法人向けパソコンの寿命と買い替えの時期はいつごろ?
公開日:2020.12.25 最終更新日:2021.02.04
「会社で使っているパソコンの寿命はどれくらいなんだろうか?」
と疑問に思っている事業者様もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は法人向けパソコンの寿命と買い替えの時期について解説します。
買い替えの時期が知りたいという事業者様は、ぜひ最後までご覧ください。
そもそも法人向けパソコンとは?
パソコンのカテゴリーには法人向けというものがありますが、その定義が正確に決まっているわけではありません。
しかし、パソコンメーカー各社は利用ユーザーが個人か法人かによって、そのラインナップをある程度区別しており、製品にもそのような記載をしている場合が多々あります。
また、販売チャネル上、法人にしか販売しないラインナップを用意していることもあります。
法人向けパソコンの特徴としては、全体的に構成がシンプルで、サウンドやディスプレイなどの出力デバイスにそれほど力を入れていないパソコンであるという点があげられます。
性能が高くなくても耐久性という点においては問題がないので、その点は安心してよいでしょう。
法人向けパソコンの寿命はどれくらい?
法人が利用するパソコンは、社員の出社時間の間ずっと稼働していることを前提として、パソコンの心臓部にあたるHDDの寿命はおおよそ5年程度となります。
5年の寿命は短いと感るかもしれませんが、1年で2千時間あまり稼働していると考えれば、1万時間というのは寿命としては妥当な線といえます。
もちろん1万時間で全てのパソコンのHDDが全く使えなくなってしまうというわけではありませんが、多くのケースではこの時期から不具合や故障が出てきます。
法人向けパソコンの買い替え時期はいつ?
法人向けパソコンの買い替え時期としておすすめなのは、導入後3~4年程度となります。
パソコンのHDDは回転運動をしており、徐々に調子が悪くなるというよりも、突然動かなくなるという故障の仕方をしやすい部品です。
法人向けパソコンが故障してしまうと、仕事において致命的です。
データの消失など最悪のケースだけでなく、その従業員の代替機が用意できるまで、仕事ができないという事態に陥ることがあるのも問題となります。
したがって、法人向けパソコンは寿命を迎えてから交換というスタンスではなく、問題が起きる前に買い替えるのが理想的です。
導入後3年を経過すると、致命的な故障に至らなくても不具合が出やすくなり 、これに対応するための各種コストが増加していく傾向があります。
導入後3~4年の入れ替えは早すぎ?
他の機器類に比べて期間が短いので、導入後3年でのパソコンの買い替えは、なかなか踏み切れない部分もあるかもしれません。
しかし、償却期間として3年を設定するのは適当な水準ともいえます。
なぜなら、前述のように、故障してしまってからでは取り返しがつかないほどの被害を受ける危険性もあるからです。
また、現在の法人向けパソコンは単価も下がってきているので、費用が大きすぎて入れ替えが難しいというケースも少なくなってきているでしょう。
法人用パソコンの寿命は5年程度!不具合が出る前に導入後3~4年には買い替えを検討しよう
今回は法人用パソコンの寿命と買い替えのタイミングについてご紹介しました。
法人用パソコンの寿命は5年程度ですが、不具合が出てから買い替えを考えると業務に支障が出てしまうリスクが高いので、導入後3~4年後には買い替えるようにしましょう。
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この記事を書いた人
編集部員 河田
編集部員の河田です。編集プロダクションでの書籍編集の経験を経て、現在はEMEAO!のWebコンテンツ編集・執筆とお客様へのインタビューを担当させていただいています。日々、コツコツと皆さんのお役に立つ情報を発信していきます!よろしくお願いします。