オフィスレイアウトで作業効率に影響するゾーニングとは
公開日:2021.07.01 最終更新日:2024.05.14
このコラムでは、オフィスレイアウトの基本、「ゾーニング」について解説します。
ゾーニングとは何か知りたい事業者様は、ぜひご一読ください。
オフィスレイアウトにおけるゾーニングとは?
ゾーニングとは、オフィスの中に何をどこに配置するのかを決めることです。
ゾーンは区域、ゾーニングは区画することを意味します。
簡単に言えば、動線や見た目を考慮しながら会議室や執務エリア、客間などをどこに配置するのか計画することです。
オフィスレイアウトの基本となっており、それぞれのエリアの配置を決める上でもっとも重要となります。
もし、ゾーニングを把握せずにレイアウトを決めてしまうと業務効率の低下や企業イメージの悪化につながるケースも少なくありません。
なぜなら、動線が複雑になり働く環境が悪くなる心配や客間までの歩く距離が長くなり不快感を与えてしまう恐れがあるからです。
このように、働きやすさや企業の印象に大きな影響を与えるので、理解することが求められます。
オフィスのゾーニングを考える上で必要となる3つのポイント
単に各エリアの配置を決めることがゾーニングではありません。
見た目や動線に配慮して、それぞれを配置しなければならないのです。
適切なゾーニングを実現するためには、下記の3つのポイントが重要になります。
ポイント①ストレスのない動線を意識する
動線とは、オフィス内で社員や来客が通るルートのことです。
もし、動線が複雑になっている場合、歩く距離が長くなったり、時間がかかったりします。
目的を達成するために遠回りしなければならないので、業務効率の低下や社員にストレスを与えやすいです。
そのため、オフィスレイアウトを考える際は、シンプルな動線を意識する必要があります。
シンプルな動線を意識することで、社員の作業のしやすさを最優先に考えたオフィスになるで、とても重要なポイントです。
また、動線を決める際はスペースも考慮しなければなりません。
特に、エントランスから各部署までのルートは、多くの社員がまとめて通過する部分です。
そのため、ほかのルートよりも広くスペースを用意しなければならないのでしょう。
ポイント②セキュリティを考慮する
2つ目のポイントは、セキュリティを考慮することです。
オフィスは社員だけでなく、クライアントや下請け業者などさまざまな人が行き交う場所になります。
多くの訪問者が来るので、セキュリティを考えてスペースを配置しなければなりません。
例えば、応接室は来客が訪問する場所なので、万全なセキュリティ対策を施す必要があります。
また、重要書類を保管するスペースは入り口から遠ざけた場所に配置するのが一般的です。
このように、セキュリティに配慮することで、トラブルの発生を予防しやすくなります。
ポイント③交流のしやすさをコントロールする
3つ目のポイントは、交流のしやすさをエリア別にコントロールすることです。
例えば、会議室は交流が活発になるように、集中ブースは会話がしづらいように工夫します。
社員間の活発な交流はアイディアの創造を助けます。
また、集中できる環境は作業効率をアップさせられるのです。
コントロールすることで、社員に適切な環境を用意するのができるので、ゾーニングを行う際、意識したいポイントのひとつになるでしょう。
オフィスのゾーニングは社員の作業を最優先に考える
以上、オフィスレイアウトの基本であるゾーニングについて解説しました。
ゾーニングを考える上でもっとも重要なのが社員の作業を優先にすることです。
そのためには、動線やセキュリティなどさまざまな点を考慮する必要があります。
「働きやすい環境を提供するためにゾーニングに関してサポートしてもらいたい」
「オフィスレイアウトの計画を全面的にサポートしてほしい」
という悩みを持っている事業者様は、ぜひEMEAO!にご相談ください。
ゾーニングに詳しいプロの専門業者を無料でご紹介します!
デジタルサイネージの優良おすすめ業者を知りたい方はこちらをご覧ください。
【審査済み】おすすめの優良デジタルサイネージ会社一覧
この記事を書いた人
編集部員 城下
EMEAO!編集部員の城下です。雑誌編集者と人材コーディネーターの勤務経験を生かし、現在はWebコンテンツの作成を担当しています。業者選定ガイドでは真っ白でクリーンな情報を届け、皆様にとって有益な知識の溢れるお城となるようなメディアを目指します。よろしくお願いします!