東京都で実施される商店街起業・承継支援事業とは
公開日:2021.04.05 最終更新日:2021.05.07
このコラムでは、東京都で実施される商店街起業・承継支援事業について解説します。
商店街起業・承継支援事業の助成を検討されている事業者様は、ぜひご一読ください。
商店街起業・承継支援事業とは
商店街起業・承継支援事業とは、都内商店街の活性化を図るため、個人や中小企業者を対象に経費の一部を助成する事業です。
対象となる経費は店舗の新装、または改装及び設備導入等が該当します。
都内商店街とは以下の通りです。
- 商店街振興組合法により設立された商店街
- 中小企業等協同組合法により設立された商店街
- 商店街内の事業者が事業を営み、組織的な活動を行っている
- 消費者が買い物の場として認識している
- 人や車両が常時通行できる道路がある
いずれかに該当し、さらに市区町村が商店街と認めている必要があるので、都内商店街に該当するかわからない場合は、各市町村にお問い合わせください。
なお、東京都の商店が活用できる助成金はほかにも多々あります。
いずれにせよ、事前にこちらの助成金申請代行に必要な費用をご確認いただくことでスムーズな助成金申請が可能です。
商店街起業・承継支援事業の助成内容
商店街起業・承継支援事業の助成内容を以下の表にまとめました。
対象者 |
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助成期間 | 交付決定日から開業日の翌々月(最長1年間) ※店舗賃借料は交付決定日から2年間助成 |
限度額 | 最大助成限度額580万円
※交付決定前の設備購入等は対象となりません。 |
助成率 | 各経費(事業整備費・店舗賃借料・実務研修受講料)ごとに2/3まで助成 |
申請対象業種
商店街起業・承継支援事業の助成対象となる業種は、卸売業や宿泊業・医療・福祉など多種多様でその中からさらに細かく分類されています。
助成申請には、細かく分類された業種に該当する必要があるので、詳しくは東京都中小企業振興公社HPでご確認ください。
商店街起業・承継支援事業の助成金交付決定までの流れ
商店街起業・承継支援事業の助成を受けるための、申請から交付までの流れは以下の通りです。
- ①期間内に東京都中小企業振興公社HPで申請エントリーを行う
- ②期間内に申請書類を提出する
- ③書類審査の実施
- ④面接審査の実施
- ⑤面接審査通過後の交付決定日
申請エントリーには、ネットクラブ会員サービスの登録が必要となります。
また、申請書類は東京都中小企業振興公社HPよりダウンロードが可能です。
都内商店街に開業する場合は助成金を申請しよう!
以上、東京都で実施される商店街起業・承継支援事業について解説しました。
期間内の申請エントリーを逃すと、助成金の申請を行うことができないので注意が必要です。
「商店街起業・承継支援事業の申請方法がわからない」
とお悩みの事業者様は、ぜひEMEAO!にご相談ください。
この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!