
水銀灯からLED照明への交換でトラブルを防ぐ5つの注意点
公開日:2021.06.29 最終更新日:2021.08.10
この記事では、水銀灯をLEDに交換する前に確認すべき5つの注意点について解説します。
水銀灯からLEDへの交換を考えている事業者様は、ぜひご一読ください。
水銀灯をLEDに交換する前に確認すべき5つの注意点
水銀灯をLEDに交換する際は、きちんと事前確認をしておく必要があります。
「せっかく購入したのに取り付けられなかった」ということのないように、5つの注意点をおさえておきましょう。
注意点①対応している口金のサイズやタイプを確認する
口金(くちがね)とは、電球の根元にある金属部分のことで、「ねじ込みタイプ」と「差し込みタイプ」の2種類があります。
また、それぞれのタイプでサイズの単位が異なるので、以下の表で確認してから購入しましょう。
口金のタイプ 単位 ねじ込みタイプ E=口金の直径 差し込みタイプ Gu=ピンとピンの間の長さ
注意点②LED電球の重量に気を付ける
LED電球は水銀灯よりも重く、口金の同じ大きさの電球でも70g~180gと重量に差があります。
照明器具に対して重すぎるLEDを取り付けた場合、照明器具に負荷をかけてしまいます。
一般的な照明器具に取り付ける場合は、従来の水銀灯の重さと同じくらいのものを選びましょう。
注意点③LED照明のほうが照射範囲が狭い
水銀灯は360度照らすことができますが、LEDは一直線に光を発するものが基本となります。
水銀灯に比べて照射範囲は狭いものの、最近のLEDには照射範囲が260度の商品もあるので、シチュエーションに合わせて選びましょう。
注意点④適切な色合いを選ぶ
LEDの光色には、大きく分けて「電球色」「昼白色」「昼光色」の3種類が基本となります。
3種類の色のグラデーションで多彩な色を表現し、「温白色」という電球色と昼白色の中間的な光色なども選ぶことができます。
- 電球色…オレンジがかった温かみのある色合い
- 昼白色…自然光に近い色合い
- 昼光色…青みがかったクールな色合い
注意点⑤LED照明のほうが明るい
LEDは少ない消費電力で明るさを確保できるため、水銀灯400WよりもLED60Wの方が明るく照らしてくれます。
また、点灯から水銀灯は100%の明るさになるまで時間がかかりますが、LEDは点灯した瞬間的に100%の明るさまで到達することができます。
LEDの明るさはさまざまなため、照明を選ぶ時は取り付ける場所の雰囲気に合わせた明るさを選んでみてください。
水銀灯をLEDに交換する際には重量や照明タイプなどを事前に確認しよう
以上、水銀灯をLEDに交換する前に確認すべき5つの注意点について解説しました。
LEDは水銀灯に比べて明るさや重量などが大きく異なります。
そのため、部屋の雰囲気や照明器具にあわせたLEDを選ぶ必要があります。
LEDは水銀灯に比べて省エネで明るいので、導入のメリットも大きいです。
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この記事を書いた人
編集部員 城下
EMEAO!編集部員の城下です。雑誌編集者と人材コーディネーターの勤務経験を生かし、現在はWebコンテンツの作成を担当しています。業者選定ガイドでは真っ白でクリーンな情報を届け、皆様にとって有益な知識の溢れるお城となるようなメディアを目指します。よろしくお願いします!





