テープ起こしとはどんな作業?テープ起こしの依頼方法も紹介
公開日:2020.07.22 最終更新日:2020.09.07
事業のリリースや社報、採用ページなど媒体を作るために、インタビューを行うことがあります。
取材内容をもとに原稿を書くには、録音を聴いてそのまま文章をまとめるのではなく「テープ起こし」というデータ入力の工程が必要なことをご存じでしょうか?
そこで本記事では、テープ起こしとはどんな作業なのか? という概要を解説します。
社内外向けにインタビューの公開をお考えの事業者様は、ぜひご一読ください。
テープ起こしとは
テープ起こしとは、録音データに吹き込まれている会話やスピーチ、インタビューなどの人の言葉をパソコンなどでテキストデータ化する作業のことです。
録音されている言葉を一言一句、感嘆や「えー、あー」などのつなぎの発音まですべて書き起こすものから、内容を要約したり文章のように体裁を整えたりするものまでスタイルがいくつか存在します。
テープ起こしのスタイル
- 素起こし…感嘆やつなぎの発音まですべての内容をそのまま書き起こす
- ケバ取り…意味のない部分を省略して意味を理解しやすくする
- 整文…文章のように体裁を整えたり、編集したりする
「テープ起こし」という名前は、元々はカセットテープの録音データを扱っていたことに由来します。
現在では、テープ起こしを依頼する際にやり取りされるデータは、スマホやICレコーダーに録音された音声データであることが一般的です。
テープ起こしの依頼方法
テープ起こしを社外に依頼する場合、主に以下の2通りの方法があります。
依頼方法①専門の代行業者に依頼する
テープ起こしを委託業務として請け負っている代行業者に依頼する方法です。
専門のプロが行ってくれるため、正確性が高く早い納期で完成品を受け取れます。
また、渡す音声データの管理体制などセキュリティに関しても安心です。
ただし、後述のクラウドソーシングよりも単価が高く、メニュー外の依頼は受け付けられないなど柔軟性に欠ける可能性もあります。
依頼は企業のホームページを介して依頼する方法が一般的です。
録音データや完成物はメールやサーバーへのアップロードなどでやり取りすることも可能で、すべてのやり取りをオンライン上で完結できます。
依頼方法②クラウドソーシングで依頼する
クラウドソーシングサイトに募集を掲載し、個人に依頼を行う方法です。
代行業者に依頼するよりも比較的費用は安く済みますが、納期管理や指示などマネジメントは自社で行わなくてはなりません。
また、依頼する人間によって完成物のクオリティが変わることもあります。
とくに専門用語などを多く含む内容だと対応できない場合もあり、事前の打ち合わせが重要です。
テープ起こしとは、録音内容を文字に起こす作業
いかがでしたか?
テープ起こしとはどんな作業なのかをご理解いただけたでしょうか。
音声データの内容を耳で聞いて入力し、文字に起こす「テープ起こし」は、作業のノウハウを理解しているプロに頼むと効率的に進められます。
専門業者や個人に簡単に外注することができるため、自社の条件に適切な外注先を選びましょう。
EMEAO!では、テープ起こしをはじめとするデータ入力の専門業者を無料でご紹介しています。
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この記事を書いた人
編集部員 城下
EMEAO!編集部員の城下です。雑誌編集者と人材コーディネーターの勤務経験を生かし、現在はWebコンテンツの作成を担当しています。業者選定ガイドでは真っ白でクリーンな情報を届け、皆様にとって有益な知識の溢れるお城となるようなメディアを目指します。よろしくお願いします!