法人向けパソコンとは、個人用パソコンとは何が違うの?
公開日:2020.12.25 最終更新日:2021.02.04
「会社で使うパソコンは個人用の製品ではだめなのだろうか?」
と疑問をお持ちの事業者様もいらっしゃるでしょう。
今回は法人向けパソコンとは何かという概要から、個人用パソコンとの違いまでを解説します。
会社で使うパソコンをお探しの事業者様は、ぜひ機種選びの参考にしてみてください。
法人向けパソコンとは?
パソコンメーカーの多くは、一般消費者を対象に個人向パソコンを、企業向けに法人向けパソコンを販売しています。
法人向けパソコンとはその名の通り、企業で使うことを前提に設計されているパソコンのことです。
法人向けパソコンには以下の2つの特徴があります。
特徴①機能は最小限でOSにお金をかけた設計がされている
法人向けパソコンは必要な機能だけを搭載していて、プロフェッショナルバージョンのOS(オペレーティングシステム)を採用しているという特徴があります。
余計な機能が付いていない理由は、機能が増えれば値段も高くなっていくからです。
そのため、仕事で使わないと思われるような機能は搭載されません。
その分、法人向けパソコンはOSにお金をかけた設計が行なわれています。
特徴②セキュリティ対策が万全
また、法人向けのパソコンには高度なセキュリティ対策が施されています。
企業内で取り扱う文書やデータの中には漏洩するとリスクが高いものが多いからです。
ログインの際に指紋センサーや静脈センサーで認証を行なうモデル、ストレージの暗号化が可能になるモデルなど、個人向けのパソコンにはないセキュリティ機能が搭載されていることも少なくありません。
法人向けパソコンと個人用パソコンとの違いとは?
基本的には、個人向けパソコンの場合には家の中で使うのに適した仕様になっており、法人向けパソコンの場合には仕事で使うのに適した仕様になっていることが大きな違いといえます。
具体的には、以下の2つの違いがあります。
違い①Officeのソフトウェアのインストールが必須かどうか
まず個人向けと法人向けのパソコンでは、Officeのソフトウェアがインストールされているかされていないかという違いがあります。
個人向けパソコンの中にはOfficeのソフトウェアがインストールされていないモデルもあります。
一方、仕事でOfficeのソフトウェアを使う機会が多い法人向けの場合にはインストールされていることが必須条件になっています。
主に、エクセルやワード、パワーポイントといった3つのソフトウェアは、仕事で使う頻度が高いため搭載されていることが多いです。
これに加えて、アクセスなどのソフトが付属していることもあります。
もしも、Officeは業務に必要ないという場合は、Office未搭載のモデルを選ぶことで、価格を下げて購入することもできます。
違い②動画の閲覧や画像の編集をする機能の有無
また、個人向けと法人向けのパソコンでは、動画の閲覧や画像の編集をする機能が搭載されているかされていないかという違いもあります。
個人向けパソコンには動画の閲覧や画像の編集などを楽しめるような機能が搭載されています。
個人向けパソコンでは音楽を聴くユーザーが多いため、特にスピーカーの音質に設計力を注いでいるモデルが多いようです。
一方、法人向けの場合には、動画の閲覧や画像の編集などが不要であることが多いので、操作性・セキュリティ面の方が重視されます。
そのため、付属しているソフトウェアの数が少なかったり液晶画面の画質が必要最小限になっているモデルが多いといった違いもあります。
法人向けパソコンとは、業務に必要な機能だけが搭載されセキュリティ対策がしっかりとしているパソコン
以上、法人向けパソコンとはどんなパソコンなのか、個人用パソコンとは何が違うのかということについて解説してきました。
法人向けパソコンは業務に必要な機能だけが搭載されていて、セキュリティを重視して設計されているパソコンです。
業務に使うのであれば、法人向けパソコンを選ぶことをおすすめします。
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この記事を書いた人
編集部員 河田
編集部員の河田です。編集プロダクションでの書籍編集の経験を経て、現在はEMEAO!のWebコンテンツ編集・執筆とお客様へのインタビューを担当させていただいています。日々、コツコツと皆さんのお役に立つ情報を発信していきます!よろしくお願いします。