LED照明の設置工事でトラブルを避ける2つの注意点
公開日:2020.10.21 最終更新日:2021.08.10
LED照明は従来の照明に比べてより明るく消費電力が低いので、LED照明への入れ替えを検討している事業者様や管理者様もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、LED照明に交換する設置工事前に知っておくべき注意ポイントをご紹介します。
事前に確認しておくことによって、スムーズにLED照明に入れ替えることができますので、ぜひご一読ください。
LED照明の設置工事の2つの注意点
それではさっそく、LED照明の設置工事に関する2つの注意点を紹介していきます。
注意点①そもそも設置工事が必要な場合と不必要な場合がある
LED照明を使用する際には、専用の器具にランプを取り付ける必要があります。
その際、専門業者に依頼をして工事をしてもらう必要がある場合と、自分で取り付けられるケースがあります。
- 蛍光灯をLED照明に交換する場合
- 直管型蛍光灯をLED照明に交換する場合
蛍光灯をLED照明に交換する場合は、電気の供給方式が違うので設置工事が必要です。
また、直管型蛍光灯をLEDに交換する場合には、照明器具を交換するかバイパス工事が必要となります。
一方、以下のような場合は専門業者に依頼しなくても自分で設置することが可能です。
- 白熱電球用の器具を使用して、かつ交換するLED照明とサイズが一致する場合
- 電源ユニットが含まれているシーリングライトをLED照明に交換する場合
最近は、家電量販店などで白熱電球と交換できるタイプのLED照明が販売されています。
電源ユニットが含まれているシーリングライトの場合は、そのままLED照明に交換することが可能です。
ただし、ソケットの形状が異なる場合は、作業の際に電気工事が必要になることもあります。
また、LED照明の設置工事の必要の有無は、器具の種類だけではなく使用するLED照明のサイズによっても違います。
なるべく、購入する前に専門家に相談するようにしましょう。
注意点②設置工事に電気工事士の資格が必要になるケースがある
LED照明設置の工事は、電気工事士が行う必要がある場合もあります。
一般的に電気工事士の有資格者に作業を依頼すると工事費用が高くなってしまいますが、以下の場合は必ず電気工事士の資格を持ったスタッフがいる専門業者に依頼しましょう。
電気工事士の資格が必要になるケースとして、器具の交換やバイパス工事などがあげられます。
なぜなら、器具の交換や安定器を取り外す際は、配線作業を行う必要があるからです。
また、シーリングライトのソケットを交換する場合にも、有資格者が作業をする必要があります。
TIPS:電球型のLED照明を選ぶ際にも注意が必要
電球型のLED照明は専門業者に工事を依頼しなくても、自分で設置することが可能なケースがありますが、LED照明を選ぶ際は重量・耐熱性・調光機能の有無などの違いを確認する必要があります。
- 口金の口径サイズ
- 重量
- 耐熱性
- 調光機能の有無
電球型のLED照明を選ぶ際には、まず口金の口径サイズを確認しましょう。
一般的に使用される電球の口金のサイズは、26mmと17mmの2種類があります。
サイズが違うと取り付けられませんので、無駄な費用を使わないためにも、必ず購入前に確認することをおすすめします。
電球型のLED照明は簡単に交換ができますが、白熱電球よりも重いので注意が必要です。
アーム式の照明器具にLEDを使用すると、ランプの重量に耐えられない場合があります。
LED照明は消費電力が少ないですが、使用時には発熱して熱がこもってしまう場合があります。
ダイオードは熱に弱く、高温になると寿命が短くなってしまうので、耐熱性があるかも確認しておくと安心です。
また、白熱電球用の器具の中には、明るさが変えられる調光機能が付いている製品もあります。
調光機能付きの器具に取り付ける場合は、「調光器対応」のLED照明を使用しましょう。
LED照明を設置する際は、まず工事が必要かどうか専門業者に相談しよう!
今回は、LED照明に交換する設置工事の注意ポイントをご紹介してきました。
まずは設置工事が必要か、電気工事士の有資格者が対応する必要のある工事かを、専門業者に相談しましょう。
また、工事が必要なく自分で取り換える場合も、慎重にLED照明を選びましょう。
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この記事を書いた人
編集部員 岡本
編集部の岡本です。以前はWEBディレクターとして中小企業のホームページ制作のディレクション等をしておりました。ユーザー様の声をきちんとコンテンツの内容や方向性に反映して、より良いメディアに出来るように日々精進してまいります。