サーマルカメラの機能とは?3つのカメラタイプ別に機能の特徴を解説
公開日:2020.10.12 最終更新日:2020.10.13
「サーマルカメラを導入したいが、どれを導入すればいいのか分からない!」
このようにお悩みの事業者様も多いのではないでしょうか?
サーマルカメラは、基本的な検温機能以外にもカメラタイプによってさまざまな機能が搭載されています。
そのため、目的・活用方法によって最適な機能をもったサーマルカメラを導入する必要があります。
この記事では、サーマルカメラの機能についてカメラタイプ別に解説いたします。
サーマルカメラ選びにお悩みの事業者様は、ぜひご一読ください。
サーマルカメラのタイプ別機能と特徴
サーマルカメラはにはさまざまなカメラタイプがあり、主に以下の3つのタイプに分けられます。
- タブレット型
- ハンディ型
- ドーム型
検温機能などの基本的な機能は全てのタイプに搭載されていますが、目的・活用方法によって異なる機能が搭載されています。
ここでは上記の3つのカメラタイプの機能の特徴について、詳しく解説していきます。
また、それぞれのカメラの料金相場については下記の記事でおおよその導入費を把握しておきましょう。
タブレット型サーマルカメラの機能と特徴
タブレット型サーマルカメラは、カメラと液晶モニターが一体型となったサーマルカメラです。
カメラとモニターが一体になっているため、来訪者の体温をリアルタイムに測定することができることが大きな機能の特徴となっています。
素早い検温ができるため、大勢の人が一日中出入りするスーパーや病院、会社や学校などの入り口に設置されるケースが多いです。
誤差のほとんどない高性能のセンサーを備えており、設定温度以上の体温を検知した場合はアラームで通知してくれます。
また、顔認証機能を搭載しているので、他のシステムと連携することにより入退室の管理にも活用できます。
ハンディ型サーマルカメラの機能と特徴
ハンディ型サーマルカメラとは、手持ち式のサーマルカメラです。
価格が比較的安く非接触式のため、1mから1.5mの距離からひとりひとりの体温を測定できる機能をもっています。
小型なので持ち運びしやすく、イベント会場やカメラの設置スペースを確保できない場合などに活用されるケースが多いです。
ただし、検温するためには1台につき1人を配置する必要があります。
また、体温測定以外の機能もあり工場や施設内の設備点検、発熱異常の検知などにも使われています。
ドーム型サーマルカメラの機能と特徴
ドーム型サーマルカメラは、内蔵されたAIによって同時に複数人の体温を同時に測定する機能が搭載されています。
高精度なセンサーを搭載しているため、熱を持った家電製品や電子機器が近くにあっても人体の表面温度だけを正確に識別して測定します。
カメラ前を通過するだけで最大20人の体温を同時に測定可能であり、リアルタイムで検索結果をモニターに表示します。
また、パソコンを接続することにより検温のデータを保存することもであり、防犯カメラとして活用することも可能です。
サーマルカメラの機能はタイプによって検温できる人数や検温方法が異なる!
以上、サーマルカメラの機能についてカメラタイプ別に特徴を解説してきました。
サーマルカメラはカメラタイプによって搭載されている機能が異なり、検温できる人数や検温方法が変わってきます。
どのように検温したいか、どこで検温したいかなどをはっきりさせて、最適な機能をもつサーマルカメラを選ぶようにしましょう。
「自社の場合はどんな機能が必要になるか分からない!」
「最適なサーマルカメラを教えてほしい!」
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!