エアコン不具合時によくあるエラーコードの種類と対策法
公開日:2021.05.20 最終更新日:2024.07.12
この記事では、エアコンの不具合時に表示されるエラーコードの種類と対処法を紹介します。エアコンのエラーコードが分からなくて困っているという場合は、ぜひご一読ください
エアコンで問い合わせの多いエラーコードの種類
エアコンのエラーコードにはさまざまなものがあり、いずれもエアコンの不具合を知らせるものです。
今回は、よく問い合わせのあるダイキンのエラーコードについて解説します。
- A3:室内機のドレンバン水位上昇
- U4:室内機と室外機の通信不調
- U0:冷媒ガスの不足
- E5:圧縮機の過電流
なお、上記以外にもエアコンのエラーコードはあるので、メーカーのコールセンター等で対処法を聞くことが確実といえます。
エアコンのエラーコード別不具合の症状
エアコンの電源ブレーカーを入れると、もし異常があればリモコンの表示画面に該当のエラーコードが表示されます。
該当のエラーコードにより表示される対処法が異なるので、エラーコードを確認してどこに異常があるのかを確認しましょう。
不具合①室内機のドレンバン水位上昇
室内機のドレンバン水位上昇によるエラーの場合、エアコン内部の排水が追いつかず水が溜まってしまっていることが原因です。
対処法としては、しばらく冷房をストップして、自然蒸発を待つとよいでしょう。
ただし水はすぐに蒸発しないため、排水には数日かかることもあります。
不具合②室内機と室外機の通信不調
室内機と室外機の通信不調は、基盤の不具合や配線がネズミに齧られるといった理由で発生します。
不調を解消するためには、エアコンのブレーカーを落とす、または電源を抜いて1分してから電源を入れ直すことで回復する場合があります。
ただし、根本的には改善していないので、早急に修理業者へ依頼するほうがよいでしょう。
不具合③冷媒ガスの不足
冷媒ガスが不足している場合、ガス漏れや長期間の使用によるガス欠が理由として挙げられます。
一時的に対処するには、ブレーカーや電源を切って1分経過してからつけ直すという方法があります。
ただしあくまで一時的な処置であるため、修理業者に依頼して修理してもらいましょう。
不具合④圧縮機のエラーコード対処法
そもそもエアコンにおける圧縮機とは、冷媒のコントロールによって温度調節をする重要な装置です。
圧縮機の故障を示すようなコードが出た場合、部品交換に数万円かかることもあるので注意が必要となります。
交換の目安としては使用から約10年間であり、エラーコードが出た場合はすみやかに販売店やメーカーに連絡することをおすすめします。
エアコンのエラーコードは種類によって適切な対処が違う
以上、エアコンのよくあるエラーコードの種類とそれぞれの対処法を解説してきました。
エアコンにはさまざまなエラーコードがあるので、コードによって対処が可能です。
ただしあくまで一時的な対処法であることも多いので、業者に定期的なメンテナンスや修理を依頼するほうがよいでしょう。
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
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