オフィスデザインのコンセプト設計が得意な会社7選!設計するコツも解説
公開日:2024.09.25 最終更新日:2024.09.25
働き方改革や企業ブランディングが重視される現代において、オフィスデザインの重要性が増しています。オフィスデザインは、業務効率の向上と社員の満足度に直結します。適切なデザインは、従業員のストレス軽減にもつながるでしょう。
しかし、具体的にどのようにコンセプト設計を進めればよいのか分からない、という方もいらっしゃるかと思います。オフィスデザインのコンセプト設計には専門的な知識が必要です。
そこで本記事では、オフィスデザインのコンセプト設計とおすすめの会社を解説します。
オフィスデザインのコンセプトとは
オフィスの空間やレイアウトに関する全体的なテーマやビジョンのことを、オフィスデザインのコンセプトといいます。これは、オフィスづくりの根本的な考え方です。「コミュニケーションが活発になるオフィス」「集中して作業に取り組めるオフィス」などが例にあげられます。
オフィスデザインのコンセプトには、企業文化の表現、従業員の働きやすさ、ブランディングなどが組み込まれます。働く従業員がどのような体験をするかという点まで考慮した、オフィス全体の設計図だといえるでしょう。
オフィスデザインのコンセプトを設計するメリット
オフィスデザインのコンセプト設計は、企業に多くのメリットをもたらします。ここからは、オフィスデザインのコンセプトを設計するメリットを解説します。
- オフィスの課題が明確になる
- オフィスの魅力を発信しやすくなる
- オフィスデザインが円滑に進む
- 多様なワークスタイルが実現できる
それぞれ見ていきます。
オフィスの課題が明確になる
オフィスデザインのコンセプトを考える過程で、現在のオフィス環境における問題点を洗い出せます。たとえば、スペースの効率的な使用や従業員の動きの最適化など、課題を具体的に把握しやすくなります。
コンセプトを設計する際には、新しいオフィスで何を解決したいのかという目的意識の共有が大切です。課題を明確にすることで、効果的なデザインが可能になるでしょう。
オフィスの魅力を発信しやすくなる
明確なオフィスデザインコンセプトは、企業のブランドや文化を表現する手段となります。オフィスそのものが企業の価値観やビジョンを反映する場となり、訪問者にも魅力を伝えやすくなります。
さらに、おしゃれで魅力的なオフィスデザインは、メディアに注目されやすいという特徴もあります。洗練されたオフィスは社員のモチベーションを高めるだけでなく、採用活動の強化にもつながるでしょう。
オフィスデザインが円滑に進む
コンセプトの設計は、施工プロセスを円滑に進めるための重要なステップです。オフィス全体のデザインに一貫性を持たせるための指針となります。デザインの方向性がぶれることを防ぎ、プロジェクト全体が円滑に進むでしょう。
事前にデザインコンセプトを決めておけば、企業の文化を適切に落とし込めます。これにより、施工が計画どおりに進むだけでなく、完成したあとのオフィス空間が長期的に企業の成長を支える資産となるでしょう。
また、コンセプトに基づいた家具選定やレイアウト設計がしやすいこともメリットも1つです。予算や時間の無駄を省きながら、統一感のあるオフィス空間を実現できます。
多様なワークスタイルが実現できる
現代の働き方は多様化しており、さまざまなワークスタイルに対応可能なオフィスが求められています。
多様なワークスタイルを考慮したコンセプトを設計することで、集中作業エリアや共同作業エリアなどのバランスが取れます。社員がそれぞれのニーズに応じた働き方を選べるようになるでしょう。従業員の多様な働き方をサポートする空間は、業務の効率化に寄与します。
オフィスデザインのコンセプト設計が得意なおすすめ会社7選
ここでは、オフィスデザインのコンセプト設計を得意とする会社の中から、おすすめの7社を紹介します。
会社名 | 特徴 |
株式会社ヒトカラメディア |
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和合計画 |
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株式会社丸の木 |
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株式会社TRUST |
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株式会社Lepo |
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株式会社GOODPLACE |
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株式会社清和ビジネス |
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それぞれ詳しく見ていきます。
株式会社ヒトカラメディア
所在地 | 東京都世田谷区北沢2-5-2下北沢ビッグベンビルB1階 |
事業内容 | 開発プロジェクト支援・オフィスビルの仲介・オフィス空間プランニングなど |
株式会社ヒトカラメディアでは、オフィスデザインのコンセプト設計を企業の未来を左右する重要なテーマだと考えています。全体のプロジェクトマネジメントのために、さまざまなアプローチで、従業員にとって最良の職場を提供してくれます。
メンバーが「使いこなせる」働く場の構築も、同社の強みの1つです。経営視点とメンバー視点の要件を統合し、個性や課題に合わせたコンセプト設計を実現します。
和合計画
所在地 | 東京都板橋区大谷口北町12-3 エスカイア中板橋1階104号室 |
事業内容 | 住宅やマンションのリフォーム・リノベーション・ショールームの設計など |
和合計画は、店舗・オフィスの施工を行っている工務店で、設計から施工まで一括で依頼可能です。
さらに、家具の製作や販売にも対応しており、内装デザインに最適なインテリアをオーダーできます。店舗や製作物には、最大6ヶ月間の無償メンテナンスサービスが提供されており、アフターサポートも充実しています。お客様のニーズに合わせながら修理をしてくれる点も魅力の1つです。
同社は、東京都中央区の居酒屋や和食店での施工実績があります。
株式会社丸の木
所在地 | 東京都千代田区岩本町1-14-5アクタス岩本町6階 |
事業内容 | 建築設計施工・小売店・飲食店など |
株式会社丸の木には、建築工事・大工工事・左官工事など、各分野に精通した専門スタッフが在籍しています。豊富な経験と実績で質の高い確かな技術を提供してくれます。新商品の情報や新しい技術の習得にも余念がありません。
サービスエリアの広さが特徴で、東京都を中心に全国での施行に対応しています。施工前には、細部に至るまで何度も打ち合わせをしてくれるので、安心して依頼できます。
株式会社TRUST
所在地 | 東京都多摩市山王下1-12-12 福満ビル101 |
事業内容 | 空間デザイン事業・新規事業創出コンサルティング・Webサイト制作など |
株式会社TRUSTは、さまざまな経営課題と向き合い、最適なオフィスデザインを提案してくれる業者です。オフィスデザインを重要な経営資源であると考え、ブランド力の強化を実現してくれます。企業の成長に欠かせない機能を付加した、戦略的オフィスづくりが得意です。
物件探しから内装デザイン、工事・施工までワンストップで依頼できる点も魅力です。オフィス縮小移転サービスも提供しているので、オフィス縮小による販管費削減を検討の場合はおすすめです。
株式会社Lepo
所在地 | 東京都福生市福生767-1 吉池ビル2階 |
事業内容 | 店舗内装設計施工・住宅リノベーション設計施工など |
株式会社Lepoには、建築・内装における企画・設計プランに特化したスタッフが在籍しています。施工管理、職人経験のある人材も揃っています。企業の課題を解決し、新たな価値が生まれるような内装デザインへと導いてくれるでしょう。
お客様に近い位置で寄り添ってくれるので、悩みや要望も相談しやすいのが特徴です。むさしの森珈琲や赤からといった飲食店の内装工事、物販店・まつエクサロンの内装工事など、施工実績も豊富です。
株式会社GOODPLACE
所在地 | 東京都渋谷区東3-14-20 ニューホライズンエビス |
事業内容 | 建物の企画、設計、施工・総務アウトソーシング・オフィス構築事業など |
株式会社GOODPLACEは、企業の課題に寄り添うオフィス空間を提案してくれる会社です。企画から施工まで総合的なサポートを行い、従業員の生き生きとした働き方を実現するオフィス構築を実現してくれます。
同社は、メーカーにとらわれない什器のセレクトや造作家具のデザインが特徴です。各企業の独自性が感じられるようなオフィスデザインを得意としています。また、オフィス移転に伴うすべてのコーディネートを依頼可能です。
株式会社清和ビジネス
所在地 | 東京都中央区日本橋室町4-3-18 東京建物室町ビル7階 |
事業内容 | オフィス移転、リニューアルサービス・専門施設ソリューション・アスクル購買ソリューションなど |
株式会社清和ビジネスは、オフィスデザイン・レイアウト設計に特化した会社です。社員が働きやすいオフィスのレイアウト設計が得意です。今だけでなく将来を想定したデザインで、変化にも柔軟に対応可能な環境を整えてくれます。
従業員間のコミュニケーションを活発化する空間づくりでは、4人島のレイアウトやスタンディングワークを取り入れています。また、自然要素を取り入れたバイオフィリックデザインオフィスは、リラックスできる働きやすい環境です。
オフィスデザインのコンセプトを設計するコツ
オフィス設計のプロジェクトを成功に導くための具体的なコツを紹介します。
- 企業理念を分析する
- 従業員の意見を取り入れる
- トレンドを意識する
- メインカラーを決める
- 機能性を意識する
- 専門業者へ設計を依頼する
企業の目標や価値観を反映しつつ、業務効率や従業員の満足度を高める空間を実現しましょう。
企業理念を分析する
企業理念は、オフィスデザインのコンセプトを考えるうえで重要なポイントです。まずは、企業がどのような目標や価値を掲げているのかを深く理解しましょう。理念に込められた価値観やビジョンを、どのようにオフィス空間で表現するかの検討が大切です。
たとえば、持続可能性を重視する企業であれば、省エネ設計を重視したデザインを設計します。また、協調性を理念に掲げている場合は、コミュニケーションを促進するオープンな空間が適しているでしょう。
従業員の意見を取り入れる
コンセプトを設計する際には従業員の意見を積極的に聞き取り、理想のオフィス像を共有することが大切です。
まずは、アンケートや面談を通じて、現在の問題点や期待する職場環境をヒアリングします。どのようなオフィス環境であれば、より快適に働けるのかを理解することで、従業員満足度が高いオフィスデザインが実現します。
トレンドを意識する
最新のオフィスデザインのトレンドを把握することも重要です。ニーズに合わせたデザインを取り入れることで、魅力的なオフィス空間になるでしょう。
ただし、トレンドを取り入れる際には、企業理念や従業員の働き方に合っているかを考慮することも忘れてはいけません。流行だけでなく、社風との調和を目指しましょう。
メインカラーを決める
オフィス全体の印象を左右する要素として、メインカラーがあります。企業イメージやコンセプトに合った色を選びましょう。
たとえば、青は集中力を高め、緑はリラックス効果があるとされています。色の持つ心理的効果も考慮しながら、メインカラーを選定するのも1つの方法です。従業員のモチベーションやパフォーマンス向上につながるカラーリングを検討しましょう。
機能性を意識する
オフィス空間の設計では、デザイン性だけでなく、機能性も重視しましょう。実際にどれだけ効率よく機能するかがポイントです。
従業員が快適に働ける環境を作るために、動線の確保や収納スペースの配置などを計画することが求められます。たとえば、外部の騒音を遮断する工夫は、集中力を維持する効果が見込めます。機能性を追求することで、オフィスの生産性も向上するでしょう。
専門業者へ設計を依頼する
オフィスデザインは専門的な知識とスキルを必要とするため、専門業者への設計依頼を推奨します。プロフェッショナルな視点から、企業のニーズに適した最適なデザインを提案してくれます。
専門業者は、トレンドや技術についての知識が豊富です。企業理念や従業員の意見を反映した、機能的でおしゃれな空間へと導いてくれるでしょう。
まとめ
オフィスデザインのコンセプト設計は、従業員の働きやすさと業務の効率化を実現するための重要なプロセスです。自社の理念や従業員のニーズを理解し、社風に最も適したデザインを追求することが求められます。
専門業者の力を借りながら、理想のオフィス空間を実現しましょう。本記事を参考に、魅力的なオフィスデザインを叶えてください。
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