通信・放送新規事業助成金の概要や目的、過去の受給条件や申請方法
公開日:2020.12.07 最終更新日:2021.08.31
創業間もないベンチャー企業にとって、新規事業をスタートするには費用が大きな課題となります。
ベンチャー企業を対象とした助成金制度は毎年さまざまなものが実施されていますので、まずは過去にどのような制度があったのか、どのような準備が必要なのか調べておくことをおすすめします。
そこで本記事では、2009年頃まで実施されていた通信・放送新規事業助成金の概要を解説いたします。
通信・放送関連の分野で助成金制度をお探しの事業者様は、ぜひご覧ください。
参照:国立研究開発法人 情報通信研究機構HP“平成21年度通信・放送新規事業助成金 (情報通信ベンチャー)の第2回交付決定について”
通信・放送新規事業助成金の目的と概要
通信・放送新規事業助成金とは、スタートアップ段階のベンチャー企業を対象に独立行政法人情報通信研究機構が実施していた助成金事業です。
通信・放送事業分野で新規開拓を行うことで情報を円滑に流通させることを目的としており、通信・放送関連の事業の新規立ち上げにおいて必要な費用に使用できます。
通信・放送新規事業助成金はテーマごとに需給金額が異なります。最高で上限が2,000万円で、プロジェクトの予算の1/2以内です。
プロジェクトの技術開発期間は最低3ヶ月間から1ヶ月単位で設定することができます。
通信・放送新規事業助成金を申請する場合は、こちらの助成金の申請の費用をご確認いただくことでコストの把握等がしやすくなるでしょう。
通信・放送新規事業助成金の受給条件
通信・放送新規事業助成金を受給可能な事業者の条件は、会社設立またはプロジェクト開始から5年以内のベンチャー企業であることです。
国や地方公共団体、特殊法人・認可法人などが出資していない、民間資本の会社が対象です。
また、ベンチャーキャピタルの指導を受けているか、確実に指導を受ける予定であることも必須です。
プロジェクトの内容は、新規性があり、困難性や波及性も求められるようなものが対象です。
既存の技術に少しだけ手を加えたようなものや、容易に達成が可能なテーマは対象外です。
通信・放送新規事業助成金の申請方法
通信・放送新規事業助成金の公募は約1ヶ月間にわたり実施されていました。
情報通信研究機構のホームページでダウンロードした申請書やベンチャーキャピタル関係の書類、プロジェクトの計画書などが必要です。
応募後は提出された資料を元に評価委員会により審査が実施され、約1ヶ月後に受給対象者が決定されます。
基本的に書類によって審査が行われますが、必要であればヒアリングが実施されることもあります。
通信・放送新規事業助成金は、ベンチャー企業の通信・放送事業分野事業新規立ち上げを応援する制度
今回は、通信・放送新規事業助成金とはどのような制度なのか、概要を解説しました。
通信・放送新規事業助成金の目的や条件などがご理解いただけたでしょうか?
通信・放送新規事業助成金は、ベンチャー企業が通信・放送の分野で新規事業をスタートする際に必要な費用の一部を受給できる制度です。
ベンチャー企業を応援する助成金制度はさまざまなものがありますが、一つひとつ申請していくには書類の準備など大変な業務が多いですよね。
そのようなとき、助成金・補助金申請代行業者のご利用がおすすめです。
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この記事を書いた人
編集部員 城下
EMEAO!編集部員の城下です。雑誌編集者と人材コーディネーターの勤務経験を生かし、現在はWebコンテンツの作成を担当しています。業者選定ガイドでは真っ白でクリーンな情報を届け、皆様にとって有益な知識の溢れるお城となるようなメディアを目指します。よろしくお願いします!