POSレジとPOSシステムの違いとは?機能や特徴を解説
公開日:2020.09.29 最終更新日:2021.07.02
本記事では、よく混同されがちなPOSレジとPOSシステムの違いについて、それぞれの特徴や機能を解説いたします。
POSレジとPOSシステムの違いが分からないという事業者様は、ぜひ最後までご覧ください。
POSレジの特徴
POSレジとは、商品を販売した時点で販売に関する情報を記録し、セールスに生かすことができる機能を持ったレジのことです。
POSレジが複数ある場合では、それぞれのレジから販売に関する情報が集められて、無線通信などを使用して一つのコンピュータに集められます。
そのため、商品の販売のデータをリアルタイムで収集することが可能になり、販売活動と販売された商品の分析を平行しておこなうことができるのがメリットです。
また、在庫管理や発注管理を合わせてできるものも多く、POSレジ1台で会計からその他の管理業務を効率化させることが可能となります。
POSレジとPOSシステムの違い
POSシステムとPOSレジは商品の販売時に情報を収集して分析するということでは共通していますが、POSシステムの方がより幅広いシステムを含んでいます。
POSシステムの一種類がPOSレジで、POSシステムは商品を販売するレジの他にもさまざまなデバイスで使用することができます。
例えば、一般的なレジとは異なりタブレットやパソコンにPOSシステムを導入することで、POSレジとしての活用が可能です。
POSシステムでは商品の販売に関するさまざまな情報を収集することが可能で、どのような商品が販売されたかという情報だけでなく、商品の価格や販売された時間なども正確に情報として残すことができます。
POSレジの機能の特徴
POSレジには商品のセールスアップに役立てられる、さまざまな機能が搭載されています。
基本的な機能はレジで販売された商品に関する情報を収集することができる機能です。
カードを使用して顧客が商品を購入する場合には、顧客の情報も一緒に収集することができるので、顧客の管理にも役立てることができます。
また、販売された商品の個数をレジから送ることで、現在店舗にどれくらいの商品の在庫があるのかということも簡単に確認できます。
商品の仕入れの時期を決めやすくなるメリットがあります。
人気がある商品なども簡単にわかるので、仕入れの参考にすることもできます。
さらに、複数の店舗を運営している企業の場合には、POSレジを使用することで、店舗の総合的な管理を一元化できます。
店舗ごとの売上を確認していくことで、各店舗の売上の変化や、企業全体での売上の変化を分析することができる機能があります。
POSシステムの機能の特徴
POSシステムは、レジ以外の端末で手軽に導入することができ、各種情報を任意の端末で確認できることが大きな特徴です。
例えばPOSシステムをタブレットとスマホに導入した場合、会計などの実動作をタブレットで行いスマホで売上管理を手軽にできるといった事も可能です。
端末機器を元々持っていた場合はコストを抑えて導入することができ、各種サービスと連携することで店舗外でも複数店舗の管理ができるというメリットがあります。
POSレジは販売に関する各種データ収集・分析が可能であり、各種端末をレジとして使えるのがPOSシステム
今回は、POSレジ・POSシステムの特徴をそれぞれ解説いたしました。
商品の在庫や、購入した顧客のデータを収集できるシステムをPOSシステムとなり、POSシステムが搭載されたレジ機器がPOSレジです。
在庫管理や、商品の分析、売り場作りなどに活用できるため多くの店舗が導入しています。
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この記事を書いた人
編集部員 城下
EMEAO!編集部員の城下です。雑誌編集者と人材コーディネーターの勤務経験を生かし、現在はWebコンテンツの作成を担当しています。業者選定ガイドでは真っ白でクリーンな情報を届け、皆様にとって有益な知識の溢れるお城となるようなメディアを目指します。よろしくお願いします!