業務用エアコン設置時の標準工事の具体的な工事内容
公開日:2021.04.12 最終更新日:2024.07.12
この記事では、業務用エアコンを設置する際の「標準工事」とはどのようなものか解説します。
業務用エアコンの設置工事に不安のある方は、ぜひご一読ください。
業務用エアコンの標準工事とは
業務用エアコンの標準工事は、業務用エアコンを稼働させるために必要な最低限の工事が手軽にできる場合に使われます
業務用エアコンを動かすために最低限必要な工事は次の3つです。
- 電源工事
- 冷媒配管工事
- ドレン配管工事
上記の3つの工事を行ううえで、エアコン用の専用コンセントがすでにあることや冷媒及びドレン配管の距離が短いことなどが標準工事になる条件です。
なお、標準となる条件にすべて当てはまるとは限らない場合もあるので、注意しましょう。
標準の範囲に当てはまらない場所に設置する場合、追加工事が必要になります。
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業務用エアコンの取付工事を依頼する前に整理しておきたいポイント
工事①電源工事
業務用エアコンを使用するためには、家庭用のエアコンとは異なる電圧が必要となります。
また、業務用エアコンは通常のコンセントでは電力が足りないこともあるため、専用のコンセントを使用します。
業務用エアコンの電源工事は、専用のコンセントや正しいブレーカーの取り付けなど、専門的な工事が必要になります。
エアコン交換の場合であっても、電源工事の際には現在のエアコンと、新しく取り付けるエアコンの必要電力を確認しておきましょう。
工事②冷媒配管工事
冷媒配管は業務用エアコンの室外機と室内機をつなぐ配管であり、フロンに圧力をかけて液体化し室内機に移動させるためのものです。
業務用エアコンの冷媒配管の種類は非常に多いため、専門業者による工事が必須となります。
エアコンのパワーがあればあるほど配管は太くなり、設置する場所によっては調整が必要となるので設置前に業者に確認しておきましょう。
工事③ドレン配管工事
業務用エアコンの結露を排水するためのドレン配管工事も、業務用エアコン設置で必要な工事です。
ドレン配管も、エアコンの形ごとに排水方法、設置する形ごとに設置方法自体が変わります。
基本的に、冷媒とドレン配管の距離は室内機・室外機から3メートル以内の範囲が標準とされています。
ただし、エアコンの種類や設置法などにより費用や工事にかかる時間もことなるので、注意しましょう。
特に、室外機の設置場所はどこになるのかあらかじめ確認することが必要です。
また室外機・室内機を設置するのにクレーンなどが必要なのかについても、知っておくと良いでしょう。
業務用エアコン設置の標準工事はある条件下で必要最低限の工事を手軽にできること
以上、業務用エアコン設置における標準工事について解説してきました。
業務用エアコンを設置する際は、配管工事だけではなく、多方面での作業が必要です。
そのため、設置を検討しているのであれば、一度設置業者に相談して見積もりを取り寄せることをおすすめします。
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
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