サーマルカメラを感染対策以外で活用できる3つの方法
公開日:2020.12.08 最終更新日:2020.12.22
新型コロナウイルスの感染が問題視されて以来、来場者の検温のためのサーマルカメラを多くの施設で見かけるようになりました。
しかし、サーマルカメラには実は感染対策としての検温以外の活用方法もあることをご存じでしょうか?
本記事では、感染対策以外のサーマルカメラの3つの活用方法を紹介します。
サーマルカメラの幅広い活用方法を知りたい事業者様はぜひご覧ください。
サーマルカメラの感染対策以外の活用方法3選
サーマルカメラは、感染症対策以外には下記のような活用方法があります。
- 国境の警備
- 変電所の監視
- 施設の外周監視
それぞれ詳しく見ていきましょう。
活用方法①国境の警備
サーマルカメラが活用される場の一つには、国境の警備といった大掛かりなのも挙げられます。
企業や個人で利用されることが多いサーマルカメラですが、夜間に国境を越えようとするような人を取り締まるケースでもサーマルカメラが活用されているのです。
サーマルカメラであればあらゆる物体から発せられる熱を感知して検知するため、昼夜を問わず24時間監視することができます。
監視カメラとは異なり、暗闇であっても補助照明やレーザーなどの設備が不要という点でも使い勝手が良いのです。
活用方法②変電所の監視
サーマルカメラの画像には周囲の環境条件に左右されないという特徴があります。
変電所などでは水蒸気などが多く、通常のカメラでは上手く撮影できないことが課題でした。
その点、サーマルカメラの場合は温度で感知するため、煙や塵、薄霧による影響はなく、変電所などの監視にも優れているのですす。
変電所内での資産保護・監視を堅牢を実行するためには、サーマルカメラは必須だとも言えるでしょう。
人を配置して24時間監視をするにはコストも莫大になりますが、その費用を抑えつつ、十分な監視することが出来るのはサーマルカメラの大きなメリットです。
活用方法③施設の外周監視
サーマルカメラは、さまざまな施設の外周監視にも活用されています。
昼夜を問わず様々な物体から発せされる熱を感知することができますので、照明なども必要ありませんし、施設の外周を監視するのにも適しているといえるでしょう。
さらにサーマルカメラで見通せる距離にも注目です。
レンズの焦点距離や大気の条件などの影響は受けますが、2キロ先 のものも検出できることもあります。
カメラの設置方法と設定方法によってはかなり遠くまでをターゲットにすることができるでしょう。
サーマルカメラをうまく活用すれば、監視に役立てることも可能に
今回は、サーマルカメラの感染対策以外の3つの活用方法を紹介しました。
いずれも意外な活用方法ですが、熱を検知するというサーマルカメラの特徴を活かすことで監視カメラのような役割を持たせることが可能ということです。
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この記事を書いた人
編集部員 城下
EMEAO!編集部員の城下です。雑誌編集者と人材コーディネーターの勤務経験を生かし、現在はWebコンテンツの作成を担当しています。業者選定ガイドでは真っ白でクリーンな情報を届け、皆様にとって有益な知識の溢れるお城となるようなメディアを目指します。よろしくお願いします!