東芝のウルトラパワーエコはどんな業務用エアコン?
公開日:2021.01.26 最終更新日:2024.07.11
業務用エアコンは主にメーカーごとに特色がありますが、同じメーカーの中でも機種によってそれぞれ特徴が異なります。
本記事では、東芝の業務用エアコン「ウルトラパワーエコ」の3つの特徴と、どんな場合におすすめかを解説します。
業務用エアコンの機種選びに迷われている事業者様は、ぜひ本記事をご覧ください。
東芝の業務用エアコン「ウルトラパワーエコ」の特徴
「ウルトラパワーエコ」は2021年1月現在、東芝が販売している業務用エアコンです。
この機種には以下の3つの特徴があります。
特徴①マイナス27℃~52℃の業界トップクラスの冷暖房範囲
東芝の業務用エアコン「ウルトラパワーエコ」の特徴には、まず業界トップクラスの冷暖房範囲が挙げられます。
真夏はコンクリート表面温度は直射日光で50~60度 を超えることもあるため、通常のエアコンであれば高温の空気を吸い込み続けると異常停止になる可能性もあります。
そこで、ウルトラパワーエコは異常停止を防ぐためにために冷房温度上限を52度まで広げることにより、外気温マイナス27度から52度 までと広域な冷暖房範囲で快適な空調を届けてくれます。
特徴②高い省エネ性
業務用エアコンを選ぶときは消費電力を抑えられることも大切ですが、技術改良が加わったこともあり、東芝の業務用エアコン「ウルトラパワーエコ」は業界でもトップクラスの省エネ性能となりました。
同メーカーの15年程前のエアコンと比べると約62%もの省エネ性になっています。
特徴③故障リスクを抑えた設計
業務用エアコンは長期に渡り快適に使えることも大切ですので、故障の少ない機器を選びたいものです。
東芝の業務用エアコン「ウルトラパワーエコ」は、コンプレッサーの圧縮機構部分にDLCコーティングを採用することで、圧縮機構部の耐摩耗性を向上し経年劣化による故障のリスクを抑えています。
また、インバータ基盤冷却構造は冷房運転時の基盤部品温度上昇を抑えています。
これにより熱によりインバータ部分の故障のリスクが抑えられるようになりました。
さらに、クリーンバイパス回路を搭載することにより、気温上昇時のコンプレッサーの故障リスクを低減しています。
東芝の業務用エアコン「ウルトラパワーエコ」は、省エネ性能に優れていることはもちろん、さまざまな工夫で故障のリスクを抑えており、長期に安定した運転ができることが期待できます。
東芝の業務用エアコン「ウルトラパワーエコ」はどんな機能がついている機種?
ここでは、東芝の業務用エアコン「ウルトラパワーエコ」の機能をまとめました。
- 各室外機のパワー連携機能
- 除霜連携制御
- 除霜フラップ制御
- スマートカセット
東芝の業務用エアコン「ウルトラパワーエコ」はどんな設置場所に向いている機種?
ここまでご紹介してきたような特徴があるため、東芝の業務用エアコン「ウルトラパワーエコ」は以下のような場所に適している機種といえます。
- 酷暑・極寒の地域の事業所
- コストカットを考えている事業所
- 長期的に同じ業務用エアコンを使いたい事業所
関連記事:寒冷地仕様の業務用エアコンの3つの特徴
ウルトラパワーエコは、消費電力と本体の故障リスク双方の課題を解決した環境に良い機種
以上、東芝の業務用エアコン「ウルトラパワーエコ」の特徴を解説いたしました。
東芝の業務用エアコン「ウルトラパワーエコ」は、酷暑・極寒にも適応できるパワフルな機能を持ちつつも、消費電力を抑え、本体も故障しにくいという面で環境に配慮された機種です。
環境には配慮しつつも、パワーのある冷暖房を使いたいという場合におすすめです。
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この記事を書いた人
編集部員 城下
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