オフィス・店舗の原状回復費用を削減するための3つのコツ
公開日:2020.12.04 最終更新日:2021.06.21
「オフィスの原状回復工事には思ったより費用がかかるんだな……」
とお困りの事業者様もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで本記事ではオフィス・店舗の原状回復費用を削減するためのコツについて解説していきます。
原状回復工事を相場よりも安くすませたいという事業者様は、ぜひ参考にしてみてください。
また、そもそも原状回復にかかる費用の相場を知りたいという事業者様は、先に以下の記事をご覧ください。
オフィス・店舗の原状回復費用を削減するコツ
それではさっそく、オフィス・店舗の原状回復費用を削減するためのコツをご紹介していきます。
コツ①工事内容を確認し範囲を減らす
原状回復を行う際の費用を削減したいなら、まずは工事内容を確認して必要のない範囲を減らすことが重要となります。
中には原状回復工事の範疇を超えている内容の工事が含まれていることもあるからです。
基本的に原状回復工事とは元の状態に戻すだけであり、わざわざ汚れや傷のない範囲を工事したりコストのかかる素材を使う必要はありません。
たとえば壁や床材について、汚れや傷のできた部分だけを張り替えれば良いのに、全面張り替えになっているようなケースがあります。
また、壁紙や床材がアップグレードされているため、費用が高くなっているケースも。
工事内容をしっかり確認し、必要のない工事まで予定されている場合にはオーナーと交渉することが大切です。
不必要なアップグレードをやめてもらえば、大幅な費用削減が期待できます。
また、電球や照明を交換したばかりなら、再交換を免除してもらえる可能性もあるでしょう。
コツ②居ぬき募集をする
原状回復費用を削減したい場合、居抜き募集を行うこともコツのひとつといえます。
居抜き募集とは、過去に入っていたお店の内装や厨房設備、空調設備、什器などの設備が残ったままでその物件を借りたい人を募集することです。
退去する側は原状回復工事を行わずに済みます。
そして次の入居者は、店舗やオフィスの設備をそのまま使えるので、入居時の初期費用を抑えることができます。
つまり、居抜きの状態で構わないという入居者を見つけられれば、新入居者と退去者双方にとってメリットがあるのです。
ただし、オーナーが居抜き募集に賛成するかどうかはわかりません。
退去者が自己判断で勝手に居抜き募集をすることはできないので、まずはオーナーに居抜き募集の可否を相談してみましょう。
コツ③相見積もりをとって業者に価格競争をさせる
原状回復工事の費用をおさえたいのであれば、複数の解体業者から相見積もりをとることが重要です。
実は、業者の中には相場を把握していない依頼主を騙す形で、わざと高い金額を提示してくることもあります。
複数の業者間で価格を比べることで、法外な費用を請求する悪徳業者をふるいにかけることができます。
また、合い見積もりを取っていることを業者に伝えると、業者間に価格競争が生まれるため、より安く工事を依頼できる可能性が高まります。
そのため、オーナー指定の解体業者があるケースでないのなら、積極的に相見積もりをとりましょう。
オフィス・店舗の原状回復費用を削減するには、工事範囲を減らしたり相見積もりを取るなど工夫をしよう!
以上、オフィス・店舗の原状回復費用を削減するためのコツをご紹介してきました。
原状回復が必要になった際には、ぜひ「工事内容を確認し範囲を減らす」「居ぬき募集をする」「相見積もりをとって業者に価格競争をさせる」という3つのコツを試してみてください。
「相見積もりを取りたいけれどいくつもの業者を探してくるのは大変そうだな……」
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この記事を書いた人
編集部員 河田
編集部員の河田です。編集プロダクションでの書籍編集の経験を経て、現在はEMEAO!のWebコンテンツ編集・執筆とお客様へのインタビューを担当させていただいています。日々、コツコツと皆さんのお役に立つ情報を発信していきます!よろしくお願いします。