パンチ入力の概要・作業内容、データ入力との違いとは
公開日:2020.07.22 最終更新日:2021.05.24
データ入力とよく似た言葉で、パンチ入力というものがあります。
この記事では、パンチ入力とは何か、データ入力とはどのような点が違うのかを解説します。
入力業務のアウトソーシング化をお考えの事業者様はぜひ参考にしてください。
なお、代行業者への外注をご検討中の際はこちらのデータ入力代行の費用相場もご一読ください。
パンチ入力とは?
パンチ入力とは、領収書や品目表、または議事録などの手書きの文章や数字をパソコンなどで入力し、電子データとして保存する作業のことです。
基本的には決められたものを1字も変えずそのまま入力していく作業をパンチ入力といい、もとの文書の内容に誤りがあったとしても入力時に修正することはなく、ただひたすらにそのまま入力していきます。
呼称の由来はワープロの前身でもある「キーパンチ機」からであり、パンチ入力を業務として行う人のことを「キーパンチャー」と呼ぶこともあります。
パンチ入力とデータ入力の違い
パンチ入力とよく似た「データ入力」がありますが、パンチ入力との大きな違いとは「ただ入力するだけでなく、データの編集・整頓などの付随する別業務が存在するかどうか」という点です。
ただし、データ入力の作業内容の一部がパンチ入力でもあるため、企業によってはこれらを混同して呼称している場合もあります。
ここからはパンチ入力とデータ入力の担当業務の違いを解説します。
パンチ入力の業務内容とは
パンチ入力で行われる業務は、「文字の入力(エントリー)」と「ミスの確認(ベリファイ)」の2つのみです。
指定書類の文字や数字をパソコンで入力していき、その後完成したものともとの書類の内容に相違がないかを確認していきます。
文章の作成やデータの編集、調整など自身の判断は必要とされず、単純な既存情報の入力となるため、短時間で大量の文字を入力するスキルが求められます。
データ入力の業務内容とは
データ入力の場合は、パンチ入力を行いながら別の作業・業務も兼務します。
たとえば、下記のような付随業務があります。
- 誤表記の訂正入力
- グラフ化しやすいように項目の順番を入れ替える
- 重複項目の削除
- 不要な箇所の省略
また、顧客対応を含む場合なども業務の一部にデータ入力があれば総括して「データ入力業務」と表される場合もあります。
パンチ入力とデータ入力の違いとは、単純な入力作業か・付随業務が発生するかどうか
今回は、パンチ入力とはどのようなものなのかを、データ入力の違いという観点から解説いたしました。
パンチ入力を依頼する場合、基本的にはひたすらタイピングを行う業務のみを任せるという認識を持っておきましょう。
いま一度アウトソーシングしたい内容を精査したうえで、表やグラフ、レイアウトの作成などタイピング以外の業務もあわせて依頼したい場合は、データ入力代行として依頼すべきです。
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この記事を書いた人
編集部員 岡本
編集部の岡本です。以前はWEBディレクターとして中小企業のホームページ制作のディレクション等をしておりました。ユーザー様の声をきちんとコンテンツの内容や方向性に反映して、より良いメディアに出来るように日々精進してまいります。