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公開日:2020.09.16 最終更新日:2025.07.28
働き方や企業のブランディング方法が多様化する中、社員の働きやすさや企業理念を表現できるオフィスデザインにも注目が集まっています。
オフィスデザインを一新することは、社員のモチベーションの向上や、コミュニケーションの活性化など、さまざまな効果が期待できるのです。
本記事では、オフィスデザインのポイントや依頼する会社の選び方などについて解説します。
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オフィスデザインとは、企業ブランドの体現や社員の働きやすい環境づくりなどのために、オフィスを作り上げることです。オフィスの移転やコンセプトの立案、レイアウトの変更、設計などの活動全般が、オフィスデザインと呼ばれます。
オフィスデザインを充実させることで、社員が働きやすくなって業務の生産性が向上したり、企業ブランドを印象付けて優秀な人材の採用につながったりなどのメリットが期待できます。
店舗デザインは、飲食店や美容院などの店舗に合わせた内装のデザインやレイアウトの変更、設計などを行うことです。オフィスとは違い、集客や売上向上のため、店舗を訪れる顧客の目線で設計していくことが求められます。
ブランドイメージを体現できるデザインにする点は、オフィスデザインと共通しているといえるでしょう。
オフィスデザインを行うことで、以下のようなメリットが得られます。
ここからは、それぞれのメリットについて詳しく解説します。
オフィスデザインは、企業のブランドイメージを体現したり、会社のメッセージを社員や来訪者に伝えたりできます。たとえば、資料や備品が整理されてスッキリとしたオフィスであれば「清潔感がある」という印象を持たれやすいでしょう。
ユニークさを大切にしている企業であれば、オフィスデザインに遊び心を加えることで、社員や来訪者に企業のコンセプトを伝えやすくなります。
また、安全性に配慮しているとわかるオフィスデザインであれば、企業に来訪した取引相手や顧客が、企業に対する信頼性が高まることも期待できます。企業の印象を高めておくことで、関係者との良好なパートナーシップが築きやすくなるでしょう。
オフィスデザインにより労働環境が改善されることで、社員のパフォーマンス向上が期待できます。社員のパーソナルスペースの確保や動線の工夫により、作業の効率化や集中力を高められるためです。
1日のほとんどをオフィスで過ごす社員もいる中、快適な職場環境はモチベーションの向上にもつながるでしょう。結果的に、業務における成果を上げる社員が増えることが期待できます。
円滑に業務を進め、社内の雰囲気を良好に保つためには、活発なコミュニケーションが不可欠です。自然とコミュニケーションが取れるレイアウトにすることで、大きな効果を発揮します。
デスクの配置や動線、リフレッシュスペースなど、自然とコミュニケーションが生まれる環境にすることが大切です。コミュニケーションが活性化することで、社員同士の関係の構築や、新しいアイデアの発見につながるでしょう。
たとえば、デスクに引きだしを設置したり、棚を設置して縦の空間を使うなど、空いているスペースを最大限に有効活用ができるでしょう。
レイアウトによっては、狭いオフィスの中でもデスクの配置がしやすいものもあるため、自社に合ったオフィスデザインにすることで空きスペースを最適化できます。
リモートワークが中心の部署は、社員専用のデスクを設置する必要性がなくなることもあります。そのような場合、デスクを自由に使えるオフィスのレイアウトにすることで、個人用の不要なデスクを放置することがありません。
また、作業するデスクを自由に選ぶことができれば、リモートワークで希薄になりがちな社員同士の交流の機会になることも期待できるでしょう。
オフィスデザインのレイアウトにはさまざまな種類があり、社風やオフィス規模、勤務形態によって自社に適したレイアウトは異なります。
それぞれメリットやデメリットがあり、自社が実現したい目的に合わせてオフィスを作り上げることで、オフィスデザインを効果的に活用できるでしょう。
以下の表はオフィスデザインにおけるレイアウトの特徴を紹介しているので、参考にしてみてください。
対向式 | 【特徴】
【メリット】 席替えしやすい。コミュニケーションが取りやすい。 【デメリット】 個人のスペースが少なく、集中しにくい。 |
同向式 | 【特徴】
【メリット】 前に立つ人が情報を伝えやすい 【デメリット】 コミュニケーションが取りづらい |
左右対向式 | 【特徴】
【メリット】 集中力を高めやすい。個人の空間を確保できる。 【デメリット】 コミュニケーションが取りづらい |
卍型 | 【特徴】
【メリット】 個人の空間がありつつコミュニケーションが取りやすい 【デメリット】 使うスペースが多く狭いオフィスでは不向き |
リンク式 | 【特徴】
【メリット】 作業スペースを広く取れる 【デメリット】 使うスペースが多く狭いオフィスでは不向き |
背面対向式 | 【特徴】
【メリット】 コミュニケーションが取りやすい。背面の人とミーティングしやすい。 【デメリット】 後方からの視線が気になる。 |
フリーアドレス型 | 【特徴】
【メリット】 コミュニケーションが取りやすい。 【デメリット】 個人のものをデスクに置いておけない。 |
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オフィスデザインは、以下の会社に依頼が可能です。
依頼の範囲は会社ごとに異なります。依頼したい内容やこだわりたい点に合わせて、適した会社を選ぶことが大切です。以下では、それぞれの会社の特徴について解説します。
設計事務所は建物の構造や設備などの建築設計を行う会社で、オフィスデザインのためのデザインや設計を依頼できます。設計事務所には、建築士の資格を持った建築家が所属しているため、依頼の際も安心です。
デザインや設計には対応しているものの、内装の工事までは依頼できない場合もあるため、事前に確認が必要です。
内装業者は、設計・デザインから施工までを一括で依頼できる工事業者です。設計事務所やデザイン事務所に比べるとデザイン性が劣る可能性もあるため、オフィスのデザイン性にこだわる場合は検討が必要です。
オフィス家具の販売店が、オフィスデザインや内装まで対応している場合もあります。オフィス家具に関する知識やノウハウでレイアウトの相談にも説得力のある点が魅力です。
内装工事を外部に委託する場合は業者によって品質に差が出やすいため、口コミなどを事前に確認しましょう。
工務店は、設計・デザインから施工まで依頼できる建築業者で、地域密着型の場合が多いです。コストは比較的安いものの、工事を依頼する下請け業者によっては品質にばらつきが出ることもあります。
オフィスデザインの費用相場は、デザインや内装工事などの全体で200万~600万円程度です。費用にはコンサルティング料や設計費、内装工事費、通信工事費用などが含まれます。
設計や施工など、どこまでを業者に依頼するかによっても、費用相場は大きく変動します。以下は、内訳ごとの相場です。
オフィスデザイン(トータル) | 200万~600万円 |
デザイン・設計費 | 30~50万円 |
内装工事 | 一坪あたり15万~40万円 |
オフィスデザインは、以下の流れで行われます。
ここからは、それぞれのプロセスについて詳しく解説します。
普段不便に感じていることや気になることなど、現在のオフィスにおける課題を洗い出しましょう。たとえば、以下のようなことが挙げられます。
また社員にヒアリングすることで、より働きやすい環境を作ることにつながるでしょう。デザイン性の前には、現状における課題を解決して労働環境を整えることが大切です。
オフィスデザインのコンセプトは、企業理念やメッセージを社員や来訪者に伝えるために大切です。理想の組織像をもとにコンセプトを明確化しましょう。
コーポレートカラーがある場合は、オフィスに取り入れることで、さらなるブランディングやオフィスの統一感を出すことが可能です。
コンセプトが決まったら、オフィスデザインを依頼する会社を選定します。デザイン事例や施工事例などをもとに、自社に適した会社を選びましょう。依頼した場合は、数回の打ち合わせを行い、予算やスケジュールなどを決めていきます。
業者と相談しながらオフィスの動線やレイアウト、壁や天井などの内装を設計します。設計図は都度確認し、理想とするオフィスデザインにするため修正を加えていくことも必要です。
完成した設計図をもとに、内装工事が行われます。防音工事やスケルトン工事などの大がかりな工事から壁の張り替えなど、工事の範囲によりかかる期間は変動します。
オフィスデザインを成功させるためには、以下のことを押さえておきましょう。
ここからは、それぞれのポイントについて詳しく解説します。
オフィスはデザイン性や作業性だけでなく、内装に関する法規制を守った上で行わなければいけません。内装に関する法規制には、以下のものがあります。
特に消防法では、建物の階数や規模によって消火器やスプリンクラーなどの設置数が義務付けられており、設置位置の考慮が必要です。また、オフィス機器や備品が通路の妨げになると判断された場合は、指導が入ります。
労働安全衛生法・事務所衛生基準規則では、社員が快適な状態で作業できるよう、室内の照明や空調などに関する基準が定められています。それぞれの法律を把握した上で、オフィスデザインを行いましょう。
オフィスはワークスペースとしてだけでなく、企業のブランディングやメッセージの発信という重要な役割を持っています。そのため、企業理念の表現にもなるコンセプトの明確化は、オフィスデザインにおいて欠かせません
自社のコーポレートカラーや社員・来訪者に向けて発信したいメッセージなど多角的に考え、コンセプトを明確にしましょう。
抽象的な内容で伝えてしまうと、希望に合わないまま施工が進められ、思い通りのデザインを再現できない可能性があります。設計後に理想のデザインと異なる場合にも、具体的に伝えて修正しましょう。
また、工事の規模によってスケジュールも変動するため、理想とするスケジュール通りに施工ができるかという点も確認が必要です。
定期的なレイアウトの見直しや、事業が成長したときのことなども考え、柔軟性の高いレイアウトにすることもポイントです。事業が拡大する中で、新しい働き方の導入や人員の増加など、体制が変更することもあります。
オフィスレイアウトの柔軟性が高ければ、将来的な変化にもスムーズに対応できるでしょう。
「対面が気になって業務に集中しづらい」「複合機が大きくて通りにくい」など、実際に働いていないと気がつかない改善点もあるためです。アンケート調査や面談のヒアリングなどにより、社員が不便に感じていることや改善提案を集めましょう。
社員のモチベーションを高めるオフィスデザインにするためにも、必要なプロセスです。
実績や評判、見積もりなどを比較した上で、信頼できる業者に依頼しましょう。業者選びに失敗すると、希望通りのデザインに対応してもらえなかったり、スケジュール通りに施工が進まなかったりなどというトラブルを招く可能性もあります。
多数のオフィスデザインの会社から自社に合った会社を選ぶためには、以下のポイントに注目しましょう。
ここからは、選び方のポイントについて詳しく解説します。
実績の豊富な会社は技術やノウハウがあるため、スピードや品質も安心できます。
実績のポイントとしては、自社と似たイメージのコンセプトやオフィス規模の実績があるかチェックしておくことが必要です。また、得意分野や実績の多い業界も会社によって異なります。
実績などの情報は公式ホームページや自社ブログ、口コミサイトなどに掲載されているため、どのような施工事例やデザイン事例があるか調査しましょう。
デザインから内装の施工までワンストップで依頼できれば、打ち合わせの手間や費用を省くことができます。
各過程における業者の情報収集や比較検討にかかる時間も省けるため、業務を疎かにせずオフィスデザインを進めることが可能です。
同じデザインを依頼する場合でも、会社によって費用に差が出ることもあります。
中には大まかな見積もりしか出してもらえない場合や、内訳の詳細な説明がしてもらえない会社もあるため、見積もりの段階から詳しく解説してくれる業者が安心です。見積もりの際は、すべての会社で同じ希望条件を伝えましょう。
たとえば工事後に破損箇所が見つかった場合、工事の際に生じたものであっても責任の所在が曖昧にされることもあります。また、仮に故障の対応をしてもらえたとしても、追加作業として料金が加算されることもあります。
見積もりの際は、アフターサービスの内容まで確認し、トータル的に自社にとって適切な会社を選ぶ必要があります。
口コミサイトなどで評判を確認すると、実際に利用した人のリアルな意見を知ることができます。公式ホームページには掲載されていない客観的な感想が見れるため、参考にしてみましょう。
オフィスデザインは社員の働きやすさやモチベーションの向上、企業ブランドの発信など、さまざまな効果があります。そのためオフィスデザインを行う場合は、課題の洗い出しやコンセプト、希望条件などを明確にした上で、オフィスデザインの会社に依頼することが大切です。
オフィスデザインの会社は、実績や見積もり、アフターサービスなど多角的に調査して、自社に合った会社を選ぶことが成功のポイントです。社員が1日の大半を過ごすオフィスだからこそ、信頼できる会社に依頼して理想のオフィスを実現させましょう。
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現在は、お客さま対応を担う。年間実績として、120社を超えるクライアントのSEOコンサルを担当。
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【対応実績事例】
https://rank-quest.jp/column/episode/life-adj/資格
∟SEO協会認定試験とは:時代によって変化してきたSEO技術を体系的に理解していることを示す資格検定試験です。
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