企業の風評被害対策の目的や具体的な対策内容とは?
公開日:2021.03.09 最終更新日:2021.03.15
インターネットの普及により企業のPRの幅はより広がりましたが、同時に間違った情報が広まってしまう風評被害のリスクも大きくなっています。
そのため、昨今では風評被害対策は事業者にとって重視すべきものになりました。
そこで本記事では、風評被害対策の目的や概要を解説します。
風評被害対策について知識を深めたいとお考えの事業者様はぜひ最後までご覧ください。
風評被害対策の目的
風評被害対策を行う大きな目的は、企業やサービスのブランド価値が毀損されることによって、現在および将来における利益の損失を防ぐことにあります。
たとえば、飲食店などに対して行われる嫌がらせを目的とした極端な低評価レビューや、その拡散の問題を例にあげて考えてみましょう。
このような攻撃を受けた飲食店が適切な風評被害対策を行わなければ、いったいどうなるのでしょうか。
インターネット上で低評価のレビューを見た消費者は、それが嫌がらせを目的のデマであることに気づかないまま、その飲食店へ足を運ぶのを避け、集客ができなくなってしまう恐れがあります。
この行動が広まってしまうと、飲食店の売上は大きな打撃を受け、経営に悪影響を及ぼすでしょう。
特に近年では、SNSなどで事実と異なる悪評を広められた店舗が閉店や休業に追い込まれてしまう事態も発生しています。
風評被害の対象は、個人事業主から大企業まで幅が非常に広く、いつ狙われるかも予測できません。
そのため、取り返しのつかない事態になる前に、迅速に対応する必要があります。
風評被害対策の具体的な実施内容
風評被害対策には専門の知識や技術が必要です。
確実に対策を行うには、風評被害対策の専門業者に依頼しましょう。
ここでは、風評被害対策業者の行う対策内容を紹介します。
- ネガティブワードの削除
- 逆SEO対策
- 口コミの削除
それぞれ詳しく解説していきます。
風評被害対策①ネガティブワードの削除
1つ目は、ネガティブワードの削除です。
インターネット上でキーワード検索を行う際にキーワード候補が表示されますが、その候補表示に「●●(企業名) 詐欺」「ブラック」「不味い」等のネガティブなワードが表示されるケースがあります。
このような印象の悪いキーワードは消費者の印象に大きな影響を与えます。
ネガティブワードが目立つ場合は検索エンジンに削除依頼を出すことで対応してもらうことができます。
風評被害対策②逆SEO対策
2つ目は、逆SEO対策です。
Webサイトをより多くの人に閲覧してもらうため、検索サイトでの検索結果一覧でWebサイトを上位に表示するために行う対策を「SEO対策」といいます。
会社名や商品名等で検索したときに、検索結果の上位にデマを書かれたネガティブなニュース記事や口コミサイトが表示される場合には、ネガティブなサイトの検索順位を押し下げる「逆SEO対策」が有効です。
風評被害対策③口コミの削除
3つ目は、悪質な口コミ等の削除です。
口コミの影響は非常に大きく、評価サイトにネガティブな口コミが書き込まれると客足の減少につながる可能性も。
そのため、悪質な口コミ等は適宜削除する必要があります。
口コミサイトに削除依頼を出しても受理されない場合は、弁護士を通して削除依頼を行う削除代行サービスがあります。
損失が出てしまう前に風評被害対策はしっかりと行おう
以上、風評被害対策の目的と、具体的な手段を解説しました。
インターネット上に書き込まれた事実と異なる悪評は、放置するとブランドイメージの損失や売上の減少に繋がってしまう可能性があります。
そのため、専門業者を使って風評被害対策を行うことが大切です。
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この記事を書いた人
編集部員 城下
EMEAO!編集部員の城下です。雑誌編集者と人材コーディネーターの勤務経験を生かし、現在はWebコンテンツの作成を担当しています。業者選定ガイドでは真っ白でクリーンな情報を届け、皆様にとって有益な知識の溢れるお城となるようなメディアを目指します。よろしくお願いします!