2022年に発売されたiPhone SE(第3世代)は、手頃な価格ながら高い処理性能を備え、法人携帯として多くの企業から支持されている人気機種です。
しかし、「型落ちモデルだが長く使えるのか」「本当にコストパフォーマンスが良いのか」と不安に感じる担当者もいるでしょう。
本記事では、法人携帯 iPhone SE(第3世代)のスペック・価格、導入メリット・デメリット、活用術まで網羅的に解説します。専門的な視点と最新情報に基づき、貴社で導入する判断の一助となる信頼性の高い情報をお届けします。
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iPhone SE(第3世代)のスペック・価格

iPhone SE(第3世代)の本体(左から(PRODUCT)RED、スターライト、ミッドナイト)。4.7インチのRetina HDディスプレイとホームボタン(Touch ID)を搭載したコンパクトなデザインが特徴です。防水・防塵性能(IP67)や耐久性にも優れており、ビジネスの現場でも安心して利用できます。
主なスペック
iPhone SE(第3世代)の主な仕様は次のとおりです。
| CPU | Apple A15 Bionic(6コアCPU) |
| メモリ (RAM) | 4GB |
| ストレージ | 64GB / 128GB / 256GB |
| ディスプレイ | 4.7インチ Retina HD(1334×750ピクセル) |
| 重量 | 144g |
| 認証方法 | 指紋認証(Touch ID) |
| 通信 | 5G(Sub6)・4G LTE Wi‑Fi 6 / Bluetooth 5.0 nanoSIM + eSIM デュアル対応 |
| 耐水・防塵 | IP67等級(最大水深1mで30分間) |
| カメラ | 背面:12MP広角(光学式手ブレ補正対応) 前面:7MP(FaceTime HDカメラ) |
| バッテリー | ビデオ再生 最大15時間 |
| 発売日 | 2022年3月18日(日本) |
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本体価格
iPhone SE(第3世代)の発売当初における本体価格の一例は以下の通りです。
| 容量 | Appleストア販売価格 | ドコモ販売価格 | au販売価格 | ソフトバンク販売価格 |
|---|---|---|---|---|
| 64GB | 62,800円 | 73,370円 | 70,935円 | 73,440円 |
| 128GB | 69,800円 | 82,280円 | 82,190円 | 81,360円 |
| 256GB | 84,800円 | 104,500円 | 103,415円 | 99,360円 |
※上記はAppleストアおよび主要キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)における販売価格例です。法人契約では台数や契約内容に応じて割引が適用されるケースも多く、分割払い(リース)などを利用すれば初期費用負担をさらに抑えることも可能です。
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iPhone SE(第3世代)を法人携帯に選ぶメリット
最新モデルのiPhoneは高価なものが多い中、iPhone SE(第3世代)は法人利用に嬉しいメリットが豊富です。
ここでは主なメリットを3点に絞って解説します。
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低コストで導入可能
「iPhoneが良いけど価格は抑えたい」という企業には、高性能なのに他の最新機種と比べて価格が抑えられるiPhone SE(第3世代)がおすすめです。
例えば最新のハイエンドiPhoneでは10万円を超えることもありますが、iPhone SE(第3世代)なら64GBモデルが約6万円台からと格段に安く、予算を抑えて社用スマホを調達できます。
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小型軽量で携帯性に優れる
4.7インチのコンパクトサイズかつ重量144gと軽量で、社員が端末を持ち歩きやすいのも大きな利点です。
個人用スマホとの2台持ちになっても負担が少なく、女性社員でも片手で無理なく操作できます。営業や現場で常に携帯する場合でも邪魔にならず、長時間の通話でも疲れにくいでしょう。
長期サポートで安心・買い替え費用削減
iPhone SE(第3世代)は発売から5年程度のOSメジャーアップデート提供が見込まれており、2025年〜2026年頃までは最新OSで利用できると予想されます。
Apple製品はサポート終了後もセキュリティ更新や修理サービスが続く場合が多く、Android端末に比べて圧倒的に長く使い続けられる点も魅力です。1台を長く使えるため買い替えコストの削減につながり、法人携帯には非常に高いコストパフォーマンスを発揮します。
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iPhone SE(第3世代)を法人携帯に選ぶデメリット
優れたコストパフォーマンスで人気のiPhone SE(第3世代)ですが、一方で最新機種と比べた際の制約や懸念点も把握しておく必要があります。導入後に「思ったより合わなかった…」とならないよう、主なデメリットも確認しましょう。
機能・性能面では物足りない場合も
iPhone SE(第3世代)は最新のA15チップを搭載し基本性能は高いものの、「廉価モデル」であるため上位モデルと比べて機能が限定されています。
例えばカメラがシングルレンズのみで夜景撮影用の望遠・超広角が無かったり、バッテリー容量も約2,018mAhと最近のスマホとしては小さい部類に入ります。高負荷な業務や高度な撮影ニーズには向かない可能性がありますが、通話やメール、簡単な写真撮影など一般的な用途であれば支障はないでしょう。
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iPhoneの中では安価だがAndroid端末より割高
iPhone SE(第3世代)はiPhoneラインナップ中では最も手頃な価格ですが、それでも他社のAndroidスマホと比べると割高です。
実際、法人向けに人気のあるAndroid機種では「AQUOS wish3」が約25,920円、「DIGNO BX2」が33,120円程度で購入できます。iPhoneの信頼性やセキュリティ、耐久性は魅力ですが、純粋に端末コストだけを重視するならAndroidも検討すべきでしょう。
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画面が小さく資料閲覧・編集には不向き
携帯性と引き換えに、4.7インチという画面サイズの小ささはデメリットになり得ます。
最近のスマートフォン平均が6インチ前後である中、SE第3世代のディスプレイは一回り以上小さく、細かな資料の閲覧や編集作業には向きません。視認性が限定されるため、メール確認や簡単なメモ入力程度なら問題ありませんが、表や文章の編集などにはストレスを感じる可能性があります。
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iPhone SE(第3世代)の法人携帯活用術
最後に、iPhone SE(第3世代)を社用携帯として導入・運用するにあたって知っておきたい活用ポイントを紹介します。コスト削減から管理効率化まで、以下の工夫でメリットを最大限に引き出せます。
社内でモデル・容量を統一する
業務端末を運用する際は、可能な限り同一モデル・同一容量で揃えるのが理想です。
全社員にiPhone SE(第3世代)を支給すれば、設定や使い方の統一が図れサポート対応も簡易になります。在庫管理や備品(充電器・ケース等)の共有も容易になるでしょう。
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MDM(モバイルデバイス管理)を導入する
法人スマホを安全かつ効率的に運用するにはMDMの活用がおすすめです。
MDMを使えば端末ごとのアプリ配布・削除、利用状況の監視、セキュリティポリシーの遠隔適用などを一括管理できます。社用iPhone全体を集中管理することで情報漏えいや不正利用を防ぎ、管理業務の負担軽減にもつながります。
デュアルSIM機能を活用する
iPhone SE(第3世代)は物理SIMとeSIMのデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)に対応しています。
これにより、1台のiPhoneで個人用と仕事用の電話番号を併用することも可能です(社内規定で許可されている場合)。社員が2台の携帯電話を持ち歩く必要がなくなり、業務効率と利便性が向上します。
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レンタルやリースサービスを活用する
社用携帯の導入コストを抑えるには、端末を購入せずレンタルやリース契約にする方法も有効です。
一度に多額の出費を避け、月額料金で最新機種を利用できるため、資金繰りに余裕が生まれます。また型落ちや中古の端末を活用すれば、さらに端末費用を削減することも可能です。自社の予算や利用期間に応じて柔軟な調達方法を検討しましょう。
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iPhone SE(第3世代)に関するよくある質問
Q1. iPhone SE(第3世代)と第2世代の違いは?
A. 最大の違いは搭載チップと通信規格です。
2022年発売の第3世代はA15 Bionicチップ(iPhone 13と同等)を搭載し、2020年発売の第2世代(A13 Bionic搭載)よりグラフィック性能が約1.2倍向上しています。また第3世代は5G通信に対応していますが、第2世代は4G止まりです。そのほか、第3世代の方がわずかに軽量化され、本体カラーも刷新されています。カメラは両機種とも12MP広角のシングルレンズですが、第3世代は画像処理エンジンの進化により撮影性能が向上し、バッテリー持続時間も延びています。
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Q2. iPhone SE(第3世代)は今買っても大丈夫?
A. はい、現在でも導入する価値は十分あります。
高性能なA15チップを備えながらiPhoneシリーズで最も廉価なモデルであり、コストを抑えて社用スマホを導入したい企業に適した選択肢です。また発売から数年はiOSのメジャーアップデート提供が続く見込みで、少なくともあと数年は最新機能を利用できます。
耐久性や安定性にも定評があるため、買い替え頻度を低く抑えて長期間安心して運用できるでしょう。
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Q3. iPhone SE(第3世代)を安く法人導入する方法は?
A. 中古や型落ち端末の活用やレンタルサービスの利用が代表的です。
最新モデルにこだわらず1〜2世代前の機種を選ぶことで端末代を大幅に削減できますし、状態の良い中古品をまとめて調達すれば予算を節約できます。また購入ではなくレンタル・リース契約にすれば初期費用ゼロで導入でき、月額料金のみで最新機種を利用することも可能です。さらに、携帯キャリアや販売代理店が提供する法人契約向け割引(端末代金の割引、回線とのセット契約割引、台数ボリュームディスカウント等)を活用するのも有効です。
複数社の見積もりを比較し、自社にとって最もお得な契約プランを選びましょう。
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まとめ
iPhone SE(第3世代)は、最新のチップと十分な性能を持ちながら低コストで導入できる法人携帯の最適解です。小型で持ち運びしやすく、長期にわたるOSサポートと高い耐久性によって、1台を長く安心して使い続けられます。もちろんハイエンドモデルと比べた際の性能限界や画面の小ささといった注意点はありますが、従業員に配布する社用スマホ全体のコスト削減という観点では非常に優れた選択肢と言えます。
法人携帯の導入を検討する担当者にとって、iPhone SE(第3世代)は「高い品質と性能を持ちながらも予算を抑えたい」というニーズに応える一台です。ぜひ本記事の解説を参考に、自社の業務内容や予算に照らして最適な法人携帯導入プランを検討してみてください。
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