清掃業者への日常清掃・定期清掃の外注にかかる費用の相場
公開日:2020.01.07 最終更新日:2024.05.14
従業員の勤務や来客・ご商売の場所となるオフィスや店舗を常に清潔に保つためには、『専門会社による清掃サービス』の利用がおすすめです。
ただ、当然ですが気になるのは費用面。
本記事では、専門会社による清掃サービスにかかる料金の相場を日常清掃と定期清掃に分けてわかりやすく解説します。
これまで清掃業者に依頼したことがない事業者様や建物の管理者様は特に参考となる内容となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
清掃業者の日常清掃の料金相場
日常清掃の料金の相場をご紹介すると、週1回(月4~5回)で月額15,000円~です。
- 週1回(月4~5回)…15,000円~
- 週2回(月8~9回)…25,000円~
- 週3回(月13回程度)…35,000円~
- 週4回(月17回程度)…41,000円~
- 週5回(月22回程度)…53,000円~
日常清掃にかかる料金は、主に清掃時間と頻度、スタッフの人数によって変動します。
一般的に、清掃スタッフ1人・作業1時間あたりの金額が1,500円~程度。
つまり、1日3時間程度の日常清掃を週に1度(=月に4回程度)で契約した場合、
1,500円×3時間×4回=18,000円となります。
そもそも日常清掃とは、フロアの掃除やトイレ掃除、ゴミ回収といった常日頃から必要な身のまわりの掃除のことです。
日常清掃は、もっとも少ない頻度で週に1度から依頼可能ですが、オフィスが稼働しているあいだは毎日頼みたいという場合は週5日というプランもあります。
日常清掃のサービス内容
ちなみに、3時間程度の日常清掃におけるサービス内容の目安は掃除機がけとデスクの拭き作業とトイレ掃除、給湯室の掃除程度です。
当然、同じ作業内容でもオフィスが広ければ広いほど掃除には時間がかかり、早く済ませるにはスタッフの人数が必要になります。
ほかに、日常清掃で提供している清掃サービスは下記のような内容が含まれます。
- フロアの掃除機がけ
- フロアのモップがけ
- トイレや手洗い場の掃除
- 給湯室、シンクの掃除
- ゴミ箱のゴミ回収、およびゴミ集積所への運搬
- デスク、応接間、会議室などにあるテーブルの拭き掃除
- デスク、手すり、電話機、ドアノブ、テーブルなど手が触れる箇所の除菌
- 窓のサッシにたまったホコリ取り
- 灰皿の洗浄
- カーペットやフローリングについたシミ取り 等
業者によって日常清掃に含まれる範囲は異なります。
追加料金を支払えばサービス内容を増やせることもありますし、逆にサービス内容を減らすことで料金が安くなる場合もあります。
清掃業者の定期清掃の料金相場
次に、定期清掃の料金の相場をご紹介します。
100㎡程度の小規模店舗であればワックス掛けは一回あたり2万円程度、エアコン洗浄は壁掛け型が15,000円、天井埋め込み型1台が20,000円程度が相場です。
(EMEAO!調べ)
定期清掃とは、ワックスがけや外壁洗浄といった日常的な掃除だけではまかないきれない箇所を定期的に掃除をするサービスのことです。
そのため日常清掃のように回数で料金が異なるのではなく、清掃作業を行う内容や場所、面積などによって料金が設定されています。
ここでは、定期清掃の料金の相場を、作業内容と作業場所の面積にごとにまとめました。
1㎡あたりの料金相場 | 100㎡程度の料金相場 | |
床洗浄・ワックス掛け | 200円~ | 20,000円~ |
剥離ワックス掛け | 500円~ | 50,000円~ |
カーペットクリーニング | 250円~ | 25,000円~ |
外壁高圧洗浄 | 150円~ | 15,000円~ |
上記は一般的な相場ですが、定期清掃の料金は、業者により幅があります。
業者によっては得意な箇所ほど、相場よりも安く設定されていることがあります。
ただし得意な箇所だからこそ、特殊な機器や薬剤を使うために、相場よりも料金が高く設定されている場合もあります。
清掃業者は料金以外に何を見て決めればいいの?
料金の相場を把握できたら次は業者選びをしたいところ。
しかし、何を見て清掃業者を決めればいいのか迷いますよね?
もちろん費用は抑えたいところですが、安ければ安いほどよいというわけではありません。
清掃業者の選び方におけるポイントは4つあります。
- 見積もり書はわかりやすいか?
- スタッフ教育に意欲的か?
- 清掃業者内に有資格者が在籍しているか?
- 清掃業者が損害賠償責任保険に加入しているか?
上記の4点をしっかりと抑えておくことは、清掃業者選びにおける基本です。
さらにもうひとつ、清掃業者選びで失敗しないための重要な選び方があります。
それは、複数の業者に同じ条件で見積もりをとって比較すること。
最初に問い合わせた1社が相場通りの料金で、評判も良い業者であればついついその場で決めたくなってしまうものです。
しかし、複数の業者に相見積もりをとることで、より相性の良い業者を見つけられる可能性が高くなります。
「他社も含めて検討している」と正直に伝えることで、相場よりも若干料金を値引きしてくれる可能性があるというメリットも。
詳しい清掃業者の選び方については、こちらの清掃業者を比較する際に確認しておきたいポイントをご確認ください。
清掃業者の料金相場は日常清掃は週1回月額15,000円~、定期清掃はワックス掛け一回2万円程度
今回は日常清掃と定期清掃の料金の相場をご紹介しました。
清掃業者が設定している料金の相場は、日常清掃は掃除にかかる時間、定期清掃は作業内容と面積によって主に変動します。
ぜひ本記事で紹介した相場を、予算立てや業者選びに役立ててください。
「相場よりもリーズナブルな業者を見つけたい」
「同じ料金でもよりサービスの質がいい業者に依頼したい」
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この記事を書いた人
編集部員 河田
編集部員の河田です。編集プロダクションでの書籍編集の経験を経て、現在はEMEAO!のWebコンテンツ編集・執筆とお客様へのインタビューを担当させていただいています。日々、コツコツと皆さんのお役に立つ情報を発信していきます!よろしくお願いします。