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公開日:2021.06.30 最終更新日:2025.08.25
このコラムでは、小規模オフィスのデザインを考える際のポイントについて解説します。
小規模なオフィスでも業務に集中できる魅力的なレイアウトにしたいとお考えの事業者様は、ぜひご一読ください。
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小規模オフィスは使用できるスペースが限られていますが、3つのポイントを押さえることで狭さを感じさせず働きやすいオフィス環境を作ることができます。
ここからは、3つのポイントを具体的に解説していきます。
小規模なオフィスは、床面積が狭く使用できるスペースが限られています。
もし、パーテーションなどを数多く配置すると、視界が遮られてしまうのでストレスを感じやすい環境になってしまうのです。
結果的に、業務効率の低下を招いてしまうことになるでしょう。
視界を遮るパーテーションなどはできるだけ設置せず、目線とモノの距離を長くとれるようにしましょう。
どうしても仕切りがほしいときは、家具で代用するなどの対策を講じます。
そうすることで、実際の床面積よりも広く感じられるため、リラックスして働ける環境を提供することができます。
オフィスにはパソコンや複合機、ビジネスホンなどさまざまな電子機器が必要です。
小規模なオフィスではコンセントの数が少ないということも考えられますので、コンセントまで電源が届かなかったり、配線がゴチャゴチャになるというトラブルを避けるために、家具を配置する前に、コンセントの位置などを確認し、社員1人が1つの電源を確保できるようにしましょう。
小規模オフィスは、スペースが狭いのでパーテーションや家具を置きすぎると窮屈になります。
そのため、仕切りと収納の2つの機能を持ち合わせる家具を積極的に採用することで、限られた空間を有効活用できます。
たとえば、活用しやすい家具としてキューブボックスを挙げることができます。
キューブボックスは、ボックス1つ1つが独立しており、つなぎ合わせて使用することが可能です。
形を自由に決めることができるため、仕切りとしての機能を果たしやすくなります。
また、それぞれのサイズが小さいので、スペースの狭い小規模オフィスでも設置しやすい点がメリットです。
小規模オフィスをデザインする際の注意点は、次の5つです。
それぞれ詳しく解説します。
スペースが限られる小規模オフィスでは、空間を最大限に活用する必要があります。例えば、デッドスペースがあげられます
天井の高いオフィスであれば、ロフトを設置すれば収納スペースとして活用できます。壁にも棚を設置すれば、さらに収納スペースを増やせるでしょう。
ただし、視線を遮るような高さの家具を設置すると、圧迫感が出てしまいます。視線を遮らないレイアウトにすれば、視覚的に広く見せられるのでおすすめです。
オフィスの機能性を重視することで、小規模なオフィスでも快適に仕事ができるようになります。
効率的な作業環境を作るためには、動線の意識が重要です。会議室、執務室、リフレッシュスペースなど、各エリアの動線を意識してレイアウトを考えましょう。
また収納スペースが確保されていないと、整理整頓が行き届かず作業効率が低下します。デスクの隅に小さな収納家具を置けば、収納スペースを拡張できます。
小規模オフィスでは機能性を重視し、効率的な作業環境を作るのが大切です。各エリアの動線を意識して、使いやすいレイアウトを考えましょう。
小規模オフィスは圧迫感が出やすいため、快適性が損なわれがちです。気持ちよく仕事ができるよう、機能性と快適性を両立させましょう。
採光と通風を確保するだけでも、快適性は変わります。照明だけではなく窓からも自然光を採り入れ、換気を良くするのがポイントです。
また天井や壁、床や家具に明るい色を採用すれば、空間を広く見せられます。特に寒色系の色(白・アイボリー・ベージュ系など)がおすすめです。
機能性と快適性にこだわりつつ、企業イメージもオフィスに反映させましょう。オフィスのデザインは、企業のイメージを形作る重要な要素です。
小規模オフィスであっても、壁や家具の一部にコーポレートカラーを採用することで企業イメージを統一できます。
実際にオンライン会計サービスで有名な「株式会社マネーフォワード」のオフィスは、コーポレートカラーであるオレンジ色を基調としたデザインになっています。
オフィスは、会社の理念やビジョンを反映した重要な空間です。自社らしさが失われないよう、企業イメージも取り入れたデザインを考えましょう。
コストパフォーマンスを高めるのも、オフィスのデザインを考える上で重要な要素です。どのくらいの予算を投入できるか、明確にしておきましょう。
中古家具を活用したり、DIYで装飾することでコストを軽減できます。また業者に依頼する場合は複数の業者から相見積もりを取り、比較することも大切です。
EMEAO!では専任コンシェルジュが審査済1,061社(※2021年5月時点)の中から、要望にマッチする8社以下に厳選して紹介しています。業者選びの際には、ぜひご活用ください。
参考になる小規模オフィスの具体例を、3つ紹介します。
上記3つは、いずれも大手企業などでも採用されている効果的な手法です。小規模オフィスのレイアウトに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
では、1つずつ詳しく解説します。
小規模オフィスでは、書類の保管スペースの確保が課題になりがちです。紙文書をペーパーレス化することで、空間が広がり効果的なレイアウトを実現できます。
2022年1月から電子帳簿保存法の改正がスタートしたこともあり、オフィスをDX化する企業も増えています。
紙の書籍をデータ化しクラウド上で管理すれば、社員全員で同じ情報を共有でき便利です。また、資料の修正もデータ上で簡単にできます。
スペースの確保以外で役立つことも多いため、小規模オフィスのレイアウトで悩んでいる場合はオフィスのDX化を検討してみましょう。
会議室の代わりに、Web会議用の個室ブースを設置するのも効果的です。個室ブースであれば、オフィスの片隅に省スペースで設置できます。
従来の対面での会議よりも、Web会議が中心という企業も多いでしょう。オフィスのDX化で書庫をなくし、代わりに個室ブースを置けば空間を有効活用できるのでおすすめです。
またWeb会議がない日は、休憩室や面談ブースとしても活用できます。省スペースで複数の役割が担える点も、個室ブースを設置する利点の1つです。
フリーアドレス化で圧迫感をなくすのも、小規模オフィスの改善策として効果的です。個々のデスクを人数分置く必要がないため、スペースを広く使えます。
フリーアドレス化の際におすすめなのが、ブーメランデスクです。ブーメランデスクは複数を組み合わせることで、快適でおしゃれなレイアウトを簡単に作成できます。
また複数デスクを組み合わせれば対面に人の顔が来ないため、視線が合わず作業に集中できます。スペースの有効化と作業効率の向上につながるため、設置を検討してみましょう。
ここからは従業員の人数別に、参考になる小規模オフィスのレイアウトを紹介します。
2〜3人の少人数から10人程度まで、人数別にどのようなレイアウトが効果的なのかポイントを絞って解説します。ぜひレイアウトの参考にしてみてください。
従業員が2〜3人の場合、設置する家具に工夫が必要です。角が直角になっている「L字型デスク」なら、デッドスペースになりがちな部屋の角も有効活用できます。
さらにデスクにPCやモニターを置いても、作業スペースを広く確保できるのも特長です。収納用のキャビネットが付いたものを選べば、より収納スペースも広がります。
ただしL字デスクは構造上、デスクの脚が邪魔で足元が不自由に感じる場合があります。購入時は足元が広く使えるかどうか、デスクの脚の位置を確認しておくと良いでしょう。
4〜5人規模のオフィススペースであれば、レイアウト次第で執務スペースを区切ることも可能です。パーテーションなどでスペースを分ければ、集中しやすい環境を作れます。
また部屋の片隅に設置できる個室用ブースの活用もおすすめです。web会議や休憩、面談などにも使えるため、省スペースで幅広い役割を担えます。
パーテーションやブースを活用し、視覚的にエリア分けできるようゾーニングするのがポイントです。
10人程度のオフィススペースなら、オフィス全体をいくつかのエリアに分けるのがおすすめです。
執務エリア、会議エリア、コミュニケーションエリアなどオフィス全体をいくつかのエリアにゾーニングすることで、機能的な空間を構築できます。
なお、各エリアへの移動をスムーズにするためにも、レイアウト時は動線を意識しましょう。デスクや収納庫の配置を変えるだけでも、適切な動線を確保できます。
また人数が2桁に増えたことで、周囲が気になり作業に集中できないといったケースも少なくありません。
対面で視線が合わないブーメランデスクなどでプライバシーを確保しつつ、コミュニケーションも促進できるようなレイアウトを目指しましょう。
以上、小規模オフィスのデザインを考える際に意識したい3つのポイントを解説しました。
ご紹介したポイントを参考にすることで、快適に働けるオフィスを構築できます。
しかし、さらに小規模でも機能的で快適に過ごせられる空間を実現したいなら、オフィスデザイン業者へ相談するのがおすすめです。
「社員がストレスを感じないように、広く感じられるレイアウトにしたい」
「現在使用しているオフィスのレイアウトを工夫して機能性をアップさせたい」
というような悩みを抱えている事業者様は、ぜひEMEAO!にご相談ください。
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現在は、お客さま対応を担う。年間実績として、120社を超えるクライアントのSEOコンサルを担当。
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