エレベーターの清掃手順|悪臭を予防し快適な環境を保つためのポイント
公開日:2021.06.22 最終更新日:2024.05.14
このコラムでは、エレベーター内の悪臭を予防するための清掃の作業手順について解説します。
エレベーター内の清掃方法がわからない・清掃しても臭いが取れないという事業者様は、ぜひご一読ください。
エレベーター内の清掃作業の手順
エレベーターをきれいな状態に保つには、専門の清掃業者に定期的な掃除を依頼する方法が確実です。
しかし、次の業者の訪問までに日数があいている場合や急ぎで清掃を行いたい場合はご自身で清掃することも可能です。
ご自身でエレベーターを清掃する際は、トラブル・事故を防ぐために作業前にエレベーターの稼働を一時休止させ、作業完了後に平常運転に戻すことを徹底してください。
ここからは、エレベーターの清掃で特にきれいにしておきたい、操作盤とカゴ(エレベーターの内部全体)、足元の計3箇所の清掃方法を紹介いたします。
エレベーターの清掃箇所①操作盤
階数や開閉ボタンのある操作盤は、多くの人が触るので手垢や皮脂で汚れやすい場所です。
皮脂等は酸化すると悪臭が発生するので、中性洗剤を1%に薄めた水で操作盤の拭き掃除をしてください。
ボタン内部に水が浸入しないように、拭き掃除の際は布を硬く絞って使用し、仕上げに乾いた布で拭き取りましょう。
エレベーターの清掃箇所②カゴ
カゴとは、天井・床・壁・扉・巾木・換気扇など、エレベーター内全体のことを指します。
床以外は、ホコリを取り除いてから炭酸カルシウム粉末を含ませた布で汚れを拭き取り、乾いた布で仕上げてください。
ただし、エッチング・つや消し仕上げ面があるときは、表面を傷つけないように中性洗剤を使用してください。
床部分は、泥などを掃いてから雑巾で水拭きをします。汚れがひどい場合は、中性洗剤を1%に薄めた水で拭きとってください。
マットを敷いている場合は、月1回を目安に清掃を行いしっかりと乾燥させましょう。
エレベーターの清掃箇所③三方枠や敷居溝
三方枠とは、各階エレベータの乗降り口の枠のことを指し、敷居溝はエレベータのドアが開閉する足元の溝部分を指します。
溝の中のゴミや小石を取り除き、乾いた布で拭いてください。
エレベーター内の清掃をしても臭いが取れない場合の対処法
エレベーターの清掃や換気を行っていても、臭いが取れない場合があります。
臭いの原因の多くが、雑菌の繁殖・皮脂の臭い・エアコンや換気設備内部のカビなどが挙げられます。
染みついた臭いはご自身の清掃だけでは取り除きにくいので、清掃業者にエレベーター清掃を依頼しましょう。
エレベーターの清掃や換気を毎日行い悪臭の発生を防ごう
以上、エレベーター内の悪臭を予防するための清掃の作業手順について解説しました。
エレベータ内は臭いがこもりやすい空間なので、毎日清掃や換気を行いましょう。
事業所内で清掃することが難しい場合は、清掃業者に依頼してみてはいかがでしょうか。
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この記事を書いた人
編集部員 城下
EMEAO!編集部員の城下です。雑誌編集者と人材コーディネーターの勤務経験を生かし、現在はWebコンテンツの作成を担当しています。業者選定ガイドでは真っ白でクリーンな情報を届け、皆様にとって有益な知識の溢れるお城となるようなメディアを目指します。よろしくお願いします!