POSレジの導入方法、購入・リース・レンタルそれぞれのメリット

公開日：2020.12.08　最終更新日：2020.12.22

POSレジは、購入者や商品のデータを蓄積することができ、そのデータを商品開発や店舗づくりに活用することができます。
新規導入をお考えの事業者様も多いのではないでしょうか。

POSレジは、レジ本体を一括購入する方法と、リース契約、そしてレンタル契約の3種類の導入手段があります。
そこで本記事では、POSレジの購入・リース・レンタルそれぞれのメリットを解説します。

POSレジの導入をお考えの事業者様はぜひご一読ください。

1 POSレジの3つの導入方法それぞれのメリット
2 長期間の利用は購入かリース、短期間であればレンタルによるPOSレジ導入がおすすめ

POSレジの3つの導入方法それぞれのメリット

ここからは、POSレジの購入、レンタル、リース3つの導入方法それぞれのメリットを解説していきます。

POSレジを購入して導入するメリット

POSレジを購入して導入する場合、審査がなく、一度購入してしまえばその後は使用料を払う必要が無い点が大きなメリットです。

立ち上げ間もない事業の場合には、月にどれだけの売上が出るのか保証が無いため、POSレジをリースする際の審査に通らないこともあります。
しかし、購入であれば審査がないので必ずPOSレジを準備することができます。

また、はじめに購入すれば、リース契約のように月ごとに使用料を支払わなくてもいいため、先々固定費の捻出に悩むことは無くなります。
つまり、将来的に経営状況が不安定な状態になった場合でも、月額料金の支払いが負担としてのしかかる恐れがないということです。
さらに、トータル費用でいえば、リース契約する場合の月額料金の合計よりも購入費用の方が安くなります。

リース契約をする場合、一定期間にわたって使用することを前提にしているケースもあるという点も知っておいた方がいいでしょう。
その場合、事業の運営途中で営業形態が変わるなどの理由で解約の必要が生じたとしても、多額の解約金が必要になる場合も多いのです。
一方で、購入であれば契約に縛られることもありません。

以上のようなメリットがあるため、長きにわたって使うことが前提であれば、リース契約での導入よりは、製品を購入するほうがおすすめです。

POSレジをリースで導入するメリット

リース契約を選べば、初期コストを抑えて最新機種のPOSレジを導入することが可能です。

小規模事業者の場合には、資金的余裕がないケースも少なくありません。
リース契約によってPOSレジを導入することで初期コストが抑えられれば、立ち上げ時に必要となる資金がすくなくてすみ、資金的に余裕をもって事業計画を立てることができるでしょう。

また、POSレジをリースする場合、機種は事前に指定することが可能です。
そのため月額料金だけを支払えばよいリースであれば、購入する場合は高額で手が出ない最新機種であっても選択することができます。

POSレジをレンタルで導入するメリット

POSレジをレンタルして導入するメリットは、短い期間だけでも利用できる点にあります。
繁忙期やキャンペーン期間など、事前に利用期間が決まっている短期的での利用であれば、購入や長期リースを検討するよりもレンタルでの導入を考えたほうがよいでしょう。

同じ期間使用するのであればレンタルよりもリースの方が費用が少なく済みます。
しかし、リース契約は年単位での契約が前提です。
そのため、短期での利用であればレンタルのほうがコストがかかりません。

また、短期間利用という性質上、豊富なレジの種類から機能面で優れたものを選べるメリットもあります。
購入の場合にはコストがかかりすぎてしまい導入を躊躇するような製品であっても、短期レンタルであれば活用を考えられます。

さらに、POSレジのようなOA機器は、人工知能の活用など、日進月歩で技術が進んでいくものです。
導入費用に余裕があり最新機種のPOSレジを購入したりリースしたとしても、新製品が導入されれば機能面で見劣りを感じてしまうかもしれません。
一方でレンタルであれば、常に最新機能が搭載されたPOSレジを使った業務運営を実現することが可能です。