ソフトウェア人材育成事業派遣奨励金の概要や受給条件、申請の方法
公開日:2020.12.07 最終更新日:2021.05.07
情報化時代において、IT技術者の重要性が高いことは言うまでもありませんが、やはり人手不足が続いているのが現状です。
自社の従業員にIT教育を行うことができればよいのですが、技術の取得には費用がかかるものですよね。
そのような問題を解決するために、IT人材の育成にかかる費用を補助してもらえる制度があります。
本記事では、ソフトウェア人材育成事業派遣奨励金の概要を解説いたします。
自社の従業員のIT教育をお考えの事業者様はぜひご一読ください。
ソフトウェア人材育成事業派遣奨励金の目的と概要
中小企業のIT人材育成を目的に設立されたのがソフトウェア人材育成事業派遣奨励金です。
事業所の従業員が地域ソフトウェアセンターで講座を受けた際、受講料の4分の1、最高5万円までを受給できます。
受講料の一部を助成金でまかなうことができるため、コストを抑えて自社の人材育成を行うことのできる制度です。
なお、奨励金に関連する助成金もあわせて申請可能です。
助成金の活用もお考えの場合は、こちらの助成金申請代行で必要になる費用もあわせてご覧ください。
ソフトウェア人材育成事業派遣奨励金の受給条件
ソフトウェア人材育成事業派遣奨励金の受給条件はいくつかあります。
下記に一例をまとめました。
- 従業員の地域ソフトウェアセンターでの3ヶ月以上、450時間以上の訓練コース受講
- 受講修了時の水準が情報処理試験の合格レべルであること
- 中小企業事業転換能力開発給付金を利用したことのない企業
- 雇用調整助成金を利用したことのない企業
- 雇用保険の適用事務所であること
このように実に色々と条件がありますから、これから申し込みする際にはしっかりと調べておきましょう。
ソフトウェア人材育成事業派遣奨励金の申請方法
ソフトウェア人材育成事業派遣奨励金を申請する際には基本的にハローワークや地域の雇用促進センターなどの斡旋を受けます。
申請する機関により方法も違うので注意が必要です。
また、ソフトウェア人材育成事業派遣奨励金はいつまでも利用できるとは限りません。
予想よりも早く終了するといったこともありますから、申請は早めに進めましょう。
申請の際には受講申込書なども必要になり、実際に訓練を受ける社員の情報も不可欠です。
ソフトウェア人材育成事業派遣奨励金は、最高5万円まで地域ソフトウェアセンターの受講料を負担してもらえる制度
今回は、ソフトウェア人材育成事業派遣奨励金についてざっくりと解説しました。
どのようなケースで受給できる制度なのかイメージできましたでしょうか?
ソフトウェア人材育成事業派遣奨励金は、地域ソフトウェアセンターの受講料を最大5万円まで補助してもらえる制度です。
IT人材の育成に力を入れたい企業様はご検討されてみてはいかがでしょうか。
また、EMEAO!では第三者機関の審査を通過した優良な助成金・補助金申請代行業者を紹介しています。
ソフトウェア人材育成事業派遣奨励金をはじめ、企業で受給できる助成金制度のご利用をお考えの事業者様は、社内リソースを圧迫せずに申請業務を行える代行業者のご利用がおすすめです。
2分程度の簡単なヒアリングで優良業者を紹介いたしますので、お気軽にご相談ください!
この記事を書いた人
編集部員 城下
EMEAO!編集部員の城下です。雑誌編集者と人材コーディネーターの勤務経験を生かし、現在はWebコンテンツの作成を担当しています。業者選定ガイドでは真っ白でクリーンな情報を届け、皆様にとって有益な知識の溢れるお城となるようなメディアを目指します。よろしくお願いします!