フロアクリーニング業者の選び方で重視したい3つの見極めポイント
公開日:2020.02.12 最終更新日:2024.05.14
店舗や病院など、清潔感が求められる場ではフローリングのワックスをメンテナンスするフロアクリーニングも欠かせない清掃のひとつです。
小規模の施設の場合、自社で行うケースもありますが、やはり専門知識を熟知したプロに依頼することで本格的なメンテナンスが行えます。
そこで本記事では、店舗やクリニックなどフローリングの施設を経営されている事業者様へ向けて、フロアクリーニング業者を選ぶ際のポイントを解説していきます。
フロアフローリングに限らずまとめて1つの業者に依頼したいという場合は、下記記事の清掃業務全般に対応可能な清掃会社の選び方についてもご一読ください。
フロアクリーニングとは
フロアクリーニングとは、定期的にフローリングの床をメンテナンスすることです。
床を洗浄し、傷がついて剥がれてしまったフローリングの上に新しいワックスを塗布するだけでなく、古いワックスを剥離する工程も含まれます。
基本的には、毎月もしくは隔月のペースで定期的に外注することで床の美しさをキープできます。
フロアクリーニング業者の選び方
ここからは、フロアクリーニングを依頼する際の業者の選び方について、3つのポイントを解説していきます。
ポイント①安全対策はしっかりしているか
フロアクリーニングは、床に薬剤を塗布する作業のため、知らずに歩行してしまうと転倒の危険性があります。
そのため、作業の際は「足元にご注意ください」「清掃中」といった表記のある、注意喚起の看板やマットをきちんと設置している業者であることは大前提です。
契約の際、安全対策はどのように行っているのか確認しましょう。
ポイント②剥離洗浄を行っているか
何度もワックスを塗布していると、ワックスが何層にも重なり、落とせなかった汚れが下層にこびりつき、フローリングの光沢が失われてしまうことがあります。
そのような事態を防ぐために、フロアクリーニングには「剥離洗浄」という工程があります。
薬剤を床に塗布して古いワックスをはがし、また新たにメンテナンスをし直すといった作業です。
剥離洗浄は高額で、清掃場所の条件により異なりますが、小規模の施設であれば一回につき4万円程度です。
安さを売りにしている業者であれば、見積もりの際に剥離洗浄の説明を行わないことがあります。
しかし、定期的に剥離洗浄を行わなければ、床の美しさはどんどん失われてしまいます。
長期的に考えた際に、かえってコストがかかってしまうことも考えられるため、フロアクリーニング依頼の際はきちんと剥離洗浄の説明のある業者を選びましょう。
ポイント③適切な器具を使用しているか
根本的な部分ですが、清掃に使用しているモップが汚れていると、床は綺麗になりません。
細かな部分への気遣いが全体のクオリティにもつながるため、きちんと手入れのされた清掃器具を使っているかどうかは大切な条件です。
また、フロアクリーニングには「ポリッシャー」という円形の清掃用具を使います。
円形の場合、床の四隅など清掃が行き届かないというデメリットがあります。
そのため、丁寧に清掃を行っている業者は「スミこすり」という、隅にたまった汚れを除去するための長方形の道具を使います。
ポリッシャーで全体の9割程度は綺麗にできてしまうため、工程削減のためにスミこすりを使用しないケースもあります。
しかし、隅は汚れがたまりやすく、一部が汚くなっていては床全体の美しさが損ねられてしまいます。
道具を使い分けて、細部まで丁寧に清掃を行っているかどうかも大切なポイントです。
清掃業者と契約する際は、細かな点を確認してトラブルを回避しよう
いかがでしたか?
今回は、フロアクリーニングを業者に依頼する際、選び方のポイントを解説しました。
フロアクリーニングの業者を選ぶ際は、ぜひ本記事をご参考にご検討ください。
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この記事を書いた人
編集部員 城下
EMEAO!編集部員の城下です。雑誌編集者と人材コーディネーターの勤務経験を生かし、現在はWebコンテンツの作成を担当しています。業者選定ガイドでは真っ白でクリーンな情報を届け、皆様にとって有益な知識の溢れるお城となるようなメディアを目指します。よろしくお願いします!