業務用エアコンにかかる電気代の節約術2選

この記事では、業務用エアコンの電気コストを抑えるための2つの節約術について解説しています。
業務用エアコンの電気代にお悩みの事業者様は、ぜひ参考にしてみてください。

業務用エアコンにかかる電気代の平均はどれくらい？

業務用エアコンの電気代は、稼働させる時間や機種によっても大きく異なります。
目安としては、一般的な業務用エアコンにかかる電気代の平均は、1年間で6～8万円ほどといわれています。

ただし、冷房より暖房の方が電気代が高くなる傾向があり、暖房をつけている時間が長ければ電気代は高くなります。
また、平成初期頃に制作された旧型の業務用エアコンと最新の業務用エアコンでは、コストパフォーマンスが大きく異なります。
旧型の業務用エアコンの場合は、1年間に約10～15万円ほどの電気代がかかるといわれています。

業務用エアコンの電気代節約術

業務用エアコンの電気代を抑える方法はいくつかありますが、ここではすぐにできる2つの節約術を解説します。
今回紹介する方法は、以下の2つです。

電気代節約術①業務用エアコンのフィルターを掃除する

業務用エアコンにはフィルターがついており、室外から入ってきたゴミやほこり、チリなどを取り除いてくれます。
フィルターにゴミが溜まってしまうと効率よく運転ができないため、フィルターを綺麗な状態を保っておくことが電気代を抑えるためには重要です。

例えば、エアコンには風量を自動で設定してくれる機能がありますが、フィルターにゴミが溜まっていると風量が弱くなってしまい余計な電気代がかかってしまいます。

フィルターの掃除は、カバーを開けてフィルターを取り出して水洗いなどをします。
このとき、フィルター内の湿気をよく取っておかないとエアコンの中にカビが発生してしまい、異臭の原因にもなります。

業務用エアコンを年間通して使用する場合は、3カ月ごとに掃除を行うことが理想です。
ただし、天井埋込型や天吊り式の業務用エアコンの場合は、フィルターを取り出すことが難しいため業者に清掃を依頼するほうがよいでしょう。

電気代節約術②室外機の設置環境を整える

業務用エアコンの電気代を節約する場合、室内に設置している機器だけでなく室外機にも注意が必要です。

室外機はファンを使って内部の熱を放出しますが、室外機が直射日光にさらされるとファンの威力が弱くなってしまいます。
室外機が不調だと空調の威力も弱まってしまうため、結果的に電気代が上がってしまうのです。

基本的に室外機は日陰に設置するか、すだれなどで影を作って直射日光を避けるようにしましょう。
ただし、室外機を完全に囲ってしまうとファンから出た空気が逃げ道を失って逆効果になってしまうため、ファンの目の前は塞がないようにしましょう。

業務用エアコンの電気代を節約するためには室内機と室外機両方に注目する

以上、業務用エアコンの電気代を抑えるための2つの節約術を解説してきました。

業務エアコンは、室内期のフィルターの掃除をすることや室外機の設置環境を見直すことで、電気代を節約することが可能です。
また、根本的に電気コストが抑えられるタイプの業務用エアコンに入れ替えることも1つの方法です。

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