掲示板での悪質な書き込みを削除依頼できる3つのケース

匿名で書き込むことのできるインターネット掲示板では、事実と異なる内容や悪意のある誹謗中傷が投稿されることも少なくありません。
悪質な書き込みは、申し立てることで削除対応をしてもらえることがあります。

本記事では、掲示板の書き込みを削除依頼できる3つのケースを解説します。
事実と異なる掲示板の書き込みにお困りの事業者様はぜひご一読ください。

掲示板での悪質な書き込みが削除できるケースとは

インターネット掲示板に勝手に自分の個人情報や悪口などを書き込まれているとき、主に下記の3つに該当する場合は削除してもらえる可能性があります。

それぞれのケースについて詳しく解説していきます。

ケース①権利を侵害している

掲示板のように不特定多数の目に触れる場で、勝手に電話番号やメールアドレスなどの個人情報が書き込まれている場合は、プライバシー権を侵害しているため削除要請に応じてもらうことができます。

掲示板に被害者の写真や作品などが勝手に載せられている場合も、著作権や肖像権などの権利を侵害していることになるので、削除してもらえるでしょう。

ケース②誹謗中傷されている

特定の個人に対する誹謗中傷を含む内容や、性的な書き込みをされた場合にも、名誉棄損だとして削除要請が可能です。

ケース③利用規約に違反している

インターネット上には多数の掲示板が存在しますが、それぞれの掲示板には個別の利用規約が用意されているものです。
たとえ個人の権利を侵害していなくとも、利用規約に違反している場合は運営側に通報をすればスムーズに削除してもらえる可能性が高いです。

悪質な投稿を放置している場合、掲示板の管理者も責任追及を受けるケースがあるため、利用規約は厳しくし規定されているケースが多くあります。
そのため、自分の悪口などの書き込みを発見した場合は、掲示板の利用規約を確認し、その書き込みが違反していないかどうかをチェックしましょう。

掲示板の書き込みは権利侵害・誹謗中傷・利用規約違反のいずれかに該当すれば削除可能

今回は、掲示板の書き込みで削除依頼が可能になる3つの条件を解説しました。

個人の権利を侵害している場合や誹謗中傷にあたる場合、または利用規約に反しているものは書き込みの削除を依頼することが可能です。

万が一、削除に応じてもらえなかった場合や書き込みの数が膨大で削除が追い付かない場合は風評被害対策業者を利用するという方法もあります。
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