オフィスレイアウトでよく使われる4種類の特徴
公開日:2021.06.29 最終更新日:2024.05.14
このコラムでは、オフィスのレイアウトで主流な4種類の特徴やそれぞれのメリットについて解説します。
オフィスのレイアウト変更や新規オフィスの立ち上げのご予定のある事業者様は、ぜひご一読ください。
4種類のオフィスレイアウトの特徴を紹介
主流オフィスのレイアウトは下記の4種類です。
- ベンゼン・背面型
- クラスター型
- 対向式
- 同向型
それぞれの種類の特徴とメリットについて解説します。
オフィスレイアウトの種類①ベンゼン・背面型
ベンゼン・背面型とは、座席が背中合わせで並んでおり、それぞれ正面がパーテーションで仕切られているレイアウトです。
ベンゼン・背面型のレイアウトのオフィスではプライバシーを確保しやすく、作業に集中しやすい環境を提供できます。
具体的な特徴やメリットは下記の通りです。
- 背中を向かい合わせるように座る
- スタンダードな配置
- 作業スペースの確保がしやすい
- プライバシーを確保できる
一方、社員同士が向かい合う形ではないため、社内交流がしづらくなります。
部署ごとにこのレイアウトを直接入れてしまうと部署間の交流が非常に少なくなるでしょう。
ベンゼン・背面型は、作業スペースが広く取れるので、設計業務などに向いています。
オフィスレイアウトの種類②クラスター型レイアウト
クラスター型レイアウトとは、互い違いにデスクが配置されている主流なレイアウトの一種です。
正面を向いて設置されているデスクの列と背面を向いて設置されているデスクが交互に並んでいます。
別名、左右対称型とも呼ばれており、特徴とメリットは下記の通りです。
- それぞれの列が互い違いになっている
- 列同士の間にパーテーションが設置されている
- 鳥型と同向型のいいとこ取り
- プライバシーを確保しやすい
- 会話もしやすい
- 作業に集中できる
クラスター型レイアウトのオフィスはプライバシーを確保しやすいというメリットがありますが、スペース効率が悪く、配線処理も難しくなるケースが多いです。
また、クラスター型レイアウトは、Webデザインやシステム開発など、クリエイティブ系の会社に向いています。
デスク一つ一つのスペースが広く確保されているため、収容人数が多いオフィスにも適したレイアウトです。
オフィスレイアウトの種類③対向式(島型)
対向式レイアウトとは、部署ごとで1箇所のスペースに集まり、社員同士が顔を合わせて座る形式のことです。
メリットや特徴は以下の通りになります。
- 一般的なオフィスレイアウト
- 昔から業種を問わずに採用されている
- 部署内の交流が盛んに行われる
- 省スペース化
対向式のレイアウトはコミュニケーションがとりやすい一方で個々人の作業に集中しづらいというデメリットがありますが、各デスクにパーテーションの仕切りを導入すると改善できます。
対向式のレイアウトは、事務職や営業職など幅広い業種で採用されています。
グループ作業の多い会社によく見られるレイアウトです。
オフィスレイアウトの種類④同向型
同向型とは、デスクが同じ方向に向いて設置されている形式のレイアウトです。
教室のデスクの配置を想像すれば理解しやすいでしょう。
具体的な特徴やメリットを下記にまとめました。
- 銀行や携帯ショップなど接客業で採用されている
- プライバシーが保たれている
- 接客する相手に不快感を与えづらい
省スペースな配置が難しく、採用する場合、広い空間を用意しなければなりません。
また、社内交流が取りづらいというデメリットもあります。
同向型のレイアウトはコールセンターや接客業に向いています。
ほかにも、社員間の交流を避けたい集中ブースなどで採用されています。
4種類のオフィスレイアウトから最適なものを選択しよう
以上、主流なオフィスレイアウト4種類の特徴とメリットについて解説しました。
それぞれの種類で特徴が異なりますので、最適なものを選択してください。
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この記事を書いた人
編集部員 城下
EMEAO!編集部員の城下です。雑誌編集者と人材コーディネーターの勤務経験を生かし、現在はWebコンテンツの作成を担当しています。業者選定ガイドでは真っ白でクリーンな情報を届け、皆様にとって有益な知識の溢れるお城となるようなメディアを目指します。よろしくお願いします!