
法人向けモバイルWiFiとWiMAXの2つの違いとは
公開日:2021.01.07 最終更新日:2021.02.09
今回は、法人向けモバイルWiFiとWiMAXの2つの違いについて解説します。
業務に使うWiFiをお探しの事業者様は、ぜひ最後までご覧ください。


WiMAXとは
WiMAXとは、無線インターネット回線のひとつです。
「Worldwide Interoperability for Microwave Access」の頭文字を取って名付けられました。
無線インターネット回線は、大手携帯電話キャリアが使用している4G LTE回線などが代表的で、無線通信技術の中に含まれます。
UQコミュニケーションズがWiMAX回線を利用したポケットWiFiサービスである「UQWiMAX」を提供したことをきっかけに、WiMAXという単語がよく聞かれるようになりました。
その後、WiMAXの人気が高まるにつれ、現在では無線インターネット回線のひとつとしてだけでなく、提供されるサービスも含めてWiMAXと呼ばれるようになりました。
現在では、WiMAXというと無線インターネット回線のひとつというよりは、WiMAX回線を利用したWiFiサービス自体を指すことがほとんどとなっています。
現在、WiMAX回線を使用したWiFiサービスにおいて契約できるプロバイダは、UQWiMAX以外にも複数あります。
どのプロバイダを選択したとしても使用する回線は同じであるため、速度や制限、エリアに違いはありません。
ただし、料金やキャンペーン、契約プランなどは異なるため、複数のプロバイダを比較して選択しましょう。
法人モバイルWiFiとWiMAXの2つの違い
ここからは、法人モバイルWiFiとWiMAXとの違いを解説していきます。
違い①同時接続端末数
法人モバイルWiFiとWiMAXとの違いとしては、まず同時接続端末数の差があげられます。
法人WiFiは同時接続端末数が多いので、端末接続台数が多い時にもネットにサクサクつながります。
そのため、業務が遅延してしまうリスクは少なくなります。
また、来客があった際にも快適に過ごしてもらえます。
一方、WiMAXは法人向けWiFiより同時接続端末数が少なく、複数台接続すると通信速度が遅くなってしまいます。
そのため、端末接続台数が多い時にはネットに繋がりにくく、業務が遅延したり来客があった際にネットに繋がりにくいと不満を持たれてしまうかもしれません。
違い②通信の機密性の高さ
法人モバイルWiFiとWiMAXとの違いとしては、通信の機密性の高さもあげられます。
法人モバイルWiFiは、法人の業務用ネットワーク回線とそれ以外の回線を分離できるのが特徴です。
法人に訪れた顧客や関係者は来訪者用ネットワークにつなげることができ、法人のネットワーク網の中で通信できます。
このように法人モバイルWiFiには、法人のネットワーク内に外部の人を入れても機密情報を保てるという強みを持っています。
一方、WiMAXの場合は、ネットワーク網がひとつしか作れないため、外部に通信を許してしまうとほぼ自分の情報が無防備に流出してしまいます。
そのため、情報を守るのに高度な知識とコストがかかってしまいます。
具体的には、端末のセキュリティーアプリケーションソフトとVPNソフト、ファイアーウォールやIPアドレスを見せないソフトなど多くのアプリケーションが必要になります。
法人向けモバイルWiFiとWiMAXでは、同時接続端末数と通信の機密性の高さが異なる
本記事では、法人向けモバイルWiFiとWiMAXの違いを2つご紹介しました。
法人向けモバイルWiFiの方が同時接続端末数が多く、通信の機密性が高いため、業務に使用するのであれば法人向けモバイルWiFiの選択をおすすめします。
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この記事を書いた人
編集部員 河田
編集部員の河田です。編集プロダクションでの書籍編集の経験を経て、現在はEMEAO!のWebコンテンツ編集・執筆とお客様へのインタビューを担当させていただいています。日々、コツコツと皆さんのお役に立つ情報を発信していきます!よろしくお願いします。





