要望を実現するオフィスデザインを行う際の3つのポイント
公開日:2020.12.11 最終更新日:2024.05.14
オフィスデザインを業者に依頼する際、完成後とイメージが異なるといったトラブルが発生する恐れがあります。
そのようなトラブルを避けるためにも、依頼前にはさまざまなポイントを押さえて明確に構想を業者に伝えるべきでしょう。
そこで本記事では、オフィスデザインで業者に依頼する前に押さえておきたい3つのポイントを紹介します。
オフィスデザインの構想でお悩みの事業者様は、ぜひご一読ください。
オフィスデザインで押さえるべきポイント
オフィスデザインは、レイアウト設計から内装工事まで含めると多大な時間・費用が発生します。
そのため施工後にイメージと違ったといったトラブルにならないよう、事前にいくつかのポイントを押さえて準備しておく必要があります。
今回は、以下の3つのポイントについて詳しく解説していきます。
- コンセプトを明確にする
- 機能性重視のレイアウトを考える
- 家具の種類を限定する
ポイント①コンセプトを明確にする
オフィスデザインを依頼する際に最も重要なことは、コンセプトを明確にすることです。
オフィスデザインは会社のイメージを大きく左右するため、会社のイメージに合ったデザインを依頼する必要があります。
コンセプトについては、会社の魅力やこれから会社が何を目指すことを踏まえて検討します。
また、事前にコンセプトを明確に定めることで無駄な経費の節約にもつながります。
しっかりしたコンセプトがあることにより、デザイナーもオフィスデザインを行いやすく必要な工事のみに絞り込むことが出来ます。
明確なコンセプトがオフィス内に表現されていれば、訪問客にいい印象を与えるだけでなく、社員の意識をアップさせることにもつながり企業ブランド力も高まります。
また、目的や用途に合わせた働きやすいオフィスになることも期待できるでしょう。
ポイント②機能性重視のレイアウトを考える
オフィスデザインでは、仕事をする上で機能的なレイアウトを意識することも重要です。
ここでは、機能性重視のレイアウトを考える上で重要な2つの計画をご紹介します。
下記の2つの計画が完了後、具体的なレイアウトを組みます。
ゾーニング計画
ゾーニング計画はオフィスデザインで最初に取り組むべきものであり、必要な機能スペースを平面図上で大まかに配置し全体の位置を決めすることを意味します。
必要な家具やスペースを考慮し、各機能スペース間の関係性を意識して計画を立てることが重要です。
導線計画
動線計画は、オフィス内をいかに効率よく移動できるかレイアウト全体を考えながら導線を配置する計画です。
導線を複雑にしてしまうと業務効率が下がるだけでなく、社員間のコミュニケーションの減少を招きかねません。
また、家具の配置も考慮して動線の幅を決めないと、人と人がぶつかってしまうなどの安全上の不安にもつながります。
ポイント③家具の種類を限定する
オフィスデザインを依頼するにあたり、家具の選択も重要なポイントです。
オフィスは仕事を行う場のため、デザイン性は高いが使いにくい家具では意味がありません。
デザインだけを重視するのではなく、オフィスで働いている人が快適に使えるものを選ぶ必要があります。
一般的なオフィスでは、デスクは単体型のタイプを連結させ部門に合わせて「島」を作ること多いでしょう。
しかし最近では、自分の席を固定することなく自由に座ることができるフリーアドレスや、柔軟に机を増減できるユニバーサルレイアウトを導入する企業も増えつつあります。
さらに技術職などは仕事に集中する必要のある業種では、パーテーションでデスクを区切ることもあります。
このように、業態や職種に応じたレイアウトを検討することもできます。
オフィスデザインを依頼する前に使用したい家具を選んでおくことで、その後のデザインのしやすさやレイアウト決定がスムーズになるでしょう。
オフィスデザインはコンセプトを明確にし、家具を限定して機能的なレイアウトにする
以上、オフィスデザインの依頼前に抑えておくべき3つのポイントを解説しました。
オフィスデザインの重要なポイントとしては、まずコンセプトを明確にしたうえで内装デザインを行います。
そして、コンセプトに合うような家具に限定し、機能的なレイアウトを設計することが大切です。
家具については、イメージ通りのものを取り扱っている業者が限られるケースもあるので、事前に要望を業者に伝えておくことが必要でしょう。
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!