと通信品質の改善が進んでいます。5Gを業務で使いたい場合は、サービスエリアマップで主要な拠点のエリアを確認し、対応端末や料金プランもあわせて選びましょう。

※本記事の情報は、2026年10月19日時点の総務省の公表資料・NTTドコモの公式サイトと発表・Opensignalのレポートにもとづきます。最新のエリアは公式サイトでご確認ください。

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