オフィス・店舗のデザインから内装工事完了までの具体的な流れ
公開日:2020.12.11 最終更新日:2024.05.14
オフィスや店舗の内装工事は、長い期間をかけてさまざまな作業をする必要があります。
工事の流れを知っておくことで、トラブルの回避にもつながるでしょう。
本記事では、オフィス・店舗の内装工事の大まかな流れを説明します。
内装工事の流れに不安のある事業者様は、ぜひ参考にしてみてください。
オフィス・店舗の内装工事の流れ
オフィス・店舗の内装工事の大きな流れとしては、以下のようになります。
- コンセプトの決定
- 業者の選定
- 内装デザイン・レイアウト設計
- 施工
- インフラ整備・家具配置
- 引き渡し
作業①コンセプトの決定
オフィスや店舗の内装工事を行なう際、まずはその目的を明確にしコンセプトや方向性を決定することが非常に重要となります。
たとえば一口におしゃれな空間に変更したいと言っても、どのような設計をおしゃれと感じるかは個人の感覚に依存します。
抽象的な概念では、依頼主と業者側との間でイメージのズレが発生する恐れがあるので注意が必要です。
満足いく内装工事を行なうためには、コンセプトや方向性をはっきりと決めておきましょう。
手順②業者の選定
内装工事を行う際は、専門のオフィス・店舗デザイン業者に依頼する必要があります。
各業者によって得意とする分野が異なるため、業者選定の際にはなるべく自社のコンセプトと似通った工事の実績があるかどうかを確認しておくとよいでしょう。
また、業者との信頼性も非常に重要であり、レスポンスの早さや対応などをよく見て信頼感のある業者に任せるべきといえます。
手順③内装デザイン・レイアウト設計
業者が決定すれば、どのような内装にするかの設計を行います。
専門知識が無い場合であれば、ざっくりとしたイメージやコンセプトを業者に伝えて内装のラフ案を作成してもらいましょう。
設計等で希望を伝えてイメージのすり合わせを行い、最終的に工事を行うための設計を完成させます。
また、内装デザインはほぼ確定している場合は、工事専門の業者に依頼することによりデザインや図面設計にかかる金額を抑えることができます。
手順④施工
決定した内装デザイン・レイアウト設計の基づいて、内装工事に着工します。
内装工事は引き渡し日から逆算して、大体1~3ヵ月程度の余裕を持って施工を開始すると良いでしょう。
大掛かりな工事になるともっと時間がかかることもありますが、まずは工事業者に希望引き渡し日を伝え、それに合わせて作業を進めてもらえるかを事前に確認しておくと安心です。
また、あらかじめ工事内容を細かく確定しておくことは、要らぬトラブルの回避にもつながります。 工事を進めるうえで想定される作業について、最初にできるだけ詳細にリストアップしておきましょう。
手順⑤インフラ整備・家具配置
大まかな内装工事が完了すると、各種のインフラ整備を行う必要があります。
水道や電気・ガスはもちろん、OA機器を導入する場合は電話回線の整備も必要となります。
また、レイアウト設計に基づいて家具を配置していきます。
家具については、以前使っていた家具や調度品が使えなくなる場合は新しいものを検討・購入する時間も必要となります。
使える場合であっても、一度外部に預けるなどの処置が必要となるケースもあります。
インフラ整備や家具配置は、引き渡し後すぐに業務が始められるような環境にするために重要な作業です。
手順⑥引き渡し
施工完了後には、依頼者も立ち会いながらの最終チェックを行ないます。
施工完了後の工事は別途料金が発生するケースが多いので、最終チェックはすみずみまで確認する必要があります。
特に問題が無ければ、そのまま引き渡しとなります。
オフィス・店舗の内装工事は施工前から多くの作業が発生する
以上、オフィス・店舗の内装工事の流れを解説してきました。
いざオフィス・店舗デザインをしようと思っても、実際は施工前にやるべき作業は多々あります。
しっかりとどのような内装にするべきかを決めてから施工着手することにより、トラブルを未然に防ぐことが出来ます。
また、最終チェックでは希望に沿った内装かどうかを細かくチェックしておくことが重要でしょう。
「初めて内装工事をするので、自社でやるべき作業をサポートしてくれる業者に依頼したい」
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!