【物件管理者向け】原状回復業者の退去立会い代行サービスを利用するメリット
公開日:2021.07.09 最終更新日:2021.07.20
このコラムでは、原状回復業者の退去立会い代行サービスの概要とメリットについて解説します。
退去時のトラブルを未然に防ぎたい事業者様は、ぜひご一読ください。
退去立会い代行サービスとは?
退去立ち会い代行とは、借主が退去する際、管理会社や大家の代わりに原状回復業者が立会いや敷金精算業務などを行ってくれるサービスです。
退去時は、借主に修繕の義務が発生します。
もし、その内容について知らなかった場合、トラブルが発生する可能性があるのです。
そのため、代行サービスを利用して、トラブルを未然に防ぎ、解約の手続きをスムーズ化します。
実際に利用すれば、第三者の目線で物件の状態を精査し、説明を行うため借主は納得して話を聞きやすいです。
また、原状回復の経験や実績が豊富なため、大家や不動産管理会社は万全なサポートを受けることができます。
以上の理由により、トラブルを未然に防ぐことができるというわけです。
敷金精算業務は下記の観点から算出されます。
- 入居年数
- 故意や過失の有無
- 室内の状態
判例や国交省のガイドラインをもとに上記の観点から算出し、借主に精算を促すのです。
また、必要に応じて工事の手配を行い、入居前の状態に見た目や機能を回復させます。
貸主が獲得できる退去立会い代行サービスの3つのメリット
貸主が得られる退去立会い代行サービスのメリットは下記の3つです。
メリット①クレームを減少させられる
原状回復業者は豊富な知識・経験に基づいて双方が納得する説明をすることができます。
また、修繕工事費用は国が指定する基準をもとに算出されるため、借主が金額に対して疑問を抱く心配がありません。
結果的に、クレームが少なくなり、電話対応などの業務を簡略化させられます。
また、トラブルに発展する可能性が低くなるため、精神的な負担も和らげることができるでしょう。
メリット②次の入居までスムーズに行える
退去立会い代行を利用すると、退去時の立会いから精算、工事の手配まですべて専門業者が代行してくれるので、退去があったとしても短期間で次の人が入居できる状態にすることができます。
また、トラブルの発生によって空室の時間が長くなる心配もありません。
入居率を高めることで、空室による利益損失を避けることができます。
そのため、不動産収益を短期間で戻すことができるので大きなメリットになるでしょう。
メリット③故意や過失による傷を見逃さない
賃貸契約の解約後に、故意や過失による傷が見つかると貸主が負担しなければなりません。
プロの視点から劣化状況を確認しなければ、見つけられないこともあるため、素人がチェックすると見落と可能性があります。
一方、退去立会い代行サービスを利用すれば、原状回復診断士の資格を持つ専門家がチェックをしてくれます。
見落とす心配がないため、あとから費用負担しなければならないという事態を避けることができるでしょう。
退去立会い代行サービスにはトラブルを未然に防げるなどのメリットがある
以上、原状回復業者の退去立会い代行サービスの概要やメリットについて解説しました。
実際に利用することで、クレームを減らせたり、業務負担を和らげたりできます。
貸主にとってメリットが非常に多いので、利用を検討している方も多いのではないでしょうか。
「何を基準に原状回復業者を選べばいいのかわからない」
「自社に合った安心できる業者を紹介してほしい」
という要望がある事業者様は、ぜひEMEAO!にご相談ください。
業界に詳しいプロのコンシェルジュが最適な業者を完全無料でご紹介します!
この記事を書いた人
編集部員 城下
EMEAO!編集部員の城下です。雑誌編集者と人材コーディネーターの勤務経験を生かし、現在はWebコンテンツの作成を担当しています。業者選定ガイドでは真っ白でクリーンな情報を届け、皆様にとって有益な知識の溢れるお城となるようなメディアを目指します。よろしくお願いします!