
業務用エアコンの耐用年数は何年?寿命が短くなる原因も解説
公開日:2021.02.19 最終更新日:2023.03.23
業務用エアコンは高価な機器ですが寿命があるため、トラブルを防ぐためにも目安を把握した上で適切に運用していくことが大切です。
今回は、業務用エアコンのタイプ別の耐用年数と寿命が短くなる要因を紹介します。
業務用エアコンの入れ替えをご予定されている事業者様はご一読ください。
業務用エアコンの耐用年数の目安
業務用エアコンの一般的な耐用年数は、6~15年が目安となっています。
これだけ大きな幅があるのは、業務用エアコンといってもいくつか種類があり、それぞれ耐用年数が異なるためです。
下記の表に、タイプ別の耐用年数をまとめました。
業務用エアコンの種類別耐用年数 | |
| 13~15年 |
| 6年 |
出力が22キロワット以下の場合は13年程度になります。
その他、天井埋込型や天吊り型、壁掛け型や床置き型のものは耐用年数は6年と短くなっています。
なお、業務用エアコンを入れ替える場合に気になる設置費用については、以下の業務用エアコンの工事費用をご参照ください。
業務用エアコンの寿命が耐用年数よりも短くなる原因
上記にて解説いたしました耐用年数はあくまで目安であり、使い方によって耐用年数よりも長く利用できる場合もあれば寿命が早く来てしまう場合もあります。
ここからは、業務用エアコンの寿命が短くなる3つの原因を解説します。
原因①長時間の稼働
業務用エアコンの寿命が短くなる原因としてまず挙げられるのは、長時間の運転を繰り返し行っているというものです。
耐用年数は、一日のおおよその稼働時間を想定したうえで計算されています。
そのため、毎日24時間休むことなく稼働させると耐用年数よりも寿命が短くなってしまうのです。
24時間営業のコンビニや工場など、業務用エアコンを休むことなく稼働させる必要がある場合は寿命が比較的早く来てしまうということは念頭に置きましょう。
原因②負担のかかりやすい環境での稼働
業務用エアコンに負担がかかりやすい環境下での使用も、耐用年数が短くなる理由の1つとして挙げられます。
下記のような要因と結びつきやすい環境はエアコンにとって負担となりやすいでしょう。
- 高温・多湿
- 電源電圧による負荷
- 粉塵
- オイルミスト
- 潮風
- 硫化ガス
原因③定期的なメンテナンスを行っていない
業務用エアコンは精密機械ですので、定期的なメンテナンスが欠かせません。
メンテナンスを行なうことで不具合を早期に発見でき、故障を未然に防止できるためです。
逆に、メンテナンスを怠ってしまうと不具合になかなか気づくことができず、故障につながってしまいます。
業務用エアコンの耐用年数は6年~が目安。負担をかけすぎず、定期的なメンテナンスを
以上、業務用エアコンの耐用年数の目安と寿命が短くなってしまう3つの要因を解説しました。
業務用エアコンの耐用年数は短いもので6年、長いもので15年程度までとされていますが、負担のかかる運用を続けると寿命が短くなってしまいます。
できるだけ長く利用するためにも、定期的なメンテナンスを行いましょう。
EMEAO!では、業務用エアコンの販売・設置から保守サポートまでを一括で行う優良業者をご紹介可能です。
保守サポートに強みのある業務用エアコン業者をお探しの事業者様は、EMEAO!までお問い合わせください。
業務用エアコンの優良業者をお探しの方はこちらをご覧ください。
業務用エアコンの業者を選ぶならEMEAO!

この記事を書いた人
編集部員 城下
EMEAO!編集部員の城下です。雑誌編集者と人材コーディネーターの勤務経験を生かし、現在はWebコンテンツの作成を担当しています。業者選定ガイドでは真っ白でクリーンな情報を届け、皆様にとって有益な知識の溢れるお城となるようなメディアを目指します。よろしくお願いします!





