オフィス・店舗それぞれの原状回復工事の具体的な施工内容
公開日:2020.11.16 最終更新日:2021.04.21
原状回復工事にはさまざまな作業が必要となります。
しかし、オフィスと店舗では施工内容も微妙に異なってくるため、ある程度事前に施工内容を把握したうえで見積もり時に適切な施工内容が入っているかを確認する必要があります。
そこで、本記事では原状回復工事に必要な施工内容をオフィス・店舗別に紹介します。
オフィスや店舗の移転を控えられている事業者様は、ぜひご一読ください。
オフィスと店舗で共通する原状回復工事の施工内容
オフィスと店舗の原状回復内訳は共通する項目と、それぞれに特有の項目とがあります。
まずは共通する施工内容を、以下にまとめました。
- カーペットやタイルなど床の張り替え
- 壁や天井のクロスの張り替え、塗装
- 台所やトイレの設置交換と清掃業務
- ブラインド・カーテンの交換
- 照明器具の撤去もしくは交換
- 看板の取り外し
上記のように、壁や床、照明器具など基礎的な部分はオフィスも店舗も原状回復が必須となります。
看板の取り外しについては、場合によって特殊な施工が必要になるケースもあるので、注意しましょう。
オフィスのみに必要な原状回復工事の施工内容
オフィスでは会社の体制や必要なインフラなどによって、増設した設備があるケースがあります。
そのため、主に増設した設備やインフラの撤去がオフィスの原状回復工事では発生します。
主な施工内容としては、以下のものがあげられます。
- 増設したパーテーションの撤去
- 増設したカウンター、デスクなどの撤去
- 増設した電源コンセントや電話回線の撤去
- インターネット回線の撤去
店舗のみに必要な原状回復工事の施工内容
店舗の原状回復工事の場合、居ぬき工事とスケルトン工事のどちらの契約になっているかによって施工内容が異なります。
居抜き工事は、使用していた内装や設備を次の入居者に残す形のため、共通項目の施工のみでOKです。
スケルトン工事は、建物の構造物以外の内装をすべて撤去が求められるため、大掛かりな工事となるケースが多いです。
そのため、店舗の原状回復工事は契約によって施工内容が異なります。
ただし、業種や業態に合わせて内装を大きく変えた場合は、原則元の状態に戻すことが求められます。
- 厨房やカウンターなど大掛かりな変更を行った内装の撤去
- 自身で揃えた家具の撤去
- 壁や天井の撤去
- 各種設備の撤去
原状回復の施工内容は、オフィス・店舗共通のものとそれぞれに必要な施工がある
以上、原状回復工事の施工内容をオフィスと店舗別に紹介してきました。
原状回復の施工内容は、壁や天井の基礎的な施工にくわえて、それぞれで発生する撤去作業が必要になります。
特に店舗の原状回復工事の場合は、契約によって実施する工事の種類が異なるため事前に確認が必要です。
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!