寒冷地仕様の業務用エアコンの3つの特徴
公開日:2021.04.12 最終更新日:2024.07.11
この記事では、寒冷地仕様の業務用エアコンの特徴や活用するメリットを解説します。
寒冷地での業務用エアコン選びにお悩みの事業者様は、ぜひ参考にしてください。
寒冷地仕様の業務用エアコンとは
寒冷地仕様の業務用エアコンとは、低気温の環境下でも正常に稼働できる業務用エアコンです。
寒冷地とは、北海道や東北・北陸地方などの冬の寒さが厳しい地域を指し、真冬にはマイナス10度以下の気温が続きます。
そのような過酷な環境下では、一般的な業務用エアコンでは十分に能力を発揮できず室内環境を暖かく維持できません。
そのため、寒冷地向けの機能や対策がとられた業務用エアコンが必要になるのです。
寒冷地仕様の業務用エアコンの特徴
寒冷地仕様の業務用エアコンは通常のエアコンと異なり、さまざまな特徴があります。
大きな特徴として、以下の3つが挙げられます。
- 凍結防止・防霜対策がとられている
- 室外機の雪対策がしっかりしている
- 通常のエアコンと比較して室外機が大きい
特徴①凍結防止・防霜対策がとられている
一般的な業務用エアコンを活用する場合、低温下では室外機の内部が凍結してしまい故障や不具合の原因になります。
その点寒冷地仕様の業務用エアコンの場合、室外機のファンにヒーターを組み込むことで凍結防止対策を行っています。
また霜取り運転中にも暖房運転できるため、絶えず室内を温め続けられるのもポイントです。
特徴②室外機の雪対策がしっかりしている
寒冷地の多くでは積雪による被害も多く、業務用エアコンも場合によっては積雪による故障もあり得ます。
室外機の中に雪が入ったり埋もれてしまったりすると、室内機の運転に大きな影響があるでしょう。
そのため、寒冷地向け業務用エアコンには雪対策用のオプションが用意されていることが多いです。
たとえば防雪フードやカバーや高い位置への設置などにより、豪雪地帯でも安心して暖房を使えます。
特徴③通常の業務用エアコンと比較して室外機が大きい
寒冷地仕様の業務用エアコンの特徴として、通常の業務用エアコンと比較して室外機が大きいという点が挙げられます。
室外機を大きくする理由は、熱交換機の面積を広くすることで多くの熱を集められるようにしているためです。
また、外気が低くても熱を生み出せる高性能コンプレッサーが搭載されていることもあり、機能の搭載により通常のエアコンよりも大きくなる傾向があります。
寒冷地向け業務用エアコンを設置するメリット
寒冷地向け業務用エアコンを導入するメリットは、厳しい寒さに見舞われる地域でも快適な室内環境を維持できることです。
通常のエアコンを寒冷地で使用する場合、不具合や故障が起こりやすくデメリットが大きいといえます。
寒冷地仕様の業務用エアコンには、厳しい寒気に耐えるための機能が搭載されているため長期的に活用することが出来るでしょう。
また、動作環境に見合った業務用エアコンを設置することにより余分な電力を使用しないため、電気料金を抑えられることも期待できます。
寒冷地仕様の業務用エアコンは低気温・積雪の対策が万全
以上、寒冷地仕様の業務用エアコンの特徴や活用するメリットを解説してきました。
寒冷地で業務用エアコンを正常稼働させるためにも、万全の対策をとっている寒冷地仕様を選ぶほうがよいといえます。
厳しい環境下での運用になるため、長期的な活用を見越している場合は寒冷地仕様の業務用エアコンを設置しましょう、
「寒冷地仕様の業務用エアコンを導入したい!」
このようにお考えの事業者様は、発注先紹介サービスEMEAO!へご相談くださいませ。
専門のコンシェルジュが、ご希望にピッタリな業務用エアコン業者のみを無料で紹介いたします。
業務用エアコンの優良おすすめ業者とメーカーを知りたい方はこちらをご覧ください。
業務用エアコンのおすすめ主要国内メーカー6社を比較!優良な販売・設置会社も紹介
地域別におすすめ業者を知りたい方はこちらをご覧ください。
この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!