天吊り型業務用エアコンが持つ2つの特徴と代表的な機種
公開日:2021.01.26 最終更新日:2024.07.11
本記事では、天吊り型業務用エアコンの特徴と代表機種を紹介します。
オフィスや店舗に設置する業務用エアコンをお探しの事業者様は、ぜひチェックしてください。
天吊り型業務用エアコンの特徴
天吊り型は、天井につるして設置して、施設内に設置された配管と室内に設置したエアコンとを直結をして空調管理するタイプです。
このタイプの業務用エアコンには、以下の2つの特徴があります。
特徴①高層階にも設置できる
天吊り型業務用エアコンは、高層階にもエアコンを設置できます。
建物を建築もしくはリフォームする際に大型の配管を至る所に設置しておけば、その配管を空調機器と接続をすることで、空調をすることが可能になるのです。
一方、壁掛け用のエアコンは、外に室外機を設置した後に壁に穴をあけて内部に設置したエアコン機器に接続して使います。
この方法では、工事自体が短くて済むメリットがある半面、室外機を設置するための地面もしくはベランダが必要というデメリットがあります。
学校や病院といった高層の建物になると、2階以上に室外機を設置する場所を確保できず、通常タイプのエアコンの設置は困難なケースが多いようです。
特徴②効率よく空気を循環させられる
天吊り型業務用エアコンは、効率よく空気を循環させられるという特徴もあります。
天井の夏の暑い空気そして冬の冷たい空気は、地面よりも天井にたまる性質を持っています。
そのため、天井から空気を送り込むことで、天井にたまった夏の暑い空気そして冬の冷たい空気を下の方に送ることができるのです。
天吊り型業務用エアコンの代表的な機種
天吊り型業務用エアコンの代表的な機種といえば、清掃サービスで有名なダイキンが開発をしたZAESシリーズです。
従来の天吊り型業務用エアコンでは、天井につるしているため清掃するときには脚立などを用意して掃除をしなければならないという欠点がありました。
しかし、ZAESシリーズは掃除をする人のことを考えた設計になっているので、リモコン式の昇降システムを内蔵することで掃除をするときにエアコンを手の届く位置まで下げることが可能です。
また、ZAESシリーズには省エネ対策も施されています。
センサーによって室内にいる人間の位置を特定して人間の表面温度を察知し、温度が高い人に優先的に空調をかけてくれます。
そして、室内に誰もいなくなったことを確認したら自動で弱風に切り替わります。
さらに、最新のZAESシリーズには、継続してきれいな空気でいられるように自動洗浄システムも内蔵されています。
天吊り型業務用エアコンは、高層階への設置や効率的な空気循環ができるタイプ
以上、天吊り型業務用エアコンが持つ特徴と代表的な機種について解説しました。
天吊り型業務用エアコンは高層階にでも設置できて、効率的に空気循環をしてくれるという特徴を持っています。
天井吊り型業務用エアコンの中でも特におすすめなのは、高機能なZAESシリーズです。
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この記事を書いた人
編集部員 河田
編集部員の河田です。編集プロダクションでの書籍編集の経験を経て、現在はEMEAO!のWebコンテンツ編集・執筆とお客様へのインタビューを担当させていただいています。日々、コツコツと皆さんのお役に立つ情報を発信していきます!よろしくお願いします。