飲食店が活用できる「緊急事態宣言の影響緩和に係る一時支援金」
公開日:2021.04.18 最終更新日:2021.05.07
このコラムでは、飲食店が活用できる「緊急事態宣言の影響緩和に係る一時支援金」について解説します。
新型コロナウイルスの緊急事態宣言により、営業時間短縮等で売り上げが減少した事業者様は、ぜひご一読ください。
飲食店に対する「緊急事態宣言の影響緩和に係る一時支援金」とは
2021年1月の新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の影響で、飲食店の多くが売り上げにダメージを受けました。
そこで経済産業省は、飲食店の売り上げが50%以上減少した中小法人・個人事業者等に対し、緊急事態宣言の影響を緩和するための一時支援金を給付する政策を打ち出しました。
一時支援金は、条件を満たした対象の飲食店に支給されます。
なお、飲食店が活用できる助成金は多々あります。
助成金申請を検討している場合は、こちらの助成金申請代行に関わる費用も参考にしてみてください。
一時支援金の対象となる飲食店
一時支援金の対象となる飲食店は、以下のすべてに該当する必要があります。
- 緊急事態宣言に伴う飲食店時短営業や外出自粛等により売上が減少
- 2019年か2020年の合計売上より2021年(1.2.3月いずれか)の売上が50%以上減少
- 地方公共団体による協力金の支給対象外であること
上記の対象地域は、『既に緊急事態宣言が解除された地域や、旅行客が5割以上現象した地域も対象』となります。
申請対象業種
一時支援金の対象は飲食店だけでなく、その関連事業者となる、生産者や食品加工事業・サービス事業・流通関連事業などの業種も受給対象となります。
対象となる業種の詳細については、経済産業省の公式HPで確認できます。
飲食店に給付される一時支援金額
飲食店やその関連事業者に給付される一時支援金額は以下の通りです。
給付額 | 2019年か2020年の1月~3月の売上合計-2021年の対象月の売上×3ヵ月 | |
上限額 | 中小法人 :60万円まで | |
個人事業主:30万円まで |
給付額の「2021年の対象月の売上」とは、緊急事態宣言の影響で売り上げが50%以上減少した月の売上金額になります。
一時支援金の申請方法
飲食店が申請できる一時支援金の申請から受給までの流れは以下の通りです。
- ①一時支援金公式HPよりアカウントの申請・登録
- ②必要書類の準備
- ③登録確認機関により事前確認を受ける
- ④マイページにて必要事項を入力して申請
必要書類には『事前確認に必要な書類』『申請に必要な書類』『保存書類』の3種類があります。
中小法人と個人事業者では必要書類が異なるため注意しましょう。
登録確認機関では、不正受給を防ぐための形式的な確認が行われます。
一時支援金の申請前に必要となりますので、登録機関を検索して実施日等を予約してください。
一時支援金は緊急事態宣言で打撃を受けた飲食店等が活用できる
以上、飲食店が活用できる「緊急事態宣言の影響緩和に係る一時支援金」について解説しました。
緊急事態宣言の時短営業や外出自粛等による、悪化した経営状況を緩和するために活用できる助成金となっています。
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!