発送代行を格安で依頼できるおすすめ業者12選!費用や選ぶ際のポイントも解説

発送業務の効率化は、多くの企業にとって課題となっています。解決策として注目を集めているのが、発送代行サービスです。近年はコストパフォーマンスの高い格安の発送代行業者が増加しており、企業規模を問わず利用しやすい環境が整ってきました。

本記事では、発送代行サービスの費用相場や、格安で依頼できるおすすめの業者12社など、幅広く情報を提供します。また、業者選びのポイントについても解説しますので、発送業務の外部委託を検討中の方は参考にしてください。

発送代行サービスの費用相場

発送代行サービスの料金体系は、業者や依頼内容により大きく異なります。ここでは、一般的な費用相場についてまとめました。

初期費用・月額固定費0~50,000円程度
基本料金0~30,000円程度
保管料0~10,000円程度
追加ピッキング1個あたり0円~20円程度

格安の発送代行業者を選ぶ際は、これらの費用を総合的に比較することが重要です。1項目だけを見るのではなく、自社の発送量や商品特性に合わせて試算するのが賢明でしょう。

また、最低利用料金の有無や長期契約による割引なども確認すると、より適切な業者選びにつながります。

発送代行業者を選ぶ場合のポイント

発送代行業者は数多く存在するため、自社に最適な業者を選ぶためには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。ここでは、確認すべき以下5つのポイントを解説します。

  • 対応している商材を確認
  • 出荷可能数を確認する
  • 料金設定が明確か
  • サポートは充実しているか
  • 口コミなど実績を確認する

それぞれ詳しく見ていきます。

対応している商材を確認

発送代行業者を選ぶ際には、自社が扱う商材に対応しているかの確認が重要です。発送代行業者は、それぞれ得意とする商材や取り扱い不可の商材があります。

たとえば、食品や化粧品・アパレルなど、業種によって対応可能な商材は異なります。とくに、温度管理が必要な商品や危険物に該当する商品は、専門的な知識や設備が必要となるため、取り扱っていない業者も少なくありません。

自社が扱う商材に対応していない業者を選んでしまうと、トラブルに発展する可能性もあります。そのため、事前に各業者のホームページや資料で対応可能な商材を確認し、自社に合った業者を選びましょう。

出荷可能数を確認する

自社の出荷量に対応できる能力があるかどうかを見極めることで、業務の滞りを防げます。とくに、季節変動や販促キャンペーンなどで出荷量が急増する場合、対応可能かどうかを事前に確認しておかなければいけません。

また、最小ロットや最大出荷数にも注意が必要です。小規模な事業者の場合、最小ロットが高すぎると非効率になる可能性があります。一方で、事業拡大を見据えている場合は、将来的な出荷量増加にも対応できるかの確認がおすすめです。

さらに、緊急時や特殊な状況下での出荷対応能力も確認しておくと安心です。自然災害時や急な大量注文時の対応能力なども、業者選びの重要な判断材料となるでしょう。

料金設定が明確か

明確な料金体系があることで予算管理がしやすくなり、不測の出費を避けられます。基本料金や作業料金・オプション料金など、内訳が明確に示されているかを確認しましょう。

とくに、季節変動時の追加料金や特殊な梱包が必要な場合の追加費用など、隠れたコストの有無には注意が必要です。契約前にこれらの費用について確認し、長期契約による割引や取り扱い量に応じた料金変動などの条件も把握しておくことをおすすめします。

また、料金の改定頻度や改定方法も確認しておくと、突然の料金変更による影響を最小限に抑えられます。料金体系に透明性があり、長期的な視点で安心して利用できる業者を選びましょう。

サポートは充実しているか

トラブルが発生した場合や疑問点が生じた際に、迅速かつ丁寧に対応してくれるサポート体制が不可欠です。サポート体制の充実度は、業者によって大きく異なります。

問い合わせ窓口の種類(電話やメール・チャットなど)、対応時間や対応スピードなどを事前に確認しましょう。また、専任の担当者が付くのか、マニュアルやFAQが整備されているかなどもポイントです。

さらに、発送状況の確認や在庫管理など、リアルタイムで情報を把握できる機能があるのかも確認しておくとよいでしょう。

口コミなど実績を確認する

発送代行のサービス品質や信頼性を判断するうえで、口コミや実績は貴重な情報源となります。自社の規模や業種に近い企業の利用実績や、インターネット上の口コミなどを参考にしましょう。

とくに、発送の正確性やスピード・対応の良さなど、実際にサービスを利用した企業の声は、業者の実態を把握するうえで役立ちます。また、受賞歴やメディア掲載実績なども、信頼性の指標の1つとなります。

ただし、口コミ情報はあくまで参考情報であり、すべてを鵜呑みにするべきではありません。複数の情報源を比較検討し、客観的な視点での判断が重要です。

発送代行を格安で依頼できるおすすめの業者12選

発送代行サービスは、EC事業の成長を支える重要なパートナーです。しかし、数ある業者の中から自社に最適な業者を選ぶのは容易ではありません。

ここでは、格安で依頼できるおすすめの発送代行業者12社をご紹介します。

  • YPグループ株式会社
  • 有限会社協同新聞出版発送所
  • 株式会社オータム
  • 株式会社ケイアイロジ
  • 株式会社清長
  • ⼀般社団法⼈JAWS
  • 株式会社スリーステップ
  • 株式会社STOCKCREW
  • 株式会社ジブリック
  • 株式会社ファンセンス
  • 株式会社日新ECパートナーズ
  • 株式会社UC

詳しく説明します。

関連記事:【完全保存版】大阪の発送代行おすすめ7選!選び方も解説

YPグループ株式会社

https://358logi.com/

在庫保管料保管料0円/日
※出荷件数の3倍のピース数
ピッキング数50円/ピース
出荷代行料/個口出荷作業費+梱包資材費+配送費ポストサイズ:全国一律280円
コンパクトサイズ:530円
60サイズ:578円
※80サイズ以上も対応可能
WMSシステム月額:15,000円

保管料0円で最安値の発送代行サービスを提供しています。長期間の保管にも安心して荷物を預けられ、コストを抑えたスムーズな運用が可能です。

LINEを通じて問い合わせやサポート依頼を簡単に行えるため、安心して任せられます。また、クラウド型WMSを導入しており、出荷指示や入荷管理・在庫管理など、すべてWeb上で管理しています。

>>YPグループ株式会社の詳細はこちら

有限会社協同新聞出版発送所

ヤマト運輸ネコポス発送代行1配送:236円~
全国一律(沖縄・離島除く)
ゆうメール発送代行サービス1点77円~
ヤマト運輸宅急便1配送:715円~
SBS即配便1配送:495円~
日本郵便ゆうパケット1配送:214円~
※小ロットからの格安配送も対応可能

単なるアウトソーシングではなく、多くの印刷・封入梱包・発送業者や、代理店との強い信頼関係に基づいたネットワークを構築しています。クライアントの依頼を単なる仕事とは考えず、1つのプロジェクトとして誠実に捉えています。

>>有限会社協同新聞出版発送所の詳細はこちら

株式会社オータム

発送代行業務委託基本契約料10,000円~/月
在庫保管保管/1ラックあたり幅120cm×奥110cm×高150cm
発送運賃 (手数料込)配送業者:佐川急便・ヤマト運輸・その他
2kgまで650円~
5kgまで800円~
10kgまで950円~
冷凍・冷蔵+200円~
梱包作業ダンボール箱詰め梱包100円~
商品包装30円~など
梱包資材梱包用ダンボールなど:50円~/個

創業以来さまざまなニーズに応じた、最適な物流コストダウンを手がけてきたノウハウを駆使し、最適な物流を提案しています。発送・梱包のみの依頼でも対応可能です。

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株式会社ケイアイロジ

発送手数料最大330円(月間発送個数により変動)
保管・管理棚1段月額1,100円~
※棚1段は87.5cm×45cm×45cm
梱包資材手配60サイズ:94円
80サイズ:99円
100サイズ:143円
140サイズ:275円
追加オプション手書きのお礼状:220円
ラッピング:550円~
入荷・検品から梱包・発送まで要見積もり

ネットショップや実店舗・通販サイトなどの、商品荷受け(入庫)から検品・保管管理・梱包・配送まで提供しています。契約前に倉庫の見学や下見も可能なため、気になる場合は事前に相談しましょう。

>>株式会社ケイアイロジの詳細はこちら

株式会社清長

初期費用・月額固定費0円
入庫料サイズを問わず一律1個19.8円~
ピッキング1点無料追加ピッキング料:1個11円~
保管料1日につき1個0.44円~
配送料1個口につき352円~

※「1個口」はダンボール単位、「1個」は商品個数単位となります

いち早くサービス化に取り組み、15年以上にわたりEC・通販物流に関する多くのノウハウ・実績を積み重ねてきました。多店舗一元管理システムや出荷自動化ツール・ショッピングカートなど、大手クラウドシステムをはじめ、さまざまな外部サービスとの連携が可能です。

完全従量課金制サービスで、料金はいつでもホームページ上で確認できます。

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⼀般社団法⼈JAWS

基本料金・在庫保管料0円
※最⼤3ヶ⽉分の在庫保管費⽤が無料
在庫管理システム(WMS)0円
ゆうパケット発送代行1通あたり:121円~
10時までの注⽂は当⽇出荷可能

発送代⾏だけではなく組⽴て・袋詰め・検品といった軽作業から、治具・機械を⽤いた各種作業にも対応しており、外部⼯場として利⽤可能です。700名以上のスタッフによる迅速な作業で、スポット案件・継続案件どちらも柔軟に取り組めます。

ゆうパケットと⽐較されがちなネコポス便では送れない、厚さ3cmまでの荷物に対応しており、荷物の追跡サービスもあるので安⼼です。

>>⼀般社団法⼈JAWSの詳細はこちら

株式会社スリーステップ

初期費用0円
基本手数料ネコポスサイズ:40~70円
宅急便サイズ:70~150円
送料ネコポスサイズ:200~250円
宅急便サイズ:450円~
資材代0円

各種ECモールの発送業務を代行しており、資材代込みで1点40〜70円とリーズナブルに対応しています。土日祝日でも発送可能です。さらに、独自の物流プラットフォームを活用し、シール貼りや組み立て・検品など幅広くサービスを提供しています。

>>株式会社スリーステップの詳細はこちら

株式会社STOCKCREW

初期費用・月額固定費0円
ネットショップ発送DMサイズ:260円~
追加ピッキング:1点20円~
60~200サイズまで対応可能
発送オプション受注キャンセルや内容変更:1件100円
返品対応:1件300円
ギフト・梱包:1件100~300円
外装ラベル貼付:1ケース20円
保管料金(月額)1ストック:5~10円
※1ストック10cmx10cmx10cm
※ほかさまざまなオプションあり

企業から個人事業主まで事業規模を問わず、1点から1日10,000件以上の出荷にも柔軟に対応しています。契約後最短7日で倉庫の利用が可能で、はじめての発送代行利用者にも充実したサポートを提供しています。

>>株式会社STOCKCREWの詳細はこちら

株式会社ジブリック

ダンボール箱詰め梱包100円~
商品包装(印刷物等)30円~
商品アソート梱包180円~
納品書発行手数料0円~
ダンボール資材費60円~
宅配送料500円~

大阪市や堺市・東大阪市・尼崎を中心に、ニーズに合わせて発送代行・梱包発送を行う会社です。これまでスーパーや製薬会社・大学など、幅広い企業・機関での実績があり、月間7,000個の大量発送の経験もあります。

毎日違う商品を1つ1つ丁寧に梱包・発送する、熟練のスタッフが常駐しています。すべて手作業で梱包し、デリケートな品物にも対応できることが強みです。

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株式会社ファンセンス

30日以上の保管(1ヶ月間)4,500円/1坪
ネコポス配送1件250円
※A4サイズ・厚み3cm以内の商品発送
宅配便配送1件290円~
※複数商品の場合は+10円/1商品
チャーター配送1kg125円~
※4000kgまでの商品発送
※配送には入荷作業から在庫管理・ピッキング・梱包作業などの作業が含まれる

ECサイト運営経験から、毎回高レビューとなる梱包方法を熟知しており、どのような商品でも適切な形で出荷しています。倉庫は物流に特化した施設を利用しており、セキュリティや災害対策も万全なため、商品保管に最適です。

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株式会社日新ECパートナーズ

過剰在庫の保管量2,500円/パレット
ワンパッケージ基本料金1個825円~入
荷から在庫管理・ピッキング、出荷報告まで
作業発生時のみオプション料金着払い運賃の立て替え:1件50円
返品入庫の検品:1ピース20円
キャンセル手数料:1件300円など

商品の入荷・保管・在庫管理から出荷作業まで、物流に関することをすべて代行するサービスです。クライアントは出荷データの処理をするだけで、手間は一切ありません。

また、在庫管理の業務が簡素化されるだけでなく、在庫金額や在庫回転率が可視化されることによって、経営が行いやすくなります。

>>株式会社日新ECパートナーズの詳細はこちら

株式会社UC

初期費用・月額固定費0円
保管料1ストレージ30円~
発送料金ポスト投函サイズ:200円~
60サイズ(2kg):420円~
80サイズ(5kg):450円~など
追加ピッキング1点20円~
※追加ピッキング費用は同一受注内の2点目以降のピッキングに発生

現状の品質レベルに満足することなく、アンテナを高くしてニーズをつかみ、感動へとつながる最高品質の物流サービスを提供しています。AmazonやRakuten・ecforceなど、カートやモールとAPIで連携し、発送代行の完全自動化を実現しています。

>>株式会社UCの詳細はこちら

まとめ:発送代行は格安で依頼して業務効率化を目指そう

発送代行サービスは、EC事業の成長を加速させる強力なツールです。保管や梱包・発送といった煩雑な業務をアウトソーシングすることで、貴重なリソースをコア業務に集中させられます。

発送代行サービスの導入は、コスト削減と業務効率化の両立を実現し、EC事業のさらなる成長を後押しするでしょう。ぜひ本記事を参考に、自社に最適な発送代行業者を見つけ、ビジネスの成功へとつなげてください。

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