50・60代男性150人調査！ミドル世代が“思わず入る”飲食店デザインとは？（店舗デザイン・マッチングサイト EMEAO！調査）

新型コロナウイルスの影響で生活様式が大きく変化した現在、飲食店に対するニーズや期待も大きく変化しています。特に、飲食店選びに対して慎重でこだわりが強い傾向にある50・60代のミドル世代の男性は、どのような外観や雰囲気の店舗に惹かれるのでしょうか？「入りたい」と思わせる店舗デザインには、どのような条件が求められているのでしょうか？

そこで、厳選されたオフィスデザイン・店舗デザイン業者を紹介するマッチングサイト『エミーオ（https://emeao.jp/guide/officedesign/officedesign-knowlege/post-49673/ ）』は、50・60代男性150人を対象として、「飲食店のデザインや雰囲気」に関するアンケートを実施しました。外観や内装の好み、居心地の良さ、さらには思わず友人や知人に紹介したくなる条件まで、多角的な視点からミドル世代のリアルな声を探っています。

飲食店の経営者や新規出店をお考えの方はもちろん、店舗のリニューアルやサービス改善をご検討中のオーナー様、運営責任者の皆様は、ぜひ本調査の結果を参考に、ミドル世代の心をつかむ店舗づくりにお役立てください。

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調査結果1：『入ってみたい！』と感じる飲食店の外観で重要なポイントは？※複数回答可(注1)

• 最も多かったのは「メニューや価格帯が明確で入りやすい」（53.3%、80人）で、全体の半数以上が重視しています。価格やメニューが分かることで安心して来店しやすくなる傾向がうかがえます。
• 次いで「シンプルで清潔感がある外観」（40.7%、61人）や「一人でも気軽に入りやすい印象」（29.3%、44人）、「店内が外から見えて安心感がある」（22.0%、33人）も多く選ばれています。特に初めて入る店や一人利用では、清潔感やオープンな雰囲気、入りやすさが重視されていることが分かります。
• 一方、「派手すぎず親しみやすい雰囲気」（10.7%、16人）、「落ち着いたカラーやシックなデザイン」（8.0%、12人）、「こだわりを感じる個性的な外観」（4.0%、6人）などは少数派で、個性よりも分かりやすさや安心感が優先される傾向が見られます。

調査結果2：飲食店の内装で『心地よい』と感じるのはどんな要素ですか？※複数回答可(注2)

• 最も多かったのは「席間隔が適切でプライベート感がある」（50.7%、76人）で、半数以上が重視しています。周囲を気にせず過ごせるプライベート感が「心地よさ」につながっていることがうかがえます。
• 次いで「長時間いても疲れない快適な座席」（31.3%、47人）、「明るすぎず、落ち着いた照明」（28.0%、42人）、「清潔感があり衛生的な印象」（26.7%、40人）も多く選ばれています。快適性や清潔感、リラックスできる照明が重視されていることが分かります。
• 一方で、「内装に統一感があり、シンプルで洗練された雰囲気」（12.0%、18人）、「ダークカラーや木目調を取り入れた落ち着いた内装」（6.0%、9人）、「BGMや音響が心地よく会話の邪魔にならない環境」（9.3%、14人）は少数派となっており、デザイン性や音響よりもプライバシーや快適さを求める傾向が見られます。

調査結果3：飲食店で『入りにくい』と感じる特徴は？※複数回答可(注3)

• 最も多かったのは「店内が外から見えず、雰囲気がつかめない」（41.3%、62人）で、外観から中の様子が分からないことが来店をためらう大きな理由となっています。
• 続いて、「高級感がありすぎて、カジュアルに入りにくい」（34.0%、51人）、「メニューや価格帯が外から分かりにくい」（30.7%、46人）はいずれも3割前後となっており、価格や雰囲気の“分かりやすさ”や“気軽さ”が大切にされている傾向がうかがえます。
• また、「古びていて清潔感がない外観や看板」（26.0%、39人）も4人に1人が挙げており、見た目の清潔感が入りやすさに大きく影響していることが分かります。
• 一方で、「入り口が狭く閉鎖的で入りにくい」（17.3%、26人）や「カップルや女性客が多く、一人では入りづらい」（16.7%、25人）は2割弱、「内装が派手すぎて落ち着かなさそう」（11.3%、17人）は1割程度となっており、これらは比較的少数派ですが、一定の来店ハードルとして無視できないポイントとなっています。

調査結果4：友人とシェアしたくなる飲食店の内装は？※複数回答可(注4)

• 最も多かったのは「居心地が良く、友人と長時間過ごせる空間」（64.7%、97人）で、全体の約2/3がこの点を重視していることが分かります。友人とリラックスして過ごせる快適さが、シェアしたくなる飲食店の内装において圧倒的に求められています。
• 次いで「洗練されたシックで落ち着いた空間」（32.7%、49人）は3割強を占めており、落ち着きや上質さを求める層も多いことがうかがえます。
• 「本格的で非日常感が味わえる空間」（15.3%、23人）や「こだわりのある個性的でユニークな内装」（14.0%、21人）はいずれも1割強程度で、普段とは違う特別感や個性も一定の支持を集めています。
• 一方で、「ミニマルでシンプルながらセンスの良い空間」（9.3%、14人）、「SNSに載せたくなるような特徴的なインテリアや装飾」（8.0%、12人）、「海外のカフェやバーのようなオシャレな空間」（7.3%、11人）は1割未満にとどまっており、派手さやSNS映えよりも、居心地や落ち着きがより重視されていることが読み取れます。

まとめ：『安心感』と『快適さ』がミドル世代の心をつかむポイント

• 今回のアンケート結果から、ミドル世代である50・60代男性は飲食店選びにおいて「安心して入れること」と「快適に過ごせること」を最重視していることが明らかになりました。
• 外観では、メニューや価格が分かりやすい店舗が高く評価される一方で、店内の様子が見えない、あるいは高級感が強すぎる店舗は敬遠されがちです。
• 内装では、プライベート感や清潔感、リラックスできる座席や照明など、『居心地の良さ』が「友人とシェアしたくなる店」の条件として挙げられました。SNS映えや奇抜なデザインよりも、日常的に使いやすい安心感と快適さが、ミドル世代から強く支持されている点が特徴です。
• 今回の調査を通じて、飲食店のデザインにおいては、派手さや独自性を追求するよりも、「気軽に立ち寄れる安心感」や「自分らしくくつろげる落ち着き」をいかに提供できるかが、ミドル世代の心をつかむカギであることが浮き彫りになりました。
• 特別な日ではなく、日常の延長として自然体で利用できる居心地の良さが、『また行きたい』という気持ちを生み出しています。今後は店舗の個性を活かしつつも、一人ひとりが「自分の居場所」だと感じられるような細やかな配慮や安心感が、飲食店デザインにより一層求められていくのではないでしょうか。

調査概要

調査日： 2025年7月8日

調査対象地域： 全国

調査機関： Freeasy

調査方法： オンラインアンケート調査

調査人数： 50～69歳の男性150人

<<調査結果の利用条件>>

1. 情報の出典元として「厳選業者を紹介するBtoBマッチングサイト エミーオ」の名前を明記してください。
2. ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。

URL：

https://emeao.jp/guide/officedesign/officedesign-knowlege/post-49673/

https://emeao.jp/guide/officedesign/officedesign-recomend/post-43135/

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