
ダクト清掃業者の作業内容や適切な清掃頻度、料金の相場まとめ
公開日:2021.06.16 最終更新日:2021.08.06
このコラムでは、ダクト清掃を業者に依頼する場合の掃除方法と清掃頻度の目安について解説します。
ダクト清掃を個人で行うのは難しいので、業者に依頼することを検討している事業者様は、ぜひご一読ください。
ダクト清掃を業者に依頼する時の掃除方法
ダクト清掃の方法には、「ダクトビート工法」と「ダストストリーム工法」の2種類があります。
ただし、油脂の多いダクト内の清掃を行う場合は、強い薬剤や高圧洗浄などの併用が必要となります。
ダクトビート工法
ダクトビート工法とは、大型の専用機械でほこり等を吸い取る清掃方法です。
工場などの大きなダクト清掃に適した工法で、低コストでほこり等を確実に回収することが可能です。
ダストストリーム工法
ダストストリーム工法とは、室外の換気口に吸い込む機械を設置し、室内部からブラシでほこり等をはがしながら回収する清掃方法です。
マンションや戸建ての小さなダクト清掃に適した工法で、省スペースでも作業することが可能です。
ダクト清掃を業者に依頼する頻度
ダクトは大きく分けて「排気ダクト」「空調ダクト」「換気ダクト」の3種類があります。
ダクトが汚れた状態では、火災や健康被害の危険性があるので、各ダクトの清掃頻度を確認して定期的に清掃を依頼しましょう。
排気ダクトの場合
排気ダクトの清掃頻度は1年を目安に行いましょう。
特に、飲食店など調理を行う場所では、油汚れへの引火・過熱が原因となり火災発生の危険性が高まります。
ダクト火災を防ぐためにも、定期的に排気ダクト内の油脂やほこりの清掃を行うことが大切です。
空調ダクトの場合
空調ダクトの清掃頻度は3年を目安に行いましょう。
特に、L字等に曲がっている配管は汚れが蓄積しやすいため、空調の能力低下や故障の原因になります。
定期的な空調ダクトの清掃は、健康被害や空調ダクトの故障による出費を防ぐことに繋がります。
換気ダクトの場合
換気ダクトの清掃頻度は7~10年を目安に行いましょう。
ダクト内がほこり等で詰まると、換気機能の低下だけでなく、負荷がかかることで電気代が高くなることもあります。
室内の臭いの原因やダニ・害虫の発生を防ぐためにも、目に見える汚れだけでなく、ダクト内部の清掃も行ってください。
ダクト清掃を業者に依頼した時の料金
ダクト内部の清掃をしっかりと行うためには、専門業者に依頼することが一般的です。
各ダクト清掃を業者に依頼した場合の料金相場は、以下の表を参考にしてみてください。
ダクトの大きさやダクト内の汚れ具合によって、料金が変動することもあるので、数社に見積もりを依頼しておくと安心です。
ダクトの種類 | 清掃対象 | 料金 |
排気ダクト | 厨房などの調理施設 | 30,000円~100,000円 |
空調ダクト | 業務用エアコン | 25,000円前後 |
排気ダクト | 台所 | 20,000円前後 |
トイレ・洗面・浴室(セット) | 30,000円前後 |
ダクト清掃は定期的に業者に依頼して危険を回避しよう
以上、ダクト清掃を業者に依頼する場合の掃除方法と清掃頻度の目安について解説しました。
ダクト清掃は、火災や健康被害を防ぐことに繋がるので、定期的に清掃を行うことが大切です。
「ダクト清掃に対応している業者を紹介してほしい」
「予算内で清掃を依頼したい」
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この記事を書いた人
編集部員 城下
EMEAO!編集部員の城下です。雑誌編集者と人材コーディネーターの勤務経験を生かし、現在はWebコンテンツの作成を担当しています。業者選定ガイドでは真っ白でクリーンな情報を届け、皆様にとって有益な知識の溢れるお城となるようなメディアを目指します。よろしくお願いします!





