POSレジの入れ替えのタイミングと入れ替えの際の注意点
公開日:2020.12.08 最終更新日:2020.12.23
「今使っているPOSレジも導入してから長いので、そろそろ新しい機種に変えたいな……」
POSレジを利用していると、このように入れ替えも視野に入りますよね。
そこで本記事では、POSレジの3つの入れ替えタイミングと入れ替えの際の注意点を解説します。
POSレジをご利用中の事業者様や、これからPOSレジを計画的に利用していきたいとお考えの事業者様はぜひご一読ください。
POSレジの3つの入れ替えのタイミング
POSレジの入れ替えのタイミングは大きく分けて3種類あります。
- リース期間・保障期間の終了時
- POSレジが故障したとき
- 消費税増税時
ここからは、それぞれのタイミングと入れ替えの際の注意点を解説していきます。
POSレジの入れ替えのタイミング①リース期間・保障期間の終了時
リース契約でPOSレジを使用している場合、リース期間の満了時は入れ替えに適したタイミングといえます。
リース期間が長期にわたる場合は期間満了のタイミングを忘れがちです。社内の関連部署で契約期間についてしっかりと管理しておきましょう。
また、似たようなケースではサポートや保障期間の終了のタイミングでPOSレジを入れ替えることもあります。
本体の保障については約1年、その後の保守期間は4〜5年ほどであることが一般的です。
期間満了のタイミングでPOSレジを入れ替える場合には、リース期間あるいは保障期間の終了間際ではなく、なるべく早く次のリースを手配すること心がけましょう。
同じリース会社と再契約するのなら問題ないですが、別の会社への乗り換えの場合は特に多くの準備期間が必要です。
システムの規模や機種のグレードの変更があれば、その分作業時間を要しますし、同一機種であっても業者による搬入・搬出や設置、本体・周辺機器の配線などの作業が必要です。
入れ替え業者の手配や契約更新、データ引き継ぎなど作業時間に余裕を持たせて、次のリース契約へと臨みましょう。
POSレジの入れ替えのタイミング②POSレジの故障時
店舗内の機器の中でも使用頻度が高いPOSレジは、本体および周辺機器に故障が起きやすいものです。
たとえば、レジ本体ではドロワーが開かない、キーや液晶をタッチしても反応がないなどの故障が考えられます。
また、本体には問題がないとしても、サーバーに繋がらなかったり、電源が入らない・頻繁にフリーズしたりなど、POSシステムに関連したトラブルもあり得るでしょう。
商品情報を読み込むバーコードリーダーやクレジットカードの決済端末の不具合によっても業務に支障が出てしまうでしょう。
このように本体やシステムの故障はもちろん、周辺機器も含めて不具合が多くなり始めた場合もPOSレジの入れ替えのタイミングと言えます。
故障をきっかけとしたPOSレジ入れ替えの注意点とは、新しい機種の選択です。
入れ替える際には以前の機種よりも機能などが多い最新型の機種が気になる傾向になります。しかしせっかく高性能の機種を導入したとしても、用途に合わなかったり、出費が負担になったりという問題が生じるかもしれません。
故障を機にPOSレジを入れ替える際には、必要な機能や周辺機器、用途や目的をはっきりさせた上で入れ替え機種を選ぶことが大切です。
POSレジの入れ替えのタイミング③消費税増税時
消費税の増税や軽減税率など、税制度が変更された際も入れ替えのタイミングと言えます。
近年では2019年10月に実施された10%への増税と、特定の品目が対象となる軽減税率という変化がありました。
税制度の変更はうまく利用すれば大幅な経費削減にもつながります。
たとえば、今回の税制変更では、税制対応に伴う補助金が政府より投入されているため、レジの導入コストが抑えられるというメリットがありました。
複数税率になる店舗など、条件を満たしたところでは経費の3分の2が返金されることもあります。
増税を機に入れ替える際の注意点としては、他の契約方法などとも比較した上で、メリットが一番大きい入れ替え方法を選ぶということでしょう。
たとえば、購入とリースでは、利用期間によって総経費が大きく異なってきます。購入の場合には、機器の購入・設定・設置などの初期費用は高くなりますが、ランニングコストはリースよりも低いです。
今回のような補助金をうまく利用すれば、初期投資や長期的なコストを抑えることができるでしょう。
POSレジの入れ替えは期間満了や税率変更のタイミングがおすすめ。故障の際も早めの入れ替えを
今回は、POSレジの入れ替えを検討すべき3つの時期について解説しました。
自店舗のPOSレジはまだ継続してもよいか、そろそろ入れ替えを検討すべきかご判断いただく材料となりましたでしょうか?
POSレジの入れ替えは、リース期間・補償期間の満了や税率変更といったある程度事前に準備ができるものだと余裕をもって進められますが、故障の場合は一刻も早い入れ替えの手配が必要です。
それぞれのポイントを押さえてスムーズに入れ替えを行いましょう。
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この記事を書いた人
編集部員 城下
EMEAO!編集部員の城下です。雑誌編集者と人材コーディネーターの勤務経験を生かし、現在はWebコンテンツの作成を担当しています。業者選定ガイドでは真っ白でクリーンな情報を届け、皆様にとって有益な知識の溢れるお城となるようなメディアを目指します。よろしくお願いします!