業務用エアコンの機種選びの前にチェックしたい3つのポイント

業務用エアコンと一口にいっても、形・馬力・機能などが異なる数多くの機種があります。
今回は、業務用エアコンの機種選びの前にチェックしたいポイントを紹介します。
どの機種を設置するか検討中の事業者様は、ぜひ選択肢を絞る際の参考にしてみてください。

業務用エアコンの機種選び3つのポイント

それではさっそく、業務用エアコンの機種を選ぶ際、事前にチェックすべきポイントを紹介していきます。

ポイント①設置する部屋の広さはどれくらいか

業務用エアコンは機種ごとに対応できる面積の目安が設定されています。
事前に、エアコンを使用する場所の面積を調べておくようにしましょう。

対応面積を広めにしておけばいいと思われるかもしれませんが、対応できる面積が広くなればなるほど価格が高くなります。
さらに、小型の機種よりも大型の機種の方がよりたくさんのエネルギーを必要とするので、電気代も多くかかります。

一方、実勢より狭い対応面積の機種を選んでしまうと、温度調整が満足にできないことも。
コスパ良くかつ快適にエアコンを利用するためには、部屋の大きさに合った能力を持った機種選ぶ必要があります。

また、こちらの業務用エアコン部屋の広さ別最適な馬力・設置費用の詳細をご確認ください。

ポイント②設置する部屋をどんな目的で使うのか

業務用エアコンは機種によってそれぞれデザインや機能に特徴があります。
環境に最適な機種を選ぶためには、事前に設置する部屋をどんな目的で使うのかを確認しておきましょう。

たとえば飲食店では、満遍なく温度を一定に保つことが重要です。
そのため、四方や八方に風を送ることができて安定した温度管理がしやすい天井カセット形が適しています。

また、常に火を使う工場や厨房であれば暖房機能は必要ないというケースもあります。
そういった場所には、冷房機能のみの機種がおすすめです。
一般的なエアコンでは部屋が冷えにくいというケースもあるので、人のいる場所に直接風が当たる機能を備えた機種を選べばより効率的に温度管理できるでしょう。

関連記事：業務用エアコンの選び方とは？押さえたいポイントを紹介

ポイント③デザイン性を重視するか

業務用エアコンを選ぶ前には、見た目をどれだけ重視する必要があるかも考えておきましょう。
業務用エアコンは大きく目立ちやすい機種が多く、デザイン性を重視すると種類が限られるからです。
逆に、見た目を重視しないのであれば、選択肢は広くなります。

業務用エアコンの中で目立ちにくいのは、送風口と本体が離れたダクト型や天井ビルトインカセット型です。
他タイプと比べるとコストが高くなりますが、本体部分を目につかない天井の裏に隠すことができます。
表に出てしまう送風口も、部屋のインテリアに合わせて自由に配置を決められます。

また、コストを抑えたい場合はデザインがシンプルで部屋の基調を崩しにくい2方向天井埋込カセット形もおすすめです。

業務用エアコンの機種を選ぶ前には、部屋の広さや用途、デザイン性を重視するかを確認しておこう

以上、業務用エアコンの機種選びの前にチェックしたいポイントを紹介してきました。
機種選びをスムーズにするためには、事前に設置する部屋の広さと用途を確認しておきましょう。
また、デザイン性を重視する必要があるかも決めておくとタイプを絞ることができます。

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