サーマルカメラ導入前に確認すべき効果を上げるための4つのポイント
公開日:2020.11.02 最終更新日:2020.11.24
感染症拡大防止のため、カメラを通して一瞬で検温が行える「サーマルカメラ」。
自社のオフィスや店舗にも導入をご検討中の事業者様も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、ただ導入するだけでは効果的に活用できない場合もあります。
今回は、サーマルカメラの導入前に確認すべき4つのポイントを解説します。
サーマルカメラの導入をご検討中の事業者様はぜひご一読ください。
また、サーマルカメラの概要や導入メリットについては以下の記事で解説しています。
サーマルカメラの導入前に確認しておくべき4つのポイント
サーマルカメラを効果的に運用していくためには、たとえば以下のような社内の体制を整えることが必要です。
- 入口に設置し、導線を考える
- 検温が途切れないようスタッフのシフトを組む
- 発熱があった場合の対応フローを整える
- 社内で利用する場合、勤怠管理システムとの連携が可能か確認する
ここからは、各ポイントについて1つずつ解説していきます。
ポイント①入口に設置し、導線を考える
サーマルカメラの大きなメリットは、複数人の検温をスピーディーに行うことができるという点です。
そのため、サーマルカメラは入口に設置することを想定し、その後の導線の邪魔にならない設置場所を考えましょう。
ポイント②検温が途切れないようスタッフのシフトを組む
店舗や商業施設、またオフィスのエントランスなど、来客や利用者の検温が目的であれば、検温するスタッフを配置することを想定したシフトを組む必要があります。
社内の勤務環境によっては24時間体制で勤務を行うことも考えられるため、常に検温をしっかりおこなうためにはスタッフが常駐している必要があるでしょう。
そのため、検温するスタッフに無理が出ないようにシフトを組み、効率的に検温ができる体制を整えることは非常に重要なのです。
ポイント③発熱があった場合の対応フローを整える
サーマルカメラ設置の目的は、検温による感染拡大の予防や体調管理です。
そのため、体温に問題なければ通過することができますが、発熱者が検出された場合は通過させず適切な対応をとる必要があります。
自宅への帰宅を促すのか、最寄の医療機関に連絡するのか等、発熱者が出た場合のフローを事前に整えることでサーマルカメラの効果を発揮しながら運用することができます。
ポイント④社内で利用する場合、入退室システムとの連携が可能か確認する
自社スタッフの検温を目的としている場合、入退室システムや勤怠管理システムと連携することで検温と勤怠管理を同時に行うことができます。
もし既存の入退室や勤怠管理システムを利用している場合、サーマルカメラとの連携が可能か確認しましょう。
また、もし連携できない場合、できるだけ効率的にサーマルカメラや各システムを利用するための導線や活用方法を業者に相談するとよいでしょう。
サーマルカメラの導入前に、利用を具体的に想定した運用方法を整えておこう
今回は、サーマルカメラの導入前に確認したい4つのポイントを紹介しました。
自社において、どのような準備をすすめるべきかという参考になりましたでしょうか?
サーマルカメラの導入は、多くの場合検温を行って発熱していないかどうかを見分けることが目的です。
そのため、導入後に実際に発熱者が検出された場合の対応や、スムーズに運用するための仕組みをあらかじめ整えることで導入後スムーズに活用することができます。
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この記事を書いた人
編集部員 岡本
編集部の岡本です。以前はWEBディレクターとして中小企業のホームページ制作のディレクション等をしておりました。ユーザー様の声をきちんとコンテンツの内容や方向性に反映して、より良いメディアに出来るように日々精進してまいります。