オフィスインテリアの選び方とは?こだわるべき3つの理由を解説
公開日:2024.04.09 最終更新日:2024.05.14
オフィスインテリアには多くの種類があり、どれを選べばいいか迷っていませんか。今回の記事ではオフィスインテリアの選び方や、こだわる理由などを紹介します。
オフィスインテリア選びで悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。
オフィスインテリアの役割
オフィスインテリアには職場の雰囲気を良くし、社員のモチベーションを高める効果があります。
具体的には、自然光を取り入れたり、植物を置いたりすることで、リラックスした雰囲気を演出できます。人間工学に基づいた家具を使うことで、社員の身体的な負担を軽減し、集中力を維持することもできるでしょう。
また、社員同士のコミュニケーションを活性化させる効果もあります。オープンなレイアウトにしたり、コミュニケーションスペースを設けたりすれば、社員同士が自然と交流しやすい環境を作れます。快適に働けるような環境づくりだけでなく、アイデアの共有やチームワークの向上につながるのです。
さらにオフィスインテリアによって、会社の印象も大きく左右されます。おしゃれで洗練されたオフィスは、訪問したお客様に良い印象を与え、会社の評価を高められます。洗練されたオフィスは優秀な人材を引き付ける効果も期待できるため、会社のブランディングの面からも重要なのです。
オフィスインテリアの選び方3選
ここからは、オフィスインテリアの選び方について、3つのポイントをご紹介します。
- オフィスの雰囲気に合っているか
- 働き方に合っているか
- 機能性は十分か
ポイントをおさえて、迷うことなくオフィスインテリアを選びましょう。
オフィスの雰囲気に合っているか
オフィスインテリアを選ぶ際は、自社のワークスペースの雰囲気に合っているかを確認しましょう。物理的な見た目だけでなく、会社の業種や社風、ブランディングなども考慮し、それらを反映したデザインを選ぶことが大切です。
例えば、クリエイティブな業種であれば、カラフルでポップなインテリアが適しているかもしれません。一方、伝統的な企業であれば、落ち着いた色合いと重厚感のあるインテリアが望ましいでしょう。
自社らしさを表現できるインテリアを選ぶことで、社員の一体感を高め、お客様にも良い印象を与えられます。
働き方に合っているか
実際に働く社員の、ワークスタイルに合ったインテリアを選ぶことも重要です。例えばフリーアドレスを採用している場合は、個人の荷物を収納できるロッカーや、集中して作業ができるブースなどが必要でしょう。
またリモートワークを導入している場合は、オンラインミーティングに適した環境づくりが求められます。Web会議用の個室や、大型モニターを設置したミーティングスペースなどを用意するのがおすすめです。
一方、対面でのコミュニケーションを重視する場合は、オープンなレイアウトやコラボレーションスペースなどが有効です。社員がストレスなく、効率的に働ける環境を整えることが大切です。
機能性は十分か
オフィスインテリアを選ぶ際は、インテリアの機能性も十分に検討しましょう。オフィス家具は、長時間使用するものなので、耐久性や使い勝手の良さは欠かせません。
例えばデスクは広さや高さの調節機能、チェアは座り心地や姿勢サポート機能など、細かい部分までチェックするのがおすすめです。また見た目だけにこだわらず、収納力や拡張性なども考慮し長く使えるインテリアを選ぶことが重要です。
ほかにも空間の活用度を高める工夫や、メンテナンスのしやすさなども確認しておくと良いでしょう。機能性の高いインテリアは、社員の生産性を向上させ、ストレスを軽減してくれます。
オフィスインテリアにこだわるべき3つの理由
オフィスインテリアへのこだわりは、業務効率の向上、コミュニケーションの活性化、会社の評価アップなど、様々なメリットをもたらします。ここからは、オフィスインテリアにこだわるべき3つの理由として以下を紹介します。
- 業務の効率化
- コミュニケーションの円滑化
- 会社の評価向上
見た目が変わる以外にも、オフィスインテリアにこだわるメリットを理解しておきましょう。
業務の効率化
機能的で使いやすいインテリアを導入することで、社員の作業効率が向上します。
例えば高さ調節ができるデスクや体にフィットする椅子を使うことで、社員の疲労を軽減し集中力を維持できます。また適切な収納スペースを設ければ、書類や資料の管理がしやすくなり業務の効率化につながるでしょう。
業務の効率化を実現することで、自社の業績をさらに伸ばしたり残業時間の縮減に繋がる可能性もあります。快適で機能的な環境を整えることが、生産性向上のカギとなるのです。
コミュニケーションの円滑化
オープンなレイアウトにしたり、コミュニケーションスペースを設けたりすることで、社員同士の交流を促進できます。
例えばカフェのようなリラックススペースを作ることで、社員同士が自然と会話をする機会を増やすことが可能です。またミーティングスペースを充実させれば、チームでのコラボレーションがスムーズに進むでしょう。
社員同士のコミュニケーションが活発になることで、アイデアの交換やノウハウの共有が促され組織力の向上につながります。風通しのいい雰囲気を作るためにも、オフィスインテリアを工夫するのがおすすめです。
会社の評価向上
おしゃれで洗練されたオフィスは、取引先や求職者に良い印象を与えることができるでしょう。
例えばユニークでクリエイティブなオフィスデザインにすれば、会社の先進性やオリジナリティをアピールできます。また上質で落ち着いた雰囲気のオフィスは、会社の信頼性や安定感を与えることも可能です。
魅力的なオフィスは、優秀な人材を引き付ける効果も期待できます。インテリアは会社の顔とも言えるので、イメージアップのためにこだわりましょう。
おすすめのオフィスインテリア5選
ここからは、おすすめのオフィスインテリアとして以下のを5つを紹介します。
- 観葉植物
- 来客用家具
- 照明
- 収納
- 床材
デスクや椅子以外にもこだわることで、オフィスの雰囲気を変えることが可能です。
素敵なインテリアで、快適なオフィス空間を作りましょう。
観葉植物
植物には、空気を浄化しリラックス効果をもたらす働きがあります。フリースペースに大きな観葉植物を置いたり、デスクに小さな鉢植えを飾ったりするだけで、オフィスの雰囲気が明るくなるでしょう。
また緑を眺めることで、目の疲れも和らぎ、仕事の効率アップも期待できます。観葉植物は、オフィスに癒しと安らぎをもたらしてくれる、おすすめのインテリアです。
来客用家具
応接セットは、会社の顔とも言える大切なインテリアです。シンプルで上質なデザインのものを選ぶと、会社の信頼感を高めることができるでしょう。
また来客用スペースにグリーンや絵画を飾ることで、より洗練された印象を与えることもできます。傘立てや玄関マットなども、来客がよく目にする部分です。おしゃれで快適な空間でお客様を迎えられるように心がけましょう。
照明
明るすぎず暗すぎない、適切な明るさの照明が理想的です。また間接照明を取り入れることで柔らかな光が生まれ、オフィスの雰囲気が良くなるでしょう。
タスク別に照明を調整できるようにすることも大切です。デスクワークには明るめの照明を、リラックススペースにはやわらかな照明を使い分けることで、その場に合った雰囲気を演出できます。
収納
多くの書類や備品をすっきりと収納できる家具を選ぶことが大切です。効率的な収納ができれば、オフィスが片付き業務の効率化も期待できます。
収納家具を選ぶ際は、書類の種類や量に合わせて最適な収納ができるアイテムを選びましょう。大きなサイズの収納だけでなく、デスク周りの小物類も気を配るのがおすすめです。文房具や資料をすっきりと片付けられる、機能的な収納グッズを活用しましょう。
床材
オフィスの床材は、インテリアの印象を大きく左右します。木目調のフロアタイルや、高級感のあるカーペットタイルなどがおすすめです。
リラックスしたい場所には、ラグマットを敷くのもおすすめです。また床材は空間の印象だけでなく、音の吸収や足への負担にも影響するため、デザイン性と機能性を兼ね備えた快適な床材を選びましょう。素材や色味にこだわることで、おしゃれで居心地の良いオフィスを作れます。
おしゃれなオフィスインテリアメーカー
ここからは、おしゃれなオフィスインテリアを提供するメーカーを紹介します。
デザイン性 | 機能性 | コスト面 | |
KOKUYO | ○ | ◎ | ○ |
OKAMURA | ○ | ◎ | ○ |
ITOKI | ◎ | ○ | △ |
LOWYA | ○ | ○ | ◎ |
R.F.YAMAKAWA | ○ | ○ | △ |
MARUNI | ◎ | △ | △ |
素敵なオフィス空間づくりをしたい方は、ぜひ参考にしてください。
KOKUYO(コクヨ)
コクヨは、文具や事務用品で有名なメーカーですが、オフィス家具も手がけています。シンプルでモダンなデザインが特徴的で、機能性も抜群です。
「UPTIS(アプティス」シリーズのデスクは、天板の角度を自由に変えられます。体に負担の少ない姿勢が保てるため、快適性と効率性を両立できます。片面や両面など多くの種類のデスクがありますので、どんなオフィスにも対応できるシリーズです。
「SEQUENCEシークエンス」シリーズは、天板の高さを変えられる「電動昇降機能」を搭載しています。一日中同じ姿勢ではなく時々立って業務をすることで、疲労した筋肉を休ませられてリフレッシュにもつながります。
スタイリッシュな見た目も特徴的なコクヨのオフィス家具は、デザインと機能性を兼ね備えたおすすめのアイテムです。
OKAMURA(オカムラ)
オカムラの特徴は、人間工学に基づいたデザインで快適な座り心地と作業効率の向上を実現している点です。
「Contessa(コンテッサ)」シリーズのチェアは、身体の動きに合わせてフレキシブルに動く背もたれが特徴で、長時間座っても疲れません。また様々なデザイン賞を受賞していて、デザイン性にも定評があります。主要部品にはリサイクル素材など、環境に配慮している点も大きな特徴です。
「WORK CARRIER(ワークキャリア)」シリーズは、シンプルながら洗練されたデザインで、自由なレイアウトが可能です。高さの違うテーブルを交差させれば、目線の高さや向きがずれるため適度に集中できます。しかし必要なおt期にはすぐに声をかけあえる距離感なので、程よいチーム感を醸成できます。
オカムラのオフィス家具は、健康的で快適なワークスペースづくりにぴったりです。
ITOKI(イトーキ)
イトーキは「気持ちをつなぐ、場をつくる」をコンセプトに、革新的なオフィス家具を提供しています。ユニークで洗練されたデザインが魅力的で、オフィスに個性を与えてくれます。
「vertebra(ベーテブラ)」シリーズは、プロダクトデザイナーの柴田文江氏を迎え、開発されたワークチェアです。働き方の多様化と自由化が進む中で、まるでリビングにあるような佇まいが特徴です。木のぬくもりと豊富なカラーバリエーションを備えており、それぞれのワークスタイルや空間に合わせられます。
イトーキのオフィス家具は、デザイン性に優れた、こだわりのアイテムばかりです。
LOWYA(ロウヤ)
ロウヤは、リーズナブルな価格帯でおしゃれなオフィス家具を提供しています。シンプルでモダンなデザインが特徴で、コストパフォーマンスに優れています。
例えば「デスク3点セット」は、デスク、チェア、ワゴンがセットになったお得なアイテムです。スタイリッシュなデザインながら、機能性も十分で、快適なワークスペースを作ることが可能です。デスク幅を120~160㎝から選べるため、自分のワークスタイルに合わせられます。
ロウヤのオフィス家具は、デザイン性と経済性を兼ね備えた、おすすめのアイテムです。大量にオシャレなオフィス家具を必要とする場合は、LOWYAのアイテムを検討してはいかがでしょうか。
R.F.YAMAKAWA(アール・エフ・ヤマカワ)
アール・エフ・ヤマカワは、シンプルで使いやすいオフィス家具を提供しています。ベーシックなデザインながら、品質の高さが魅力的です。
オフィスチェアやソファだけでなく、スツールやベンチも提供しています。ミーティングスペースやリラックススペースのインテリアにこだわりたい方は、ぜひ参考にしてください。
またアール・エフ・ヤマカワではオフィスレイアウトのプランニングにも、相談に乗ってもらえます。中小規模のオフィスはもちろん、家具の入れ替えやレイアウト変更、内装工事もワンストップで依頼できます。
MARUNI(マルニ木工)
マルニ木工は、木材を使ったオフィス家具づくりに定評があります。温もりのある木材を活かしたデザインが特徴で、居心地の良い空間を演出します。
「MARUNI60」シリーズは、1960年代のプロダクトを復刻するとともに、現代にも適応するアイテムをプラスすることをコンセプトとしています。懐かしさを感じられる素材や形である一方で、パーツを自由に組み合わせて使える自由性が魅力です。デスクやチェア、収納家具などがラインナップされており、統一感のあるオフィス空間を作ることができます。
オフィスインテリアにこだわって業務を効率化しよう
働き方や機能性だけにこだわると、オフィスの雰囲気に合わないインテリアを選んでしまう可能性もあります。自社のイメージにあったような、カラーリングやデザインのインテリアを選ぶことも大切です。
物理的な機能性に加え、従業員のモチベーションアップも期待できる点がオフィスインテリアの特徴です。今回紹介した内容を参考に、自社にぴったりのオフィスインテリアを探してみてください。
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hata